ダイワキスマスターズBプロック大会にチーム投げ北から
私と人ちゃん、坂元っちゃんが参戦
運よく私が全国大会へのキップを獲得しましたっの巻
7月5日はダイワキスマスターズのBブロック大会が愛知県の伊良湖表浜で開催され
チーム投げ北からキスマスターズ愛知大会を勝ち抜いた私と人ちゃん、坂元ちゃんが
参戦しました。あいにく私は用事があり。前日の下見は出来ませんでしたが、
人ちゃんと坂元ちゃんは前日入りしてしっかりと下見をしてくれており、その様子を聞くと
「ヒイラギがとても多くて沸いています。針全部に良く掛かって来ますが、
それがもし来なければキスもかなり釣れ出しているようで、
5連6連で掛かって来る事も有ります。
もぞもぞとするアタリがいつまでも続くとヒイラギなので即回収してキスを探して
探る必要があります。」と教えてくれました。ヒイラギに関しては予選の時にも
何回かひどい目にあっていのでわかってはいるのですが、ヒイラギはキスと同居人と
割り切って釣るしか有りませんし、これは地元、由良川河口でも同様で「アタリが連続して
出たらヒイラギ、即回収投げ返し」やあの嫌なヒイラギのネバネバへの
対処の仕方はわかっていますので割り切って大会に望む事にします。
未だ暗い中、2人から状況報告を聞き、受付は4時過ぎから始まりました。
そしてクジ運が悪い私が引いたのは・・

何とブルーエリアの1番とこれはラッキーでしたが、ブルーエリアは鉄板ボイント以外の
最近良い釣果が出ていない大岩方面のエリアで「何処に入ろうかなぁ・・」と
思案します。
私と坂元っちゃんがブルーエリアで人ちゃんが鉄板ボイントを含むホワイトエリアとなり、
坂元ちゃんは予選の時に優勝した縁起の良い、左端の旗際を狙って歩くみたいでしたし、
人ちゃんは、前日の下見で鉄板よりも好感触だった本部前を狙っているみたい。

人ちゃんと宗像さんに・・

坂元ちゃんと黒和君・・・そして夏目さんとKONGさんとも挨拶を交わし

今回も親睦をしつつ大会に望みます。
その後競技説明と全員でブロック大会参加記念撮影
そして予選とは違ってボディーチェックを含む厳重な
魚チェックを受けて、更に今大会ではチロリの使用が禁止されているので
選手間どうしでエサチェックもしてから、いざ1回戦の出発です。

1回戦は約60名で行われ上位16名ずつが2回戦に進出出来るルールで緊張しますが、
テクテクとカルバートの近くに歩いて行くと、同じくブルーエリアになったKONGさんも
隣に入られ、「遠州灘、表浜のヌシと言われるKONGさんがカルバート近くを選択されたのなら」
とクーラーを置き、2人並んで試合開始のホーンを待ちます。
やがて、試合開始。先ずは予選の時に良かった4〜2色を探ろう・・と
今日は沖合に台風が来ているのに海は穏やかで、予選の時は高波で流されて
発砲オモリは使い辛かったのですが、今日は「私得意の超高感度砂紋バスター
も流されずに使えそうじゃ〜」と1投目は5色に投げ込んでアタリを待ちます。
しかし・・4色でアタリは出たものの、あの、いつまでも続く、鋭さが無いヒイラギのアタリで
即回収。やはりヒイラギの6連で今日もヒイラギが沸いている様子。
それなのに、隣のKONGさんは1投目から単発ながら中型キスを引っ張って来られ、
「さすがじゃ〜」と思いつつも焦ります。ヒイラギはズルズルと長く引き続けるほど、
邪魔をされる確率が高いので、試合前にKONGさんに、
「昨日はキスが何色で食いました?」と聞くと
「4色、5色で食ったよ」と教えてくれたので、今度は6色に投げ込んでズルズル引かずに
仕掛けを止め気味にして5色〜4色半付近でキスを待つ事にしました。すると・・
期待どうりに、「ブルッ、ブルブルッ」と5色でアタリが出て、暫くするとアタリが止まったので
キスと確信して回収すると、ダブルで私も14センチ程度の中型キスを釣る事が出来ました。
「キスは5色で食って来て、周囲の選手の様子からすると、
2色や1色半付近の手前まで引っ張っても掛かって来る様子は無いなぁ・・」と
判断し、以降は6色に投げては5色をメインに4色まで、
ジックリ、ユックリとヒイラギの猛攻からのがれられる事を祈りつつ、単発ですが、
キスを追加してゆきます。

