そのF サブバッテリーを強化しましたっ
次はサブバッテリーを強化したお話です。今までサブバッテリーは通常の車に搭載されている鉛バッサテリーの大容量タイプを搭載していました。
105D32Rと言う、大排気量ディーゼルエンジン用の鉛バッテリーなのですが、搭載初期はエサ保存用の冷蔵庫を半日使っても
大丈夫だったのですが、うっかりしてそのまま放置していると11ボルト以下の電圧になり、いわゆる完全放電に近い状態。
完全放電させてしまうと、鉛バッテリーには強い負担となり、次の充電量が減少する、
いわゆる劣化が激しいのです。鉛バッテリーは完全放電に弱く、
常時満充電に近い状態を保ってやらないと、性能の劣化が著しいので、本来は完全放電まで使ってしまい易い
サブバッテリー用途には向いていません。
通常の車のセルを回すだけの働きをさせた場合は4〜5年持つ性能のバッテリーもサブバッテリーの用途で使うと長くて2年程しか
初期性能を維持出来ず、いくら充電しても電力が取り出せなくなり、寿命を迎えるのです。
そこでサブバッテリーなどの用途には、繰り返しの完全放電に強い、いわゆる電動フォークリフトなどに使われる
ディープサイクルバッテリーが適しているのですが、一寸コスト高なのと入手がやや困難なので今までは搭載を躊躇していました。
しかし・・ネットをくぐっていると、今までの搭載サブバッテリーと比べて容量がやや大きく、サイズも同等の
ディープサイクル充電に向くものが有り、その代表的なものがアメリカ製のオプティマバッテリー・・。
早速、同等の性能、大きさのものを探しましたが、新品の価格が何と一個
6万5千円也。
サブバッテリーにそんなにお金をかけられないのでもしや・・とオークションに出品されていないか探しますと・・
丁度タイミング良く、数回使用程度の中古品、それも昨年末購入されて短期間の使用のみで
出品されているものが何と16,000円で即決出品されており、早速落札。
充電試験と満充電の状態で送られて来たのが・・・↓型番D1400Sと言うオプティマラインナップ最大サイズのもの。
独特の形状をしたバッテリーですが、ディープサイクル回数は350回以上と十分な性能で、
最大瞬間電流は100A。
充電性能も素晴らしく、50Aもの充電電流を流せ、短時間で完全充電状態に復帰すると取説に書かれており、重量は27キロ。
27キロは手で持つとかなり重いですが、1トン積みのハイエースにとっては何ら負担とはならない重量であり、燃費にも影響は
殆ど無いと思います。
先ずは劣化した鉛バッテリーを取り外し・・・
そこにオプティマを取り付けました。
端子配列は逆になりますが、コードを延長して対応。
冷蔵庫駆動時のサプバッテリー電圧が12.3ボルトから13.2ボルトに向上し、冷蔵能力は向上しましたし、
オーディオの音質も力強く感じられる程激変。(~o~)
これで安心して遠征も出かけられますぅ・・。