夜間走行に有効なHIDヘッドライトへの改造編

ハイエースは貨物車なのでヘッドライト、フォグランプ共に通常のハロゲンバルブが装着されていて、

普段はあまり不足を感じませんでした。

しかし・・北近畿の冬季は霧が濃い日や雪や雨の日が多いですし、冬場はカレイを求めてかなりの遠征も有り、

大概は夜間に出発して朝に釣り場に到着と言うパターンが多いので、そんな時にはやはり「明るくて悪天候時にも視界が確保出来る

HIDキセノンバルブを装着したいなぁ・・」と常々思っていました。 

また、HIDに交換すると、バルブの寿命はハロゲンランプが500時間程度なのに約5倍程度と長いですし、消費電力はハロゲン55ワット、

HIDは35ワットと省電力。逆に明るさはご存知のようにとても明るく、光量は約3倍と高効率。

そんなHID化に魅力を感じつつも時間が無くて手が付けられませんでしたが、いよいよ冬が近づき、キス釣りに行けない日が多くなると

またまたいじくりの虫がうずき出し、ハロゲンバルブからHIDに変更する事にしました。

ネットをくぐってみると、オークションで約1万円程度で購入出来る事が判り、早速落としにかかり、

10,500円で落札出来ました。以前はH4規格でHI/LO切り替えタイプのものは輸入品で5万円、国産品では10万円以上と高価でしたが、

最近は安い輸入品が出回り、購入者が多いのか、競争も激しく、そのせいか安くなったものです。

改造の前に届いたHIDバルブの説明書を

読みましたが、バンパーを外さなくては

ならないらしく「何で・・?以前にヘッド

ランプユニットを外した事が有ったし、

私は面倒なバンパー脱着を省いて

作業しよう・・・」と先ずはバンパーを傷

付けないように養生をし、ヘッドランプ

ユニットを「ガボッ」と外して作業開始。

ハイエースのボンネットは狭くて取り付け  

は大変で業者に頼む事をお勧めしますとも

書いてありましたが、配線は

簡単そうですし、先ずは座席下のエンジン

ルームに有るバッテリーから電源を

引き出し、ボンネットまで配線。

今回購入したHID取り付けキットと

ヘッドランプユニットです。

HIDは6000kの純白色をチョイス。

純正のハロゲンバルブを取り外し、

ついでにポジションランプも白色の

LEDのものに交換してやります。
LEDのポジションランプの点灯試験。

白い光でとても明るく光り、

HIDとも相性が良さそうです。(^_^)v
HIDキットのリレーボックスは

冷却液タンクの足が樹脂製で、

ここにねじ止めしました。
ハロゲンバルブに挿してあったソケットに

キットのカプラーを差し込み、

点灯電圧とHI/LOの切り替え電圧

をリレーに送るように配線します。

左の銅線はバッテリーから引き出した

12ボルト電源で、

これもリレーの電源端子に


接続してやります。
キセノンバルブに23000ボルトの電圧を

印加するバラストユニットです。

5×5センチ程度で厚みは3センチ程と

コンパクトな作りで、

ボンネット内部が狭いハイエースには

うってつけの作り。
このバラストユニットを右側用はウオッシャー

液タンクの横のスペースに

タンク固定用ボルトを利用して固定し、

配線しました。

左側用は冷却液タンクの固定ボルトと共締め

して固定し、同様に配線しました。
HIDキセノンバルブです。(~o~)

HI/LOの切り替えはバルブが

電磁石の力で


飛び出したり、引きこまれたりして

切り替える
構造です。
このバルブをヘッドライトユニットに装着し、

ロックバネで固定します。
元々付いていたゴムの防水パッキンを

かぶせ・・
配線部分の隙間から水分が浸入しないように

アルミテープで防水処理をしました。

後はヘッドランプユニットをバコンッと車体に

戻し、配線をしたら完成。
点灯試験をして点灯とHI/LOの切り替え動作

を確認します。

点灯すると最初は青白い光で点灯し、

暫く待っていると純白に変化しました。

先ずは改造成功。「車種によっては

Hi側に切り替えた時に点灯する

メーター内のインジケーターが点灯しなく

なってその場合はオプションの点灯キットを

追加しないと車検が通りません」と説明書に

書かれていましたが、これもきちんと点灯し、

ほんの2時間の作業であっけなく完了と

なりました。
ハロゲンのフォグランプと比べると白い光で

フォグが黄色く見えてしまいます。(~o~)

夜間点灯状態デス。走行しましたが、

以前のハロゲンと比べて断然前方視界が

明るく、これで安全に悪天候時にも

夜間遠征出来ますぅ・・(^_^)v

ハイエースは運転席に光軸調整ダイヤルが

有り、パッシングされない程度に角度を調整

して完成となりました。

って事で今回はヘッドランプのHID化とポジションランプのLED化で省電力で、高効率のライトに改造しました。

もちろん車検対応改造で、この白さの6000K(ケルビン)の白さまでは車検に通るそうで、走行するとセンターラインがよりはっきりと見える

ようになりましたし、かなり遠くまで光が届き、長時間夜間走行しても目の疲れが低減され、

すでにHIDを標準装備の車に乗っているあつしさんやOBさんからその良さは聞いていましたが、予想以上の効果で、これはお勧めです。


   


のメインページへ