ササメアスリートカップに参戦し、何と初優勝して皆から祝福してもらいましたっ

全日本キスでは人ちゃんが28センチのキスをゲットしましたっの巻

6月22日は京丹後市の葛野浜でササメ針アスリートカップが開催され、参戦しました。

前週のシマノジャパンカップ全国大会では良型キスが全く釣れず情けない成績でしたので、今回こそは何とか大き目のキスを

釣りたいと思いつつの挑戦です。

午前3時に自宅を出発し、五輪堂さんで赤イソメを購入し、イシゴカイは前週の残りを使う事にして4時過ぎに現地到着。

クーラーに保冷剤を仕込んだり、仕掛けを準備し、受付の列に並びました。



列に並ぶと、今回も高野さんの姿が・・


「おはようございます。ダイワの伊良湖では素晴らしい成績で感服致しましたっ」と

挨拶すると、「今回キスは小さいのが多いみたいなので、20匹の重量を稼ぐのに難儀しそうだなぁ・・」と言われてました。

ササメアスリートカップですが、ジュニアの部や女性の部も設定されるなど、ファミリー的な要素も多く、

他のメーカーの大会と違って皆さん気軽に参戦しておられる感じで、駐車場では皆さんが再会を喜び、

挨拶をされていて、私もシマノジャパンカップ全国大会で一緒に戦った妹尾さん、


そして田中さんと歓談したり、


北陸のケンさん、ヨッシーパパさんとも歓談。


チーム投げ北からは人ちゃんと真弓さんそして伊太郎さんとも久しぶりに再会。


皆さん、相変わらず元気そうで何より。梅雨入りして心配された天候も、午前中は大丈夫そうで、

あまり暑くも無く、海はベタ凪でキス釣り日和になって皆で喜び合います。

しかし・・相変わらずクジ運の悪い私が引いたのは・・



170人の参加者で何と167番と、ドン尻の出発順となってしまいまして、これでは、良い場所には入れそうにありません。

私より後ろには、ムナカタさんたちほんの3人程が並んでいるのみで、それでも「頑張りましょうね・・」と

声を掛け合い、


出発順の列に並んで待機し、クーラーチエックを受けていよいよ出発。

ケンさんや坂井さんに続いて、私たちドン尻組もトップから約5分遅れて出発となりました。


この出発順では歩いても場所は空いていないだろ〜し、と本部から200メートル程度、箱石側に歩き

クーラーを置きました。

約100メートル先には狙っていた出っ張りが有ったのですが、そこは先客がずらりと・・


ってことで、私はワンド状になっている場所でも、少しでも深く見える場所に入ろう・・とクーラーを置き、いざ競技スタート。

先ずは1投目…4色に投げ込んで、時折仕掛けをステイさせながらサビキます。



2色から3色半の距離には少し黒く見える場所があり、藻などが溜まっている様子。

仕掛けが3色に入ると・・・ブルッ、ブルブルルッと結構良いアタリが出て、逃がすまいと巻き上げましたが、

痛恨のバラシ・・巻き上げ中に結構な抵抗感があっただけに残念無念・・

すかさず2投目も4色に投げて、するするとさびき、3色からジックリとさびきます。

すると・・今度も2色半から明確な、ブルルルッと結構な当たりが出て、・・今度はすぐに上げずに

連がけを狙おうと仕掛けを止め気味に待っていると、ブルンッ、ブルブルッとアタリが連続して

「いい、アタリだあ・・」と辛抱たまらず、巻き上げ開始。

釣れてきたのは15センチ程度の4連で先ずは150グラム程度稼げたかなと思える釣果にニンマリ。


しかし、3投目は藻の中に投げ込んでしまい、素針。

藻の際には周囲でバラバラ釣れているビンキスよりも良い型のキスが居る事が判ったので、

手前の1色以内で釣れているピンギスは狙わず、また4色までコントロール良く投げ込んで、2色半で仕掛けを止めつつ

待っていると、また、ブルルンッ、時にはゴンゴンと良いアタリが連続して出て・・

「2色半に、良い型のキスが居るぞ・・」と嬉しい発見に喜びつつ。巻き上げ開始。

釣れてきたのはまた16〜14センチの中型の4連で慎重に取り込みます。



「よしよしっ、また130グラム程度稼げたそ。」と両隣の方は1色でピンをパラパラと2〜3連で釣ってますが、

あの6〜7センチサイズでは1匹釣っても10グラムにも満たず、検量既定の20匹を合計しても、せいぜい200グラム程度。

運よく、私は8匹で300グラム以上は確保出来たので、投げ損なってしまうと藻に仕掛けが絡むリスクは有りますが、

4色まで投げては2色半で藻の際を仕掛けを止めて待つ作戦を続行。

エサは葛野の中型キスには赤イソメが効くようで、赤イソメを3センチ程度に少し長めに刺しては投げ込みます。

6投目、ブルッ、ブルブル、ゴンゴンガンガンッと良型のアタリがまた連続し、巻き上げると

18センチ2匹に14センチ1匹の3連で、これで400グラム代確保かなと・・。


「これは、周囲の釣れ具合からして、結構、いい線いってるかもっ」と嬉しくなって来ました。

暫くすると、ケンさんが、「ビンしか釣れません・・」と隣に入られ、

波口で見事な連がけをしてくれましたが


「先程まで、3色手前で良い型が揃いましたよ」と伝えると、

