タングステン砂紋バスター

先日、タングテンデルナー天秤をオモリ部分に使用したカッ飛び砂紋バスターを制作し、

その飛びの良さ、特に向かい風の時の飛距離に気を良くしておりましたが、

オモリの号数を33号としたため、かなりの豪竿で無いと振り切れませんし、それなりの腕力も必要な事と、

そのコンテンツを見られた皆様から、「もっと投げ易い、27〜25号のも作って試し、発表して欲しいです」とのメールも

頂きましたので、早速作ってみる事にしました。

私自身も海草天秤を改造した砂紋バスターは27号を常用していますし、

投げ慣れているので、今回は27号と25号のタングステンデルナー天秤を購入し、改造して投げてみました。

って事で、またまた篭定釣具店さんにタングステンデルナー天秤を5本発注。

翌日には送られて来たので早速改造に取り掛かりまして・・・

   作り方は・・カッ飛び砂紋バスターと全く同一ですので、

割愛しますが発泡部分の長さは、

水槽実験での姿勢確認の結果。

33号は8センチでしたが、

27号は7センチ、25号は6.5センチとしました。

比べるとこんな感じで、

更に短く、空気抵抗は減少させています。
   これは・・・海草27号とタングステンデルナー

27号改の比較ですが、オモリ部分の大きさは

半分程度かと思える程、コンパンクトに

発泡材の中に収まります。

しかも流線型な先頭形状。

これまた飛びが期待出来そうです。
   出来上がったら、いつものように、

テープで締め上げ、且つデコレーションします。(^^)v

33号に比べると・・・かなりオモリ部分が短く

コンバクト。
   33号にもなると、かなりの腕力と、

穂先まで太目のそれなりの竿が必要ですが、

27〜25号なら、殆どの投げ竿で

振り切る事が出来、使い勝手も良さそうです。
   大きなボールに放り込んで水中姿勢確認。

33号同様、少し短めの発泡材でも

少し斜めに浮き気味となり、

動かすととても軽く、より引き易い感じ。

そして砂紋のバスター性能も向上している感じです。
   飛行中の想像画像。

私の竿はBX-+なので、

25号は使わないと思いますが、

27号なら、軽く振り切れますし、

33号の時のような、長めのタラシ、

そしてキャスティングスピードがアップしそう・・と

早速由良川の河川敷で投げましたが、

飛行中のブレも全く無く、軽く振り切るだけで

カッ飛んでくれました。

   33号のような、8色目の糸を半分程度

引き出す事は私のキャスティングでは無理ですが、

7色の糸を全部出す程度なら容易に狙え、

強烈な向かい風の時や、

超遠投しかキスが居ない時以外は

27号のほうが余程扱い易く、

且つ引いても軽かったです。

最も差が出たのは

浮き上がり性能と着水音の小ささ。

海草タイプに増して早く浮き上がる性能を

有しており、シュパッと突き刺さるように

小さな音で着水してくれました。

殆どの釣り場でオールマイティーに使えそうなので、

今後は27号を量産しようかな・・と思っていますが、

おいそれて箱買いを何回も出来ない価格が

唯一の難点ですなぁ・・。

まっ、砂浜でのみ、使っていれば、

年間に何個も失うものでも無し、

常時3発程度、クーラーに装着して

今後は釣りに出ようと思います。

って事で、カッ飛びタングステン砂紋バスターも各号数揃いました。これからは落ち、そして越冬キス狙いの季節、

沖の深みに潜むキスを狙ってカッ飛ばそうと思っておりますっ。ではっ、またっ。