そのB クーラー内部の工夫編

さて、魚投入口が出来ましたので、次はクーラー内部をキススペシャル仕様にします。

前項でも書きましたが、このクーラーには付属品は一切無く、内部にも内蓋はおろか

小出しエサ箱もトレイもありません。

私はキスのぬめりでクーラーの内部が「ネチョネチョ」になるとクーラー洗いがおっくうなので

2代目の8リットルクーラーでもキス用内容器を準備していましたが、

これはとても便利で、クーラーから内容器ごとキスを取り出して、キッチンに持ち込んだり

親戚に差し上げたりしていました。そして空の内容器だけを洗って、クーラーは濡らしたタオルで

サッと拭くだけの手軽さがとても気に入っています。

そこで、先ずは魚投入口から落ちてきたキスが収まる容器を

いろいろとホームセンターで探しました。 しかし、このクーラーの内容器寸法に合う入れ物は遂に

見つからず、困っていたら、嫁が「お茶でもしたら」と2リットルの

ペットボトルからお茶を注いでくれました。

「ン・・・もしやして・・・」とその2リットルのペットボトルをクーラーに縦に入れるとぴったりの寸法!!。

「これだっ」と一気に残ったお茶を飲み干し、早速ペットボトルをカッターナイフで切り裂きます。

そして加工したペットボトルを2本作り、間にこれまたピッタリ寸法なのを確認して

購入した保冷パックを2個挟み込むと隙間無くクーラー内部に納まってくれました。!(^^)!

ペットボトルは上部をカットしているので容積は約1.5リットル。合計3リットルで、これだけ有れば

キスなら2キロ半程度は入るハズ。(大会なら優勝圏内ですなっ(^^♪)

これなら廃物利用で材料代はタダに近く、汚れて汚くなったらまた簡単に作れるし・・・と

一寸お勧めのような・・・未だ試運転前ですが、手軽さが気に入りました。

ちなみにペツトボトルは内容器の高さより4センチ短くカットしました。 これには理由が有り、

この余った4センチを利用して小出しエサ箱と小物入れ兼用の容器を収める事にしたのです。

また、この容器は飲料の容器を兼用させる為、下写真の500ミリリットルのペットボトルが

収まる寸法も勘案してこの高さにしました。

(また片側には「冷たいのん」も入れて喜んでいますが・・(~_~;))

そして、魚投入口のパイプは突き出し長さを5センチに修正しました。

そうする事でパイプの下端がペットボトル容器の上端より1センチ下に入る形となり、

落ちてきたキスが暴れても確実にペットボトル容器に納まるはずです。

さて、その小出しエサ箱ですが、これもホームセンターにメジャーを持ち込み、店員にジロジロと

監視されながら、内容器の寸法ギリギリのサイズのトレイ状の密封容器を探して来ました。(~o~)

この「ギリギリの寸法」が大切で、少し力を加えると何とか収まる寸法ですと、何も引っ掛かりが

無くても、クーラーの底に落下する事無く、摩擦だけで固定されます。

2個にした理由は場所によってイシゴカイとチロリを持って行く事と、イシゴカイのみの時は

片方を小物入れとして利用する為です。

ちなみにこの容器で380CCで、イシゴカイなら、店にも因りますが、

1500円分の量が楽に入ります。

この容器を軽く半分程度内箱に押し入れて装着し、

後はクーラーの蓋を閉めると蓋の裏側が容器を押し、

更にクーラー内部に小出しエサ箱が押し込まれます。

こうする事で、クーラーの蓋が小出しエサ箱をぴっちりと隙間無く押さえ、例えクーラーが倒れても

エサがクーラー内部に散らばる事が無くなります。簡単に書けばクーラーの蓋が小出しエサ箱の蓋も

兼ねているのです。 もちろん、この密封容器には元々蓋も付いており、

蓋を取り付けると完全防水でエサは全く逃げる事は出来ませんが、蓋はクーラー内箱よりサイズが

少し大きく、蓋をした状態では横にしないと収まりませんでした。

そこで、後からこのトレイに収まる小型密封容器も準備し、

プライベートの釣りで500円分程度しかイシゴカイを買わなかった時などには、

この小型密封容器も携行する事にします。

さて、このペットボトルキス容器の使い分けですが、釣りに持って行く時は2本のペットボトル容器に

両方「ちめた〜いのん」を入れて、釣り場に着いたら先ずは「乾杯!!」(~o~)を

するため1本の飲み物を取り出し、そこに釣れたキスを入れてゆきます。 

1キロ程度の釣果なら、そのまま帰宅しますが、

好調に釣れると1.5リットルの容器では足らなくなり、後一本の飲み物も飲み干すなり、

取り出すなりして、空にして、すでにキスで一杯になった容器と位置を入れ替え、

またここにキスを入れてゆきます。そしてそれでも足らない絶好調となれば、(どこまで行くんじゃ(~o~))

ペットボトル容器も放り出し、キスのみを放り込んでゆく算段ですが、

まぁそこまで釣ったら200匹以上となるでしょうし、年に一回有るか無いか・・・??。

小出しエサ箱と保冷パックの容量を差し引いて最大キス容量約5.5リットル。

これ以上書くと「そんなには釣れんやろっ」と言われますのでこのあたりにしておきます。

さて・・・ようやくキスの投入から収納、小出しエサ箱まで整備出来ましたので、いよいよ次は

外回りの装備品の装着に取り掛かります。8リットルクーラーで使って良かった物や

新しい容器、装備などを取り付けたいと思っていますが、さてどうなりますやら・・。

詳細はまた次項でっ。(^^♪