為、磯釣り師以外の釣り人は少なく、ひっそりしています。　港の周りは比較的足場の

良い岩場が至る所にあり、駐車場から少し歩けば本格的な磯投げが楽しめます。

ここでの釣魚はなんと言ってもアイナメで投げ釣り師が行く事が少ない為に釣り荒れも

少なく、大型と呼べる４０センチオーバーが多く生息しています。

足場が良い岩の上から近投で十分狙う事が出来、地元の人がひそかに楽しんで

います。　ここの海底はゴロ石や岩盤が多く、しっかりしたタックルと仕掛けを準備し

根がかりに対処する必要があります。仕掛の予備も十分に持って根がかりを恐れずに

大アイナメに挑めば、大物が釣れる確率はとても高い釣り場です。　釣季は初冬から

春までが良く、冬場の季節風が強い日でも港の近くは波が穏やかでどこかで竿を出す

事が出来ます。　春からはマダイとチヌが釣れますが、大物を掛けた場合に根に持って

行かれないように注意が必要です。夏から秋はベラやカワハギ等のエサ取りがとても

多く、夜釣りでのチヌ狙いがおすすめです。　どの魚種を狙う場合も捨てオモリ仕掛け

や針数を少なくする等、根がかりを克服するための工夫が必要です。

エサはアオイソメの房がけかマムシで良く、マムシにはイシダイが来る事もあります。

仕掛けを投入したらむやみに仕掛けを動かさず、根がかりを誘発しないようにして

下さい。　道糸は５号以上の通しでないといくらオモリが有っても足りませんので

太い糸が巻けるパワーエアロ等の大物に対応出来るリールが良いと思います。

アタリが出れば一気に底から魚を引っこ抜くつもりで、対応してください。

もたもたしていると根にもぐられますので、最初の締め込みに負けないような

硬調子の竿が有利です。　根から引き出せば後は比較的低い磯が多いので

取り込みは楽な場所だと思います。