今回はADTさんからお送り頂いたスペシャルグリップをテクニウムMgに装着してみました。
注文していたMg用スプールと共にお送り頂いたのは出来たてのスーパーサーフグリップで、
投げ北のMgを使っている5人でテスト品としてどうぞ・・と
量産型スプールを注文した上ちゃん、エボさん、くにさわさん、あつしさんには赤を一個づつ、
そして私はプロトタイプのスプールが青だったので青を一個、お送り頂きました。m(__)m
グリップの形状は今まで見た事が無い独特の形で、軽量化の為か中が大きくくりぬかれ、
軸部分にはチェッカーフラッグにADTさんのロゴが描かれたステッカーが巻いてあります。
付属品は薄い樹脂ワッシャーが付いており、詳しい取り付け説明書も同梱されていました。
それを良く見ると・・(~o~)「グリップ交換方法は投げ釣り北近畿のHPをご覧頂くと・・・と書いて有り、
HPアドレスまで書いてありました。(~o~)
そしてそれを読みながら早速長年使い続けた木製グリップ・・・これはテクニウム→チタニウム→テクニウムMgと
リールが変わってもその度に移植して使い続けたものですが、今回初めて金属製グリップに交換です。
モンキーレンチでグリップ軸の切り欠き部分を挟み、固定したら木製グリップを回して外し、
軸先端のプラスネジを♯3サイズのプラスドライバーで緩めると、先ず銅ワッシャーが外れ、
その後、グリップ軸が抜き取れます。
グリップ軸の心棒にはベアリングが2個、差し込んでありますので、先端の一個のみ抜き取ります。
そこに新しいグリップを挿し込み、残ったもう一個の、軸の先端部分に有ったベアリングをラジオペンチかピンセットで慎重に
グリップの穴に挿入します。
ベアリングがピッタリ収まったら、ネジと共に抜いた銅ワッシャーをはめ、外したグリップ軸固定ネジを使って
新しいグリップを固定します。
作業は以上で、ものの3分足らずで交換出来、誰でも簡単に行えます。
同時にお送り頂いた赤いスプールと青いグリップの対比も面白い彩りで、
キススペ色の白いボディーのリールに赤スプール、シルバーのハンドルに青グリップ・・
などといろいろな色の組み合わせも楽しめます。
下のはくにさわさんのMgですが、竿の巻き糸からスプール、グリップまでオール赤じゃ〜っ(~o~)
赤白で目立ち度抜群だぁ・・(^^)。このように赤で売り出し中のメーカーに叱られそうな色使いも楽しめマス・・(~o~)
そして一番大切な回し加減ですが、純正のグリップ軸よりも精度が高く、材質も硬いようで、
ガタは皆無でベアリングがピッタリの寸法でグリップ内部に収まり、とても軽快に回ります。
また表面加工にはこれも硬くて腐食に強いスプール同様のアルマイト処理.がされ、一見ツルツルと滑り易そうに見えますが、
このアルマイト処理はシットリとした感触で木の風合いに近い感じで、ピタッと指に馴染みます。
円形なので何処から掴みに行ってもすぐにハンドルを回す事が出来ますし、「一寸小さいかな?」と思えた大きさも
実際に回してみると、親指と人差し指でつまんでやるだけでとても回し易く、滑り難い表面加工で力もきっちりかけられます。
「グリップは木製が一番だぁ・・」と個人的には思っていましたが、やはり超精密加工の金属グリップは全くガタや
回転軸のブレも皆無で、木製に無い精緻感も有り、これもまた良いものです。
特にアルマイト処理による手触りはなかなか良い感じで、一寸高価ですが、価格相応のしっかりとした高級感も有り
お勧め出来るものと思いました。また浜に出るのが楽しみになって来ました・・(~o~)では、また・・。