2005年釣行記

11月28日 野原のキスは平年並みの釣れ具合に戻ってしまったものの・・の巻。

11月28日 今日は平日ながら個人休暇がもらえ、前日の納竿大会で残ったマムシが有り、皆も「明日行くのなら使ってよ・・」と

大量にくれたので、またOBさんと野原に行くことになりました。朝方は私同様に休みとなった上ちゃん、奥村さん、じぃ〜じさんが野原を覗いてくれ、

「平日なのに満員御礼なので丹後半島に行くわ・・」と連絡してくれました。3人は伊根方面に転進したそうですが、私は前日遠征して

丸一日釣りを楽しんだのと、ロングドライブの疲れも有り、朝寝坊。 お昼前になってOBさんに連絡し、

「野原を覗いてみましょう・・」と2人で行くことにしました。

野原に着くと、好調な波止先端は2人程度と比較的空いてはいましたが、先客さんの邪魔をしてもいけないのでかねてから狙っていた

波止の対岸の岩場から投げてみる事にしました。

野原漁港波止の対岸には携帯電話の

送信所が有り、そこの空き地に車を停めて

送信所の脇を抜け、地道の急坂をロープに

捕まって降ります。
下に降りると比較的平坦な岩場が有り

この上によじ登って波止方向に

ド遠投すれば大ギスのポイントが狙える

のでは・・・と思って期待十分で竿を伸ばし

PE1.5号の細糸で投げてみることにしました。

しかし・・・タップりと刺したマムシを

追い風に乗せて6色半まで投げたものの・・

いきなりガッチリと根に掛かり、高切れ(>_<)

OBさんも同様のようで、「底はガチガチの石底

や・・・」と首をかしげています。

砂地は波止先端から5色付近までだけで、

こちらからは8色以上も投げないと届かない

距離のようで、根を好むアイナメ釣りには良さそう

ですが、キスには不適と判断して

2投のみで撤収しました。
そして野原漁港に行き、波止先端に出ると・・

サーフスキッパーズのAさんがおられ、

「昨日の大会ではどうも・・」と挨拶し、

クーラーを覗かせてもらうと・・・結構な大きさの

キスが入っており、「朝からAランクのキスを

4本釣りましたよ」と教えてくださりました。私も

Aさんの隣に入れてもらい、竿出し。

すると先端より少し下がった位置に

掲示板に書き込みを頂いた

転勤釣族さんがおられ、

また挨拶を交わし、和気藹々とした雰囲気に・・。

「皆さんで先端から楽しみましょう・・」と

3人で竿出し。一方、OBさんは

港内向けに投げて

カレイ狙いで楽しんでおられました。

暫くすると同じクラブのSさんが突然現れ、

4人でワイワイ言いつつキスの回遊を待ちます。

3時頃まではポツポツ程度で時折忘れた頃に

釣れる程度でしたが・・・。
日が西の山に傾くと・・3時半頃より波止先端の

捨石と砂地の境目よりも少しだけ先、

ほんのチョイ投げの距離にキスの回遊が

始まりました。先日同様にアタリが

有ると良型キスが2〜3連で釣れ始め・・・。
転勤釣族さんも3連で(^^)v。

今日は野原には最悪の南風が強く吹き、

波止後方の風除けと

なってくれる壁が役に立たず

寒風吹きすさぶ中での釣り。 ここのキスに良い

沖から入って来るウネリも無くてマッタリとした

海況で「今日はキスの回遊が無いかも・・」と

心配していましたが、皆で辛抱強く待った甲斐も

有ったのか、夕方のまづめ時には誰かが竿を

曲げている情況となりました。
サーフスキッパーズのAさんも一旦車に帰って

魚拓取りをされていましたが、

帰って来られた頃に丁度キスの回遊が始まり、

いきなり25〜26センチの良型3連で

一時はバコバコモード。(^^)v先程まで

底が見えていたクーラーにどんどんと

キスを放り込まれ、釣果を伸ばされていました。

その後転勤釣族さんが大型を連発。

26センチに続き27センチをゲットされ、

メジャーで測って感激されていました。
私も・・・一時は2本の竿を使いこなせ無い程の

アタリの連続が有り、またまた良型キスの

アタリと引きを楽しませてもらいました。

その後5時頃には暗くなり、

またアタリがピッタリと

止まったのを期に皆さん納竿。

今日は朝まづめ時も良かったとAさんから聞き、

やはりまづめ時は絶好の狙い目のようです。

野原のキスはここ一週間は

例年並の釣れ具合で

平静を取り戻してしまい、

11月15日前後のような

大爆発はありませんが、

大爆発以降はさして海が

時化ていない事も原因のようで、今後また

海が時化てウネリが

入って来ると、それと共にドッと

港内に逃げ込んで来そうな感じです。

今日のような最悪の条件の日でもまづめ時には

そこそこは楽しめますし、

今年1月にも30.5センチが出ていますので、

まだまだこれからも大型のキスが

これから乗っ込みを始めるイシガレイと

共に楽しめそうです。                    

って事でまた釣り場での新な出会いが有り、同じ投げ釣りを親しむものどうしですぐに意気投合。ワイワイと皆さんで楽しめました。

キスも一時は大爆発の時の半分程度の釣れ具合で気持ちよいアタリと引きを見せてくれましたし、

もう暫くは野原漁港から目が離せません。例年なら野原のキスは数は次第に減るものの、12月に最も大型が良く釣れていますので、

11月の突然変異的大爆発は前夜祭みたいなものなのかも。 これから冷え込むにつれ、峠越えの道は路面凍結も有り、私に取っては

近くて遠い釣り場になりますが、冬場ものんびりと出掛けては突然やって来る激信を楽しみに出かけたいと思っています。ではっまた・・。