ダイワキスマスターズ全国大会に参戦
キスはド遠投有利な釣れっぶりで惨敗しましたが、
全選手と親しく接してもらい、大会スタッフ、
審判の皆さんにも親切で゛機会があったらまた参加したいと思った
大会でしたっの巻
9月5日〜7日は秋田県秋田市の桂浜でダイワキスマスターズの
全国大会が開催され、参加しました。
ダイワキスマスターズは参加選手のレベルがとても高く、私なんぞは
参加するのがおこがましいような大会ですが、
せっかくブロック大会を抜けたのですし、
全国大会を楽しめたら・・と5日朝に自宅を出発。
道中、糸魚川で大雨の為に約2時間の通行止めを食らいましたが、
新潟のフイッシャーズさんに午後6時位に立ち寄り
イシゴカイと細めのアオイソメを購入し。道程約12時間、
約800キロを走って夜9時に秋田市に到着
道の駅で寝酒を呑んで車中泊をして翌日は
朝7時に起き出して桂浜に向かいました。
桂浜は広大な砂浜で、北近畿では葛野に似た浜ですが、
下見をしてみると、葛野と違ってキスは居るものの、ピンばかりで
数もあまり釣れず、他の下見の選手も首をかしげておられました。
1日目の下見では、大雨直後で濁りもあり、
ぼつぼつとピンが釣れたのみで下見を終え、
また道の駅岩城に戻って、温泉で長旅の疲れをいやし・・・
私と同じく大会に出場される北陸の村上さんと意気投合して
ビールを酌み交わし、その後また車中泊
して翌日。いよいよ全国大会の当日を迎えました。
大会の受付は午後2時半だったので、また浜に出て下見をする事になり、
投げてみると・・・なんと今日は5〜6色で良型が
バコバコに釣れる状況の変化に驚きました。
審判長で来られた花岡さんも
「今日になってようやく本格的に釣れ始めましたよ」と安堵の表情で
私も撮影してもらいました。
キスは逃がしてやるのが惜しくなる程の良型が釣れ盛り、
桂浜のポテンシャルにビックリ
お昼前になると、肩が痛くなり、
早めに下見を切り上げてホテルに向かい、シャワーを浴びて
汗を流し、16時から選手説明会。ルール説明を聞き・・
18時から予選リーグ抽選会と夕食会に望みますが
抽選会では選手1人1人順番に呼び出され、
スタッフ全員に頭を下げてお礼をし、
いよいよ抽選会場に入場です。
ここで出場選手の出身地や過去の大会での実績の紹介があり、
気恥ずかしく思いつつ席につき、いよいよ抽選会。
ダイワキスマスターズ全国大会の予選では、4名が1対1で戦って
最も沢山勝った選手が準決勝に進出するルールなのですが、
私は前年度の優勝者、高井選手と同じグループに入りました。
同じグループになった、村上さん、平野さん、高井さんと共に記念撮影を受け
インタビューに応じてから食事会となりました。
食事会でも皆さんに親切に接してもらい、ビールを酌み交わして懇親会。
懇親会が終わると部屋に戻って寝ようとしましたが、
肩の痛みが酷くてなかなか寝付けず、
いよいよ大会の当日を迎えました。
予選は、110メートル幅のエリアに選手2人が入って戦い
選手1人に審判が一人づつ付いて、
1投ごとにキスの釣果を審判に伝えるルールですが、
いよいよ予選第1試合。一戦目は村上選手との戦いでしたが、
1投目に20センチクラスばかりの7連が来て、しめしめと思ったものの、
その後は私の前からキスの群れが居なくなり、
小移動して投げようとしたらまた肩が痛くなり、
良型キスが群れている6色ラインまで
得意の砂紋バスターを投げられなくなり、
素針を引く事もあり、オモリをトップガンに
交換しましたが、それでも6色手前にしか投げられず、
後半は2連程度と低迷し、村上選手に差をつけられて敗退。
第2試合は平野選手との試合となりましたが、思いっきり竿が振れなくなり
キスが渋いエリアで平野選手も苦労されていましたが、
100グラムちょっと釣るのがやっとでまた惨敗。
第3試合は消化試合となってしまい、
6色以上でバラバラと良型キスを引っ張って来る
高井選手に比べ、私は肩の痛みでずっと5色までしか投げられず、
5色より手前にはキスは殆ど居らず、また惨敗で3敗して
予選は全敗で終了しました。
私と同じく全敗したKONGさんと苦笑い。
「まあ・・全国大会のレベルの高さを思い知らされましたよ」と私が言うと、KONGさんは、
「でも、第3試合でも負けたけど、自分なりに
納得できる釣りができたと思うし、楽しい試合だったよ」
と言っておられました。
その後全員で全国大会進出記念撮影
村上さんとも記念撮影してもらい・・
「また再会しましょう・・」とまた親しい仲間が増えました。
翌日はシード権争奪戦が有るので、
ホテルに帰る前に秋田市内の上州屋でエサを買い、
準決勝進出者抽選会と夕食会に望みます。
抽選会では、高井選手対田中選手 穴田選手対水上選手と決まり、
準決勝記念撮影
食事会の後は清水さんや平野さんとラーメンを食べに行き・・
美味しいラーメンを食べて、痛み止めを飲んで爆睡。
翌日はシード権争奪戦に望みましたが、
相変わらず距離が投げられずまた惨敗し・・・
順決勝では田中さんと水上さんが勝ち上がられ、いよいよ決勝戦
決勝戦では2人の素晴らしい釣技を見学させてもらいましたが、
田中選手も頑張っておられましたが・・
特に水上選手の遠投力と早いサビキスビードに驚き、
結果水上選手が田中選手に差をつけて優勝されました。
って事で全国大会は終了し、
今回は選手全員と審判長の花岡さんに
投げ北オイルもお渡しし・・とても喜んでもらいましたし、
竹田さんには、「お互い、遠いところまで帰るのだから、
無理せず頻繁に休みつつ帰りましょう」と
気遣って頂き、その言葉をかみしめつつ、
無事にまた800キロを走って帰宅しました。
今大会では腕が痛くて思うような釣りができませんでしたが、
全国大会のレベルの高さを実感し、
何より数週間前から現地入りして浜の清掃をして
下さった大会スタッフの皆さんや楽しく釣りを
させてもらった審判スタッフの皆さんにも
とても感謝しつつ。結果はともかく、
とても楽しめたダイワキスマスターズ全国大会でした。
お世話になった皆さん、本当にありがとうございました。では、またっ。