ジャスト キス オーナー針開発者のコメント
JAST KISU
1 刺さりの為に、超細軸、鋭先であること。
現在、市場に存在するどのキス針よりも細軸、実釣強度ギリギリをつきつめました。
かつ、針先はロングテーパーの針先。結果として貫通抵抗が小さく、フトコロまでスパッと
刺さる。その違いは明らかに実感できるレベルに達しています。
2 半スレであること。これも刺さりの為に。
せっかくの超細軸、鋭先のメリットを殺さず、フトコロまで一気に貫通させるため、カエシは
必要最小限の半スレタイプ。 また、カエシの位置そのものも、通常位置より若干下げてあり
これによって小型キスのわずかな荷重でも初速で十分に貫通させることができます。
3 半ヒネリであること、少しでも針先を長持ちさせる為に。
向こうアワセのためにはやはり従来どうりヒネリを入れたいのですが、大きくヒネルと掛かり
はよいものの、底を引きずった時の損傷が激しい。対処策として初めて半ヒネリとしました。
これで針先の損傷をできる限り抑えながらも向こうアワセの機能も失っていない。
1投でも多く、同じ仕掛けで投げることができる。
4 「弾性で貫く」ために 針先のかすかなカーブ
細軸の針の場合、刺さる際、素材弾性によって瞬間的に曲がり、その弾性反発で魚に
刺さります。(鮎針が典型) その状況を想定しごくごくほんのわずかですが、針先を内側
にカーブさせています。弾性を生かすためのこの機能的形状は今回のテーマ「固定式天秤
で向こうあわせを突き詰める」細軸針のキス釣りにはかなりの効果を発揮します。
素材は、反発弾性を充分に発揮でき、ネバリのある「CARBON80」を使用しています。
5 波口でのバラシを防ぐ、フトコロ、針先のフォルム
引きずる速度を遅くせざるをえないときや、波口でキスが揉まれた際にも、確実にキスを
ホールド続ける幅広、ラウンドタイプのフトコロがキスの動きに柔軟に追従し外れにくい
設計です。 また、針先のカーブにより、針の掛かりどころが「掛かったら外れにくい」キスの
口腔前部周辺に集中するためバラシを減少させます。これはまた、飲み込まれにくく、
針はずしが早いため手返しの良さにもつながりマス。