デルナー砂紋バスターの製作

最近のキス釣りでは海草天秤を改造した砂紋バスター天秤でアタリを楽しんでいますが、

HPをご覧の皆様から「デルナー天秤でも作れますか?」とか、「デルナーでの作り方をUP

して欲しいのですが・・」といったご要望が有り、早速作って見て、その性能も確かめようと製作に取り掛かりました。

今回作ったのは海草天秤で感度と飛びのバランスが良かったのが25号だったので、デルナー天秤も25号を購入して作ってみました。

デルナーも海草も構造的には同一で、違うのはオモリの外径ですが、

これは使う発泡素材の18ミリ径のものを購入すれば良く、海草天秤よりも2ミリ程外径が太くなりますが、

太いって事は浮力も大きくなり、逆に短く作っても容易に立つ天秤が作れそう・・と思いつつ作りました。

購入した発泡材料デス。海草天秤を作った

時に購入したメーカーのものとは違います

が、素材は同様で少し長くて太いのに

2本で280円と安価でした。
発泡材料は外径が

18ミリのものでデルナー天秤の外径と

ほぼ同等で

オモリとキャップ、発泡材料の外径は

ほぼ同一のスマートなものが作れそうです。
海草天秤と同様にパイプカッターの刃を

鉛とキャップの継ぎ目に当てて

カッターを締め込んでゆくと少し隙間が

開きますので、その隙間に

マイナスドライバーの先端を差し込んで

こじると「カポッ」と鉛とキャップが分離します。
分離したら天秤の足の片側を

根元から切断。

もう片側は先端の輪の部分をペンチで

切り落とします。

海草天秤は鉛の御尻の穴から天秤の足を

抜き取りましたが、デルナーには穴が無い

ので、抜き取る工程が省けます。
発泡材料を10センチにカットして使います。
キャップがかぶさる部分は海草天秤同様に

カッターナイフで鉛筆を削る要領で

1ミリ程度切り落として加工します。
鉛が刺さる側も海草天秤と

同様に9ミリ径の

ドリルで穴を掘り、肉厚が約1ミリ程度に

なるようにドリルをグリグリと

旋回させるようにして削ります。
発泡材料の加工が出来たら

天秤の足を発泡材料の中心の穴に通し、

マッスグに反対側まで貫通したら

シリコンシーラントで接着します。

その後キャップも挿し込み接着します。
これで海草天秤同様の作業で

発泡材料とデルナーオモリが結合しました。

今夜も邪魔者が、かじって遊ぼうと

悪さをしてくれますが、


取られないように奪い返し・・(~o~)
海苔が入っていた容器に

水を入れて立ち具合を確認しました。


海草天秤の場合は16ミリ径なので

11センチで立つか立たないか微妙な

感じですが、これは10センチでシッカリと

立ちました。

より比重の高い海水ならば

天秤を装着しても


シッカリと立ってくれそうです。

今夜は4本作りましたが、左の2本は

発泡材料が9センチで何とか立つ長さ、

右は先ほど水槽でシッカリと立った

10センチのものです。

何にでも興味津々なやつが

ずっとまとわりついて邪魔ばかりして

くれますが、取られないように隠してから

天秤を作ります。

天秤は海草天秤で作った時のものを

流用しましたので、作り方はそちらを

ご覧ください。
天秤は今回も力糸が繋がる側の輪を

コンパクトに曲げてオモリ側の輪を

容易に通過するサイズとしましたので、

オモリ部分と天秤が分離出来、

大きさの割りにコンパクト

に収納して携行出来ます。

って.事でデルナー天秤を使ってより太い発泡材料を用いた事で、

海草天秤よりも短いのに浮力が高いオモリが出来ました。

2ミリアップした発泡材料の径が飛距離やブレにどの程度影響するか、アタリの出方やキスの掛かり具合などは

またテストの後に書きます。 早速明日は上ちゃんやOBさんと由良に行き、実釣じゃ〜っって事で

結果が楽しみです。