そのH 魚投入口フタの改良編

っと・・・ここまで長々と改造して来ましたが、まだまだこのクーラーに関しては不満点が有り、

魚投入口のフタが、砂を噛むとスムーズにバカッと開かなくなる欠点が有りました。

そこでまたまた小改良してしまいました。

この魚投入口のフタですが、これはカー用品のカードホルダーの流用ですので、

仕込まれている開閉用のバネは軽い蓋を何とか開けるだけの細いバネで、おまけに錆び易い鉄製バネ。

1シーズン使ったら内部のバネには赤錆が発生し、今にも折れそうですし砂が噛んでいないのに

弱弱しくフニャッと開くだけになってしまいました。(>_<)

そこで今回はダイワのGXUシリーズの改造の時に行ったダンパーバネ取り付けの時と同じ手法ですが

錆びずに強力なステンレスバネを仕込み、フタの改善をしました。

先ずは2ミリ程度の太さのドライバー等の軸に0.8ミリの釣具店で売っている天秤を作るためのステンレス線を巻き、

およそ6〜7ターンのバネを作ります。

次にバネをカードホルダーのヒンジ部分に納める事になりますが、このカードホルダーの蝶番部分は

フタの付け根に有る、樹脂がピン状に整形されただけの凸型部分が

台座の凹型部分に少し噛み合わさっているだけなので、

強力なバネを仕込むとバネの圧力で蝶番部分が開いてしまい、外れてフタがフッ飛んでしまいます。(>_<)

そこでバネを仕込む前に蝶番部分を強化しておかなければなりません。

先ずフタの蝶つがいの位置に有る凸型のピンをニッパーで切り落とし、

ピンが有った位置に1ミリ径のドリルで穴を開けます。

次にその穴から0.8ミリのステンレス線を挿し込み、フタの開閉時の回転軸にします。

このステンレス線はバネの保持も兼ねているのでバネの穴にも同時に挿し込み、反対側の穴まで通します。

針金を通したらフタの幅より5ミリ程度長めに切り、抜けないように両端を曲げ込みます。

ここでは以前SDさんから頂いたm(__)m天秤の輪を作る為のペンチが活躍してくれました。(~o~)

そしてバネの位置がずれたり、暴れないようにバネの端を曲げ、

台座側はステンレスネジで押さえ込み、しっかりと固定します。

後はバネの力加減を見て曲げ角度を調整したらフタのとバネ強化とヒンジの剛性アップ改造はおしまいです。

この改良でボタンを押すと「バコッ」と力強く、一瞬でフタが開くようになり、

フニャッと頼りなかった蝶番部分も剛性がUPし、今までは断熱シートの弾力に負けて外れる事さえありましたが、

剛性がUPしたのに気を良くして今までより厚めのシートに交換しましたが、全く外れる心配は無くなりました。

ついでに砂が蓋の隙間から入らないようにアルミの粘着テープを貼り付けてフタの不具合点は解消デス。(^^)v


次に、今日は時間が有ったのでメゴチハサミに対してピタツキホルタ゛ーの

幅が広すぎてガタが出るのも不満だったので取り外し、

代わりにメゴチハサミの幅に合った樹脂製の押さえ具を買ってきて交換しました。

よってピタツキホルダーに引っ掛けていて外れ易かったステンレス製のごみばこはトップガンホルダーの

上部にまたまた移動・・・。トップガンの脱着時に邪魔にならないようにベルト穴の幅に引っ掛け金具を調整し、

クーラーの蓋と「つらいち」になる高さにしました。 従ってここに取り付けていた飲料缶ホルダーは撤去となりました。

缶などは何処でも置けるし軽量化の為にと思い、釣りに関する物だけを取り付け、余計なものは

クーラーが完成してから考える事にしました。(^_^;)


っと・・今日の小改良はここまでっ。

キスシーズンまではまたチョコチョコと不具合な所をいじる事になりそうです。(~o~)