私は今回、赤イソメは持参していませんでしたが、KONGさんは細めの赤イソメを使って
上手に中型キスを掛けて来られ、さすがです。
でも。私にも5連も来たりして・・カルバートの近くでも次第にキスの食いが良くなって
いい感じ。

キスの活性が上向いて来たのを嬉しく感じつつ釣っていたら、
日が高くなって来ました。暑くなってくると、
不思議とヒイラギも減って来て、その後KONGさんはやや私から離れて右方向に
移動されましたが、私は終始カルバートの近くで釣り続けました。
キスの数も20匹を超えて釣る事が出来た頃、
早くも試合終了のホーンが鳴り響き、
検量をすべくまた延々と歩いて駐車場まで戻り、計量してもらうと、
301グラムでした。やはり、ブルーエリアの釣果はホワイトエリアに比べてかんばしく無く、
301グラムでもエリア3位に入れ、2回戦に進出する事が出来ました。

KONGさんも193グラム釣って2回戦進出を決められました。

残念ながら、大岩を超えて旗の近くまで行った坂元ちゃんは釣果がかんばしく無く、
1回戦敗退となってしまいました。残念〜。
一方、思いどうりにホワイトエリア本部前の下見で良かった場所に入った
人ちゃんですが、

何と15本針に9連も有ったそうで、436グラムも釣って
私と同じブロック3位に入り2回戦進出を決めましたっ。



ホワイトエリアでは何と751グラムも釣った選手が居て、脅威ってか、「どうしてあの状況下で
1人飛びぬけて釣られたのか不思議ですなぁ・・」とKONGさんも言ってましたし、
私もそう思いました。
その後2回戦進出者の呼び出しが有り、私とKONGさんも揃って2回戦進出です。

2回戦進出を人ちゃんと2人で祝福しあい・・

今大会でもまたお会いした湘南の斎さんでしたが、斎さんは釣果がかんばしく無かったようで、
苦笑いされてましたっ。

って事で2回戦進出者の発表が終わると、また浜に移動して厳重な魚チェックを受けて
2回戦の出発です。
私と人ちゃんは3番スタートで共に出発し、「今度は、良く釣れている鉄板エリアが有る
ホワイトエリアに入ろうかなと思いましたが、
人ちゃんが入った場所なんかは、人ちゃんの9連掛けを見た情報が流れており、
1番スタートのシードの角張さんも本部前に突入され、人ちゃんを含めて
まさに激込み状態。シマノのセミファイナルと違って10メートルルールも無く、
KONGさんも含めてまさにひしめきあっている状態。
私は・・そんな状況に嫌気がさしたのと、カルバート横での釣りが尻上がりに良く
なって行った状況から、殆どの選手が向かわなかったブルーエリアにまた入って
今度はカルバートの手前すぐ横にまたクーラーを置きました。
2回戦進出者の中から、8名が全国大会進出ですが、1回戦の状況からすると、
400グラム後半のグラム数を釣らねばなりませんが、2回戦は1回戦の2時間よりも30分短い
1時間半で、尻上がりに良く釣れるようになったとは言え、400グラム台後半のグラム数を
釣る事ができるのかは微妙〜てか無理かも知れませんが、私は激込み状態の
叩き合いが苦手ですし、カルバートより先の場所に1人入っただけで
周囲はで誰もおらず広々しており、「ここでやれるだけ、やってみよう」と腹を決め
ホーンと共に第1投をまた6色まで投げ込んで5〜4色を丁寧にさびきます。

