2013年釣行記

5月22日 高浜の難波江海岸は例年どうりの時期に開幕してましたぁ・・の巻

5月22日は午後3時に仕事が片付き・・・(*^^)vその日の朝に親会社から頼まれた仕事さえ済ませれば後は何時帰っても良いのが

自営業の良いところ。サラリーマン時代のように、最低でも5時まで仕事をする必要が無いので仕事が片付いたら自由時間。( ^^)

「今日は30度近くまで暑くなったし夕方まで釣りに行こう・・」と釣り場選び。

後ヶ浜は奥村さんが昨日行って「未だ群れが小さくて型もマイクロだけ・・」と未だに鳴かず飛ばすだと教えてくれたし、

由良、神崎は先日の釣行で接岸は確認したものの・・今日由良川河口を見たら水面が茶色・・・。

3月以降、北近畿は雨が殆ど降らず、由良川の水量が極端に少なくなって、川の水質が悪化し、茶色く濁っていたのです。

「あの色はダメだぁ・・」とまるで大阪の淀川のような水が流れている由良川を見て河口に有る由良と神崎への釣行は敬遠。

「ならば・・何処の浜もキスの接岸が遅れ気味だけど、高浜の難波江ならキスがダメでも投げ錬は出来るし、行ってみよう・・」と思い付き、

エサを購入して高浜町に車を走らせました。到着は午後4時。

難波江の浜にハイエースを乗り入れると、ベタ凪。

  今日、釣り場を難波江とした理由は・・

初期の難波江に多いピンを掛ける練習を

したかったから。

先日のJC中部大会でお会いした選手に、

「今年のJC北日本セミファイナルの

開催地である新潟の村松浜は

どんな釣れ方をするんですか?。」

と質問したら・・・「ピンが多いです」

「浅いけど距離は2〜3色でも釣れます」

「結構、場所ムラが強い浜ですよ・・」と

いろいろ教えてもらい、

「北近畿でそんな感じの釣れ方に近い場所

で練習出来る浜とと言えば・・」と考え、

「似ているのは難波江かな〜」と

ここに決めた次第。まあ・・難波江はキスが

接岸するとあまり場所ムラは有りませんが、

浅いのとピン主体なのは似ているし、

距離も2〜4色に小型が沢山居るし・・」と

浜に出ました。

今年は何処も遅れていますが、

難波江もかな・・?と思ったので

今日はピンのアタリもしっかり捉えて釣ろうと

タイプRより高感度であるキススペを

一年以上ぶりに振ってみる事にしました。

  キススペコンペにキススペの組み合わせは

やはり持ち重りせずにとても軽く感じ・・

先ずは5色半に軽くキャスト。

海底の凹凸がタイプRよりもより鮮明に

感じられ、やはり感度ではキススペの

ほうが、いろんな情報が正確に、そして

高感度、金属的に伝わって来て、

仕掛けを引いていて得られる情報量が

多い・・・。
  今日も天秤の足は少し短めにカットして、

ナイロンコーティングワイヤーを接続して

仕掛け絡みを激減させた砂紋バスター


探りを入れます。

オモリが着水して10メートル程度引くと・・

早くも「ブルッ」とキスのアタリがっ。(*^^)v

嬉しくなって確認の為にすぐに巻き上げると・・
   難波江にしてはまずまずの型の16センチが

掛かっていて、キスの接岸を確認。

オモリを持ってみると・・

「あらら・・伊良湖の海水より暖かいやん」

とても浅い上にベタ凪で朝からカンカン照りで

水温がかなり高くなっている様子。

次はピンが多い3色のカケアガリ付近を探ると・・

「ツンッ・・、ツンッ」とキススペの穂先が

ピンギスのかすかな前アタリさえも捉えてくれ、

暫く砂紋バスターをゆらめかせて追わせると・・

「ブルッ、ブルルッ」と

本アタリも正確に伝えてくれ・・。
   思いどうりに、3色以内ではビンがすでに数多く

群れている様子。未だ接岸初期なので

ユックリと静かに引いてやって

8本針に最高でも5連ですが、

相手がマイクロピンで有っても、

5色付近の距離でもキッチリとアタリを

伝えてくれるのはキススペならではの釣り味。

「JC中部では・・あんなに近い距離で

釣ってたんだし、キススペを使ったほうが

良かったなぁ・・」と

反省しても後の祭り。

タイプRも決して低感度では無く、必要な感度は

有しているし、他の竿に比べて劣っているとは

思いませんが・・

感度の5段階評価で、平均が3として、

タイプRが3.5程度かなぁ・・。

キススペはやはり5点満点。

投げる事に関しては、特に重めのオモリを

弾き飛ばす反発力やコントロール性はタイプRが

勝っているけど、

キス釣りの楽しさ、さびいている時の情報量、

アタリの正確さでやはりキススペは素晴らしい・・。

と感じつつ、1時間でピンを20匹ばかり釣り・・

日が傾いて手前のピンが少なくなったので・・

遠投練習しつつ仕掛けも投げてみると・・。

何と6色半で大きな「ブルルルルッ」と良型キス

独特の引き込みがっ。
   ピンが多い印象が強い難波江ですが、

実は乗っ込み期は遠投すると結構良い

型も混じる事が経験上多いんですわぁ・・。

遠投に切り替えていきなりの22、19、17の3連。

「うわぁ・・結構いい型のがすでに居るぅ〜」

と嬉しくなって。

針数を5本に落として以降は6色を主体にさびくと

必ず良いアタリが出て・・・
   時折はピンも混じりますが、

1匹は20オーバーが混じって楽しいひと時でした。   
   結局6時までやって1時間で

20オーバーツ抜け。

ピンを掛ける練習も忘れて

キススペが味あわせてくれる良ギスの

楽しいアタリを堪能して日没と共に納竿としました。

夕方になっても、オモリを持つと暖かく、高浜方面の本格化は近いと感じた釣行となりました。

高浜町は例年、難波江→三松→若宮・・と順に開幕するので、後10日〜2週間もすれば若宮でも遠投主体にかなり楽しめそうです。

未だ接岸を初めて間もないので、水温が上がり切らない午前よりも午後からゆっくりと出掛けたほうが良さそうで、

また早く仕事が終わった日に練習に訪れようと思います。ではっ、また・・。