こじんまりした漁港で、船も少なく、最近は漁業よりもカニの民宿が沢山有る所です。

小規模な漁港の割りには護岸や波止は整備されており、家族連れでも安全に釣りを

楽しめ、駐車スペースも広いので、夏場は多くの釣り人が訪れます。

海底は概ね砂地で所々にシモリや藻場が有り、夏場はキス、ベラ、カワハギなどの

五目釣りが楽しめ、夜釣りでは３０センチ近い大ギスや４０センチまでのマダイ、チヌが

マムシ、ユムシなどのエサで釣れています。

波止は外側の防潮壁の高さが１．２メートル程度と適度な高さがあり、竿立て不要で

夜釣りでじっくり大物を狙うのに適しています。

マゴチやヒラメも濃く、これらは釣れたキスやサビキ釣りで釣れた生きアジを泳がせて

狙います。　晩秋から春まではアイナメ、マガレイが時折釣れますが、ムラが多く、

３０センチ程度のカレイが５枚程度釣れる年や全く釣れない年が有ったりと

年によってカレイの寄りは差が大きいようです。　アイナメも漁港の近くには磯が多い割り

には大型は少なく、数もあまり釣れません。　どちらかと言えば夏場の釣り場ですが、

秋はベラやカワハギの小型がとても多く、すぐにエサを取られ、忙しい釣りを強いられます。

特に波止周りは小物が多いので、外向きに遠投して深場を狙い、エサ取りを避ける工夫が

必要です。