投げ竿専用 フィニッシィングモーター の製作記

次に・・今度は元竿の補修、リールシートの巻糸の交換に使ってみましたが、

穂先、2番と違って元竿は全塗装されており、水道管キャップ製の(^^)竿チャックで竿を固定する場合、

蝶ネジの先端が塗装を傷付けないように、竿に薄手のロッドベルトやビニール粘着テープを巻いて

保護する必要があります。 しかし・・ロッドベルト自体に変なクセが付いて回転軸がブレたり、粘着テープを巻いたら

ベトベトと糊が竿に付着するので、これを改良する事にしました。

で・・何か緩衝材を蝶ネジの先端に取り付ければ良いのですが、これがなかなか良い素材が無く、

半ば諦めかけていたのですが、たまたま道具箱の中に使い古して使い物にならない棒ヤスリを見付け、

「これだ〜っ(^o^)丿」と早速そいつに取り付けてあるゴムのグリップを抜き取ります。

丁度使い古したヤスリが3本有り、全部抜き取ってグリップの先端をハサミで切り、

蝶ナットの先端にキュツと差し込むとこれがバッチリ・・・(^^)

元来滑りにくいように取り付けてあるグリップのゴムはネジへの食い付きも良い感じで、勝手に外れたりしません。



早速竿を装着すると、しっかりと竿をグリップしてくれました。今までは塗装してないカーボンむき出しの部分を

ネジの先端の角で竿を少しキズ付けながら素材に噛み込ませ、保持していましたが、遊びが無いので

暫く回しているとガタが出て緩んだり、カーボンに引っ掻いたようなキズが入ったりしましたが、

この改良によってゴムの大きな摩擦力のみでシットリ・・・と竿を保持出来るようになり、

遊びやガタもゴムが吸収する為に、コトコト音を発しつつ回っていた竿がブレや振動も無く、

回転するようになりました。

気を良くしてこのゴムのグリップを接着剤でネジ先端に固定し、2次改良もおしまいです。