ケンさんも4色まで投げておられましたが、やはり、ピンギスが沢山居るのは力糸の範囲のみで苦笑い。

8時を過ぎたその頃より、私の仕掛けにも、もう2色半では何も掛からなくなり、暫くして近くの出っ張りが空いたのをみて

ケンさんは移動して行かれました。

3連続素針を引いたのを機に私も1色以内のビンを3連、4連と拾って、少しづつ重量を稼ぎ

検量既定の20匹を突破してほっと一息ついていると・・関東の遠藤さんも隣に入られて、



「遠目に見てたら佐織さんが好調に釣っておられたので入らせて下さい・・」と

「どうぞどうぞ、でも、もう良い型のキスは居ませんよ・・手前ではピンならいくらでも釣れますがね・・」と

並んで釣りを続行。「近くのピンでも、少しでも良い型を確保したい・・」とエサを石ゴカイの1匹着けに変え

2人して辛抱強く釣り続けます。

暫くすると、田中さんも来られ、「ビンしか釣れません・・」との事

「モーニングサービスで400グラム程度、稼げましたよ。」と言うと、

「いいなあ・・」と田中さんも辛抱強く、ピンを連がけされていました。



9時前になり、もうほんの力糸の範囲でのみ、5〜7センチのビンが3連4連と釣れるのみの状況と

なりましたが、私は早くもエサ切れ・・遠藤さんが、「石ゴカイなら有りますよ」と言って下さいましたが、

赤イソメは早々に無くなり、石ゴカイは前週の残りエサをうっかりして

少しだけしか持って居なかったのが災いしてしまいました。

赤イソメを長めに刺したり、イシゴカイも1匹づけにしたのがエサ切れの原因で

大会なので、もう少し余裕をもって準備せねば・・と反省。

しかし、もう20匹を超えて釣り、検量対象は達成したし、重量が稼げない、力糸の範囲に居るマイクロビンをいくら釣っても

ほぼ結果は同じ・・と9時に竿をしまい、検量に向かいました。

検量場に着くと、検量中の選手は、ほんの数名しかおられず、20匹を慎重に選別して提出します。


提出したのは18センチまでの中型キスが殆どでピンは3匹。計測してもらうと、

501グラムと500グラムを超えて、嬉しい・・。

暫くすると、人ちゃんやエース君も帰着して、やはり、ビンが多かった様子



くまちゃんも、大量に小型キスを釣って来ていて、20匹を選別するのに苦労していました。(笑)

妹尾さんはさすが・・20センチオーバーを含んで沢山釣って来られてニンマリ・・箱石手前まで歩き、やはり私同様に

朝方の時合いに2色半で良い型を仕留められたそうです。

「エサは、チロリではキスが小さくて、大きいのはすべて石ゴカイの1匹づけでしたっ」と言っておられました。

遠藤さん、ムナカタさんも、ピンはいくらでも釣れたそうで、ニコヤカに検量提出。


集計待ちの間には全員で記念撮影がありました。


先ずはジュニアの部の表彰があり、結構見事な成績で皆さん感心していました。


暫くすると、一般の部の結果発表。何と、優勝してしまいましたっ。



準優勝は妹尾さんで、20センチ程度のキスをゲットされ、見事な成績で・・


2人で健闘をたたえあいました

アスリートカップ、WEST大会、初優勝でとっても嬉しかったです。

地元の浜なのに、葛野はいつも難しい浜で攻めにくく、攻略に苦労しており、

クライマックスステージには1回しか出場出来ずにいましたが、今回はモーニングサービスの時間帯に

運よく良い型の群れに遭遇して重量をかせぐ事が出来、良い成績をおさめられて満足出来る大会でした。


副賞には表彰状と優勝カップ、そして2万円分のギフトカードを頂きましたっ。


くまちゃんは10位で入賞、おめでとうございましたっ

レディース賞はムナカタさんが受賞されてニッコリと賞品を獲得されていました。関東からの遠征、ご苦労さまです。


表彰後には、優勝インタビューを受けて何だか恥ずかしかったです。

ちなみにキスの最長寸は四国の中矢さんが釣られた21,3センチでしたが

全体的にみると、20センチを超えるキスは3匹程度と僅かな数しか釣れていませんでした。

って事で帰宅し、明日は全日本キスって事で準備をしていたら雨が降り始め、町内会の用事も入ったので

参加を断念し、審査時間に会場に行ってみました。

審査会場に着くとチーム投げ北のメンバー、モリさん、

トキ姐、人ちゃんとも合い、「雨の中、ご苦労さん」とねぎらいまして・・・



東海からは井上さんも参加されていて、結構良い型のキスを天橋立で釣られていました。



圧巻は人ちゃん、何と28センチオーバーのキスをゲットしてニッコリと・・




トキ姐さんは他魚の部にマゴチを提出してしてやったりの表情



神戸投翔会の松原さんは、57センチのクロダイをキス仕掛けで釣られて皆が驚いていました。


つって事で、全日本キスは天候不良の影響でやや参加者が少なかったですが、ほぼ全員が

釣果を提出されていました。

以上、ササメアスリートカップと全日本キスの釣行記でしたっ。

ちなみに、本日釣れたキスはまた南蛮漬けにして、美味しく頂きましたっ。

暑い夏場は良く冷えたビールと南蛮漬けが旨いですなぁ・・では、またっ。