そのA クーラーに魚投入口を付けました編

さて、クーラーがいよいよ入荷しましたので、早速キス釣りクーラーへの改造に

取り掛かりますが、このクーラーは魚投入口が無く、キスが釣れる度に蓋を開け閉め

していたら冷気が漏れ、保冷力が低下しますし、手数も増え、効率的ではありません。

そこで、先ずは魚投入口を設ける改造をする事にしました。

投入口と言っても、キス専用クーラーですし、他項の3リットルクーラーに付いていた

大きさで十分ですが、もっと開け易く、保温性、防水性も確実にといろいろ考えた末、

以前使っていた、シマノの投げ名人クーラーと同じような蓋を設ける事にしました。

そこで、またホームセンターでうろうろしていたら、丁度蓋に使えそうな物が・・・

カー用品コーナーで「カードホルダー」を見付け、「こいつは投げ名人の蓋に似ているなぁ・・」と

思いつつレジへ・・・。そして帰宅してからバカバカと開け閉めしてみるとバッチリ・・・!!。

上蓋に丁度良さそうです。 ちなみに価格は450円也・・・!(^^)!

ポタンを押すとバネの力で蓋が開き、カードを取り出すようになっていますが、

大きさが丁度良く、軽量です。

そして早速ホールソーで50mm径の穴を開け、

蓋部分にはいつも使って保冷力抜群なのを確認済みのリジャーシートをカットして

密封性を増すためのいわゆる「ぷちぷちシート」と共に接着。

基台部分には固定用のネジ穴も4箇所にドリルで開けました。

蓋を閉めて裏側から見るとぴったりと穴をレジャーシートが塞ぎ、保温性、防水性もパッチリ・・!(^^)!


蓋が完成したら、いよいよクーラーに穴を開ける今回最大の作業となりますが、

この穴も45mm径のホールソーで開ける事にしました。

先ず下穴を4mm径のドリルで開けて、

裏側まで貫通したら、次にホールソーで少しづつ慎重に穴を開けて行きます。

ちなみにこのホールソーは20ミリ径から50ミリ径まで6枚の刃が付属して540円の

いわゆる「バッタもん」の工具ですが、相手が樹脂ですので、こんな工具でも容易に

穴開け加工が出来ました。屋内で作業したので

切り粉が飛び散り、横では嫁が怖い顔をしつつ掃除機を持って待機していましたが・・(~_~;)

で・・天板を切り開いた所で内部の保温材は・・・と覗き込んだら「カタログに偽り有り・・」で

蓋の内部保温材は何と発泡スチロール・・・・(T_T)

「底面真空パネル+ノンフロンHPウレタン断熱で保冷力2.3倍を実現!!」

と書いて有ったのに・・・・・(ーー;)  しかし「発泡スチロールは一切使用しておりません」とは

書いてありませんし、(あたりまえか・・・)蓋の厚みは安物クーラーの倍程度も有る分厚いもので

発泡スチロールの厚みが3cm程も有り、安物クーラーに有り勝ちな、内部に発泡スチロールの板が

申し訳程度に放り込んで有る構造では無く、蓋をバックルやヒンジ部分のネジを全部外して

分解すると、蓋の内部の型に合わせて整形したスチロールが隙間無くはめ込んで有る構造で、

保温力は高そうです。 もちろん得意の発泡ウレタンで残った隙間も全部埋めましたので、

ホールソーで開けた部分もきっちりと保温ウレタンが回り、一安心。

安物ホールソーで慎重に穴を貫通させたら・・・・

次に開けた穴の断面部分から水分が断熱材に沁み込まないようにパイプを挿入する事にしました。

このパイプは例のマジョーラ塗料のスプレー缶のキャップをカットして流用しました。

このパイプ径とギリギリの寸法となるような穴径で穴を開けたのですが、

少し穴が小さかったのか、パイプを叩き込んでやっと挿入・・・でもきっちりと収まり、

隙間無く収まってくれました。(~_~)

ようやく穴が開いたら、いよいよ蓋の装着です。

カードホルダーの4箇所に開けたネジ穴にステンレス木ネジをねじ込み、クーラーの蓋に固定します。

クーラーを側面から見るとこんな感じです。

そして蓋の裏側から穴を覗き込むと、蓋のレジャーシートが

ぴったりと穴を塞いでいてくれました。!(^^)!

と・・ここまでの作業でようやく魚投入口が出来上がりました。

次はクーラー内部の改造に取り掛かりますが、このクーラー・・・価格は高めなのに

中蓋もトレイも付属していません。次項では内部エサ箱やキスの容器、保冷剤の入れ方等を

考えつつ改造を進めます。