思わぬ反響も有り、市販品に不満を持っておられる方が多いようでした。
これからご紹介するｈｉｄｅｂｕさんも私とおなじように自分で工作され、
市販品に無い長さや太さ等を追求され、すばらしいサンドポールを
作って送って頂きました。m(__)m。
素材はステンレス６ミリ径のムク棒で細い為に風の影響を受けにくく、且つ丈夫です。
竿受け部分も同じ太さの棒を曲げ加工され、ポール部分とは溶接で接合する事で強度は抜群。
竿受けの形も竿を受けやすく、且つ挟み込みにくい形を追求されたようです。
この竿受け部分の写真はムクのままですが、この部分を水槽用のエアーポンプ等に
使われているチューブ等に挿入して余分な部分をカットすれば
簡単に竿の傷付き防止も図れます。
竿受けの下２０センチの所にはシマノのエサ箱装着用にと１０ミリ径のパイプが
溶接してあり、この部分だけ太くする事で全体の重量の増加も抑えておられます。
ここもしっかりした溶接で仕上げてあり、ずれたりする心配はありません。
砂に突き刺す先端部分はサンダー等で削る事で尖らせてあり、その鋭さは
私のポールの比では無く、固い砂質の砂浜でも「スッ」と刺さり、少し力を入れれば
刺し込み過ぎるほどの鋭さです。・・・(~_~;)
石か何かに接触して先端が鈍っても少し削り直せば元の鋭さが復活しますし、
この点でも私のよりも優れています。
頂いて早速使わさせて頂きましたが、重さは４００グラム、ポールの強度は同等、
長さもほとんど同じの１４０センチながら、
その細さゆえ強風下ではブレが少ない上に砂質を選ばぬ刺し具合で
すばらしい出来でした。 こんなのが作れたら一生物で使えますね・・・・・・。(^o^)丿
私も各部の仕上げ等を参考にさせて頂き、また新しいポールの工作に挑戦
してみようと思います。
私のポールは材料や加工等、誰でも作れるように考えたものですが、
溶接、金属加工技能が高い方ならやはりすばらしい物が出来上がりますね。
自作する事で他とは違うオリジナリティー溢れる道具を持つ・・・このような事も
趣味の世界では楽しみでも有り、大切だなぁ・・と思わされた一本でした・・。
ＨＯＭＥ ＢＡＣＫ