そのF 試運転後の改良編
さて・・数回の試運転と釣りサンデーさんの取材も終わりましたが、やはり作りっ放しでは
いろいろと不具合点や改良点が出て来るものですし
釣り場で使ってみないと判らない不備な点も発生するものです。
でっ、今回のクーラーも小変更や改良すべき所が見付かり、
早速また改造にとりかかります。
先ず気付いたのは天板で、ここには1センチ間隔の升目が天板に彫られており、
魚のサイズを簡易的に測れるようになっているのですが、この溝に砂が詰まったり、
一旦付着すると拭き取り辛く感じました。
キスが沢山釣れ出すと魚投入口周辺には砂をばら撒く事となり、もっと汚れるでしょうし、
使用後の手入れをなるべく容易にするためには何とかしたいものです。
そしてエボ7さんの改造クーラーを見てみると
天板にステンレスのシートを張っていました。彼曰く、
「光線を反射してくれるし、汚れもキズも付きにくく、良いですよ」との事。
また、他には無いデザインのクーラーとなり、オリジナリティーも有る為に気に入って
いるようで、早速私も真似をさせてもらう事にしました。
エボ7さんは台所のシンクの防水用のステンレスシートを貼り付けたようですが、
私は汎用のもう少し分厚い0.6ミリ厚のステンレス板を金切り鋏でカットし、
天板の刻りがしてある部分を覆い隠すように、白いシリコン接着剤で貼り付けました。
おまけに、これもエボ7さんに作ってもらった投げ北ステッカーも貼り付け、凹凸が有った天板も
すっきりしました。
次に、ゴミ箱の取り付け位置が高すぎてゴミを入れにくいのと、トップガンの落下防止の為に
ゴミ箱を引っ掛けているピタツキハンガーの位置を下に3センチ程度下げ、
トップガンの落下防止も図る事にしました。
中央の2本のトップガンをビタツキハンガーで抱え込み、両側の2本は足をあらかじめ
曲げておき、写真のようにハンガーに引っ掛けます。
そしてその上からゴミ箱を引っ掛ければトップガンが振動で落下する事は無くなりました。
トップガンを外すのにはゴミ箱をどける必要は有りますが、そんなにパッチンはしませんし、
落下のほうが怖い(^_^;)のでこのようにしております。
次に長年使ってきたキス用カウンターは鉄製で表面にメッキをしてあるものなのですが、
メッキが剥がれ、錆びてしまったのと、金属製なので重いので、
軽くて錆びない樹脂製に交換しました。
今までは錆び防止オイルを塗布していましたが、これでこの手間も省けます。
更に、メゴチ鋏を押さえる電線ホルダーなのですが、鋏のバネの力に負けて伸びてしまい、
開いてしまったので、ここもピタツキハンガーに取替えしました。
そして力糸ホルダーの寸法も見直し、
力糸スプールの裏側に有る糸留めから力糸の端がつまみ易いように、
金具を交換し、クーラー側面から力糸スプールをもっと離すようにしました。
仕掛け入れとなるスピナーベイトワレットもクーラー側面から大きく突き出す
ラージサイズから、スマートなスモールサイズに換えました。
これでも仕掛け巻きが10巻入りますし、状況に応じて簡単に付け替えられます。
普段は小で大会では大きな20巻入りに付け換える事となるでしょう・・・(^^)
最後にPEカッターをベルトの装着穴に差込み、取り敢えず完成です。
キスを沢山入れたり、いろんな条件で未だ今後改良を重ねるでしょうが、
それはまたここに追加する形で書かせて頂きます。
後はキスが本格的に釣れ出すのを待つばかりです。(~o~)