くにさわさんのV字投げ練ビデオ&分解写真。

くにさわさんは投げ釣りを始めていきなりキススペBXを購入して振ったせいか、硬くてクセの強い竿に手を焼き、

投げる時に変なクセが付いてしまい、オモリが竿に乗らず、当然竿も曲がらずに飛距離も伸び悩み状態。

しかし・・投げ北チームで一番竿の振りが鋭く無いなぁ・・・・と皆に言われて発奮。

もっと柔らかい竿を振りこなしてから硬い竿に移行したほうが上達も早いもので、急がば回れ。皆のアドバイスもらいつつ

先ず柔らかめダイワの青竿を購入し、素直に竿を曲げる練習を開始。

ゴールデンウイークにもエボさん指導の下、後ヶ浜でキス釣りにはわき目も振らずに猛練習。筋肉痛に耐え、投げまくってから

今回また硬いキススペに戻して投げてみたら、あんなに難儀していたのにキススペBXもこんなに曲がるように

なりました。未だ反発前の押し込みは弱いですが、腰のひねり、足のステップなど、

体の使い方が上手になっており、「クセモノ」と言われる2代目キススペも

きれいに丸く曲がっています。この画像は2006年5月14日、栗田の浜で投げ錬した時のもので、ここは砂浜がフカフカに柔らかいので、

足を取られて投げ難くい場所で、フィニィシュの時に一瞬グラ付きましたが、リリース直前までは安定して振り込んでいますね・・。

投擲開始。リラックスして構えるのが大切で、

ここですでに力んでガチガチになってはいけません・・。   
さっと右腕を突き上げ、「さあっ行くぞっ」と言う感じで

後傾姿勢を取り、体重を一旦右足にかけます。

ひざを曲げて体重を受け止め、タメを作ります。

左足は地面から離れ、左前方に移動。
左足が着地した瞬間です。

充分にタメが出来た状態になり、ここから少しつづ前方に体重移動開始。

上体はそのままで、右足はしっかりと踏ん張りまだそのまま、

左足のステップにより、腰が回転を始めたところです。
右足のひざが少しづつ伸び、竿の振り込み開始。

左足でしっかり踏ん張り、腰を安定させたまま、

ユックリと始動です。 視線は斜め上空を見つめ、

胸を張り、右腕をここから突き上げ始めます。
右足で地面を強く蹴り、その回転力が腰→胴体→腕と順に連動し、

満身の力で右腕を突き上げて先ずオモリの負荷を竿先に乗せ、

次第に加速を早めて早めに竿の胴を曲げてしまいます。

ここで最初からあまりにも急激に振り込んでしまうと竿先しか曲がらず、

オモリが竿に乗らない状態になりやすいので、シッカリとオモリの乗りを

確認しつつ加速させるのが理想です。

元竿からまん丸に竿が曲がった状態になりました。

オモリがきっちり竿に乗り、きれいに曲がっています。

キススペなど硬い竿はここから加速が鈍った時点ですぐに反発が始まって

しまいますので、ここからは左腕で竿尻を引き寄せつつ、

右腕で一気に竿を押して加速が鈍らないように更に曲げ込むのが理想です。

決して前傾姿勢にならないようにしないとここからの押し込みは

出来ません。胸を張って竿先を上空に叩き付ける意識で

押してゆきますが、もう少し押し込みが足りません。
オモリをリリースした瞬間です。

ここで未だヒジが曲がっているので、一寸押し込み不足。

リールがもっと高い位置まで押し込まれると理想ですが、

押すと言うよりも竿を振り回している感じが有り、

上空に向けて押しておらず、前方に向けてリールが低い位置で

移動してしまっていますので、もう少し練習が必要です。

押し切らないままですが竿が反発し終わり

すでにオモリははるか前方を飛行中。

力を抜きつつ竿を先方に倒してゆけば良いのですが、

本人はキススペの強烈な反発に一寸手を焼きつつ

未だ力んだまま竿を振り込んでいる最中。
振り止めの時点では腰を落として重心が低く、姿勢が安定しています。
しかし、砂が柔らかくて左足が砂に深く潜り、滑ってしまって一瞬不安定な

状態に。
右足が伸びきらないようにして、

腰を落して重心を低くしてましたのですぐに安定した姿勢に復活。

道糸の放出角度に竿の角度を合わせ、スムーズに道糸が

ガイドを通過するようにして飛距離落ちを無くすようにします。

↓左側から撮影した画像です。再生ボタンをクリックして下さい。



 

1