すると・・何と1投目から明確なキスのアタリが出て、ダブルでスタートが切れましたっ。

ヒイラギも混じってはいますが、中型の14センチ程度のをダブル、トリプルと数を
伸ばして行きます。2回戦でも、時にはヒイラギ無しの6連が有り、

明らかに1回戦の時よりもヒイラギは少なくなり、キスの活性は良くなって来ました。
「カルバートから、結構な水量の真水が流れ込んでいるけど、狙っている5〜4色辺りまで
真水が混ざって好条件になっているのかなぁ・・」と潮はゆるく右へ流れているので、
真水が混ざる、カルバートの右側に入ったのですが、混ざっているかはわかりませんが
試合時間は残り20分。「未だ、350グラム程度しか釣れて無さそうだわ・・やばいなぁ・・」
とは思いつつ、もともと、全国大会なんぞは夢のまた夢状態。「後20分、やれるだけの事はして
悔いだけは残らないようにしよう・・」とまた6色に投げ込んで、時間が迫っている中ですが、
ヒイラギの連がけによるロスだけは避けたいので、またジックリと仕掛けを止めつつ
ユックリと手前に5色まで引いて来ると・・・突然、
「ガンガン、ぶるるっ」とキス独特のアタリが出ました。
「よしっ、連掛けじゃ〜」と暫く、キスのアタリを楽しみつつ引き続け、
回収すると、何と16センチ程度のちょっと良い型の中型4連で思わず写真撮影。

「これで、400グラムは超えたかなぁ・・」しかし、1投に時間をかけてさびいたせいか、
残り時間は約7分。おそらく1投しか出来ません。
約2分でエサを刺し終え、すぐに最後の1投。6色に投げ込んで5色でアタリが出て、
「キスでありますように・・・」と願をかけつつ、
祈るような気持ちでさびき続け残り1分まで粘って
回収にかかります。見えてきたのは先ほどよりもやや型は小さいものの、2回連続の
中型の4連でした。

すぐに試合終了のホーンが鳴り、4連の記念撮影をして検量に戻ります。
釣れたキスは約25匹でした。

計量してもらうと、466グラムであの4連2連発で何とか目標としていた400グラム後半まで
グラム数を稼ぐ事が出来。結果はともかく自分なりにやりきった感はあり、
悔いは残らずほっと一息。ところが・・検量が進んで行くと、400グラム台を釣った選手が
7〜8名も居て、トップは
600グラム台ですし、500グラム台もKONGさんを含めて2名もおられました。
しかし、何と私は400グラム台では2番目の5位に入れ、「やったぁ全国大会じゃ〜」と
バンザイしました。人ちゃんは、叩き合いが酷くて、2回戦では不調で
2人揃っての全国大会とはならず残念でした。
最後の1投の4連が無ければ、おそらく400グラムに届かなかったと思われ、
まさにぎりぎりでの5位獲得でしたっ。
大会結果のPDFはこちらから→b780e7ac31cdc08879dbb3386761c8784f20fbc5.pdf

表彰式では5番目に呼ばれて全国大会へのキップを頂きましたっ。


全国大会進出者の記念撮影です。

伊良湖表浜での釣りをいろいろと惜しげも無く教えてくださり、前日の下見の様子まで
教えて下さった3位のKONGさんと並んで記念撮影。KONGさんには本当に感謝しか
ありません。

「お互い、初のダイワキスマスターズ全国大会ですね。全国大会でまた楽しみましょう」と
笑いあってまた親睦が深まりました。
表彰式の後は、全国大会進出者に対して説明会がありました。

って事で、シマノは今まで4回全国大会に行かせてもらいましたが、ダイワは初めてで
どんな結果になろうとも、また全国大会を楽しみながら、親睦も大切にしつつ
9月の秋田に行ってきます。
今回も伊良湖に行ったら「うなぎ」って事でとても美味しいうなぎを食べて

帰宅しました。
明日は全日本サーフのクラブ対抗キスで今度は京丹後市まで走って連戦です。
くたくたに疲れていますが、うなぎも食べて精もつきましたので
何とか頑張ります。では、またっ。