飲ませ釣りで狙うマゴチが投げ釣り師には有名であり、シーズンになるとだれかが竿を

出しています。春にはマガレイも釣れますが、少しムラも有り、釣れる年と釣れない年の

差が大きいようです。　この周辺は湾奥なので潮通しはあまり良くありませんし、湾口から

風が吹き込むような日には湾内のゴミが集まって来て釣り辛い時もあります。

魚連から小魚などが捨てられる為、これを狙ってアイナメやマゴチが寄って来るようですが

その分エサ取りも多く、頻繁な投げ返しも必要です。　稀にエサ取りがいない時でも

ウミケムシが多い場所ですので長時間の置き竿は禁物です。

�@の砂利置き場の護岸は私も以前４３センチ以下４０オーバーのアイナメを数匹釣った

事があり、来ればアイナメは大型ですが、製氷所の近くから投げると手前のカケアガリが

きつく、魚を掛けたら高速で巻き上げる必要があります。

ポイントは護岸の正面３色程度の所に有るイケス周りで、斜め湾口方向に遠投しても

変化が無い泥底となり、キスが時折釣れる程度となります。ここは以前４人は入れ

ましたが最近は護岸の右半分の際に定置網が設置されてしまい、２人までの釣り場と

なってしまいました。

�Aの製氷所前の護岸は広く４人程度は入れますが、時々氷を積みに船が着岸しますので

平日はおすすめではありません。　ここもアイナメの４０オーバーの実績は多い場所ですが

海底にはロープが多く沈んでおり、投げた仕掛けをズルズル引くと掛かる元となりますので

注意して下さい。　ここはカケアガリは無く、手前から１０メートル程度と深いので取り込みは

楽な場所です。　駐車場所には注意し、作業の邪魔とならないようにして下さい。

�Bの魚連前も平日は荷上げに船が頻繁に着岸しますが、午後からは少なくなり釣りやすく

なります。出来れば休日が良く、屋根が有る為雨天でも濡れずに釣りが楽しめます。

魚連の荷上げ場なのでイワシ等の小魚がこぼれ落ち、これを食いに寄って来ているマゴチ

狙いで有名なポイントですが、最近はロープやゴミが多くなり、以前に比べて釣果は落ちて

きたようです。　それでも時々イワシエサの飲ませ釣りで５０オーバーが仕留められてたり

春には中小型ながらカレイが数釣れる事もあり、結構にぎわっています。

�Cの郵便局前の小波止は３０メートル程度の短い波止ですが、比較的足場は良く、

アイナメ、マガレイ共に良く釣れる為、休日などは早くから場所取りする人がいるほどの

人気ポイントです。　波止の先端には浮き波止が浮いている為、波止延長線には投げ

られませんが、ポイントは湾口向きか魚連向きの近投ですので、ムリして先端に入れ

なくても釣りは可能です。　ここは波止付け根は藻やシモリが多いのでアイナメが良く、

泥底に変るあたりでマガレイが釣れています。　ここもあまり頻繁な仕掛け移動をすると

根がかりが頻発しますので、投げ込んだらそのままアタリを待つようにします。

小場所ですが、以外と大物が出る場所ですので、太めのハリスで一本針で狙うのが

良いと思います。