シマノスーパーエアロチタニウム

 

@ ハンドルメンテ及びグリップ交換
 先日会長宅におじゃました所「このグリップ使うてみ」といただいたのが左写真一番下のたまご型の木製グリップです。会長の友人のハンドメイド品らしいのですが大変握りやすく、岩手の大アイナメ釣りの時重宝したとか。その上はテクミウムの純正グリップ
で一番上はチタニウムの純正です。 個人的には木製グリップの手触りが好みなので
付け替えて使用してます。 また、このグリップ軸は釣りの時に砂や海水で錆や腐食
しやすいので、しょっちゅうモンキーレンチで外してグリスアップしています。
小型モンキーレンチと♯3サイズのプラスドライバーで簡単に分解できますので簡単です。
A ギアグリスアップのコツ
右側の写真はリールボディーを外した状態です。これもクラブの先輩のノウハウですが、
マスターギアの中心部分にたっぷりと白いグリスを塗布してあります。
リールの心臓はマスターギアとピニオンギアですが、ここのグリス切れはギアの磨耗を
極端に早めます。 よく、回したときにゴロゴロ感があるリールがありますが、その原因
の殆どはギアの油膜ぎれにより乾燥状態でギアが噛み合い、摩擦が多い状態で
過負荷駆動(大きな流れ藻等をリールの巻き上げ動作だけで、引き上げる等)したこと
が原因です。
そのような状態になることを防止する為にギアの中心部分にグリスを多く塗布しますと、
ギアの回転による遠心力により、中心部のグリスが少しづつ外側のギアの歯面に移動
し、常に油膜が保たれた状態で回転しますので、磨耗を防止し寿命が伸びます。
次々に新鮮なグリスが供給され、歯面で擦られた古いグリスはギアの外側に押し出され
ギアの外周のボディーとの隙間に溜まってゆきます。 その古いグリスを時々綿棒などで除去し、またギアの中心部に塗布することを半年に一回位行い、他の回転部品にも
時々注油をしてやれば、メーカーが泣くほどいつまでも気持ちよく使用できます。

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