舞鶴市 ミヨ崎灯台   駐車場スペース有り  トイレ無し
交通 車 国道27号線東舞鶴
大門松島交差点より
府道58号線を北上し
大波、平を経てミヨ崎へ
鉄道釣行は不便
季節別の釣魚 (左側に記入の魚ほど有望) 
アイナメ マダイ マガレイ イシガレイ    
マダイ キス イトヨリ カワハギ チヌ  
チヌ マダイ キス カワハギ    
アイナメ マガレイ イシガレイ      
根がかり 灯台の前方はカケアガリがきつく根掛かり多発する。灯台の左右は砂泥底で
根掛かりは少ない。
足場 低い護岸と旧道の上から投げるので足場は良い。
最寄りの釣具店 釣りエサ大浦
最寄りの温泉 近くに天然温泉は無い
最寄りの観光地 引き上げ記念公園
釣り場写真
現場の状況 舞鶴湾の東港の平と左波賀の間に有るミヨ崎灯台です。ここは広い舞鶴湾の中でも

かなり湾奥に位置していますが、大浦半島から南に突き出た地形であるため

名前のとうり岬状となっており、潮あたりが良く、大潮の引き潮時などは

オモリが流されるほどです。

灯台のすぐ際に道路がありますが、この道路のすぐ後方に

新道が開通しているので今は車が通過することは無く、車横づけで道路上から

投げても安全な格好の投げ釣りスポットとなっています。

舞鶴湾は潮の流れが緩い場所が殆どで、急深である場所が多く、泥底で

投げ釣りをしてもあまり釣れない場所が多いですが、ここはシモリがかなり沖まで

張り出しており、海底は変化に富んでいます。

写真の灯台の前には潮目が走っていますが、特に引き潮時は早く流れ、

大物もこの引き潮時に良く釣れます。

ここでの主な釣魚は5月頃にマダイ、カレイの大型、冬場のアイナメ、夏のキス、秋の

チヌなど多彩で、いづれも大物が釣れます。 ポイントは灯台からまっすぐ沖に向かって

張り出しているシモリ周りのカケアガリですが、灯台のすぐ横からこのシモリ帯を直撃

しても根掛かりが多発しカケアガリも滅法きつく、仮に大物を掛けても取り込みは

困難を極めます。私も過去に何回も大きなアタリをもらいましたが、殆どが60メートル

位沖にあるカベのようなカケアガリに食われてしまい、このあたりの岩にビッシリ付着

しているカキに道糸が擦れて切れてしまいます。

このポイントの攻略法は引き潮時は灯台の左側、満ち潮時は右側のいづれも20メートル

位間隔を空けて釣り座をかまえ、わざとシモリ帯を外して遠投し、潮の流れに

流してシモリ帯の手前のカケアガリでオモリが止まるようにします。

アタリが出たらなるべく高速で強引に巻き上げながらなるべく灯台から遠ざかる

ように歩き、灯台の前の岩場からシカケを少しでも遠ざけるようにします。

途中でポンピングなどしていると、どうしても巻き上げ速度が鈍りますので

リールのみで必死に巻くことが大切です。

エサはマダイ、チヌ、アイナメ、カレイ、キスにはマムシが良く、地掘りの岩ムシが

手に入れば最高です。

冬場のアイナメ、カレイ狙いならば青イソメでも良く釣れます。

冬は後方の山が冷たい北西風を防いでくれるので暖かく、風も弱いので

夏場よりも投げ釣りの人が多いほどです。 手前は浅いのでサビキ釣りやチヌ釣り師

が少なく、冬場の荒天時の人気ポイントです。

アイナメに限って言えば近投でも良い型が釣れています。 特に灯台周りでアサリを

掘る人が海底を掘り返した後はアイナメが割れたカキやアサリを食いに寄っており

ほんの10メートル位投げてポンクラスが入れ食いすることもあります。

近投する時は道糸をナイロンの5号以上としないとオモリが何個あっても足りません

が捨て竿のつもりで一本放り込んでおくと思わぬ釣果にありつけます。

その他の魚はなるべく遠投しカケアガリを探りますが、灯台から50メートルも離れると

海底の変化が少なく、ドロ底でウミケムシがとても多い上に何も釣れなくなります。

2分も置き竿にするとケムシに食われますので、頻繁にシカケを引いてケムシの

攻撃をかわし、魚を誘うことが大切です。 

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