シマノジャパンカップ全国大会は坂手選手が異次元の超高速さびきで
良型を次々と釣り上げ、見事に3連覇されましたっの巻

6月15日〜16日はシマノジャパンカッブ全国大会が今年も鳥取県米子市弓ヶ浜で開催され、

私も昨年度3位のシード権があり、参加させてもらいました。

前日の金曜日早朝に到着し、浜を見渡すとキス網の船が5艙程度、2色付近をキス網を引きつつ

キスの漁をしていました。その様子を見て・・「あれでは良い型のキスはごっそりと取られてしまう・・」と

皆が言っていて、私も、「ピンの数をいかに拾うか・・の戦いかぁ・・」と頭を悩ませつつ、

試しに朝から下見をしますが、予想どうり。3〜1色で小型は数出ますが、20センチを超えるような大型は皆無で

昨年のような、5本針に殆ど20センチオーバーが1、2本混じって好調だったのとは大違いの釣れ具合。

しかも、今期からは針数は更に減らされて3本針の規定・・手返しの遅い

私が最も苦手なピンの数を釣らねばならず、下見の結果もさんざんでした。

早々に下見を切り上げて米子ワシントンホテルにチェックインし、皆さんにも下見の状況を聞きましたが、

皆さん口を揃えて「殆どが10センチ程度のピンで15センチを超えるサイズも時折釣れるけど数が少なくて釣れ続かないわ」と

言っていて、午後5時からの出発順の抽選会のクジを引きます。

私の引いたクジは7番でしたっ。



その後前夜祭が開催され、米子市長も来賓で来られておられ、ご挨拶を頂きました。


その後選手全員が自己紹介や決意表明を行い、皆で歓談し、懇親会は終わりました。

参加者全員にはネーム入りステッカーとネーム入りタグもお贈り頂きました。



そして翌朝。弓ヶ浜に選手が揃い、A、B、C.ブロックに分かれていざ出発。



5秒間隔で思う釣り座に向けて出発し、試合開始時間となって投げ込み開始。

投げ込んですぐにプルプルと小さなアタリが出ますが、やはり予想どうり、私の釣り座からは2色に投げても

5色に投げようとも10センチ程度のピンばかり。



「こんなのをいくら釣っても重量が稼げ無いわ・・・」と思いつつ、早くも1回戦は終了し、検量してもらうも、300グラム程度で

運よく中型の群れを見つけて600グラム程度も釣って来た選手に水を開けられる始末。

続く2回戦、そして1日目最後の3回戦でも良い型のキスを釣り上げられず、

1回戦同様の成績で、夕食懇親会の時に配布された1日目の成績表を見ても24人中で20番目と散々な結果となってしまい、

ガックリ。

「明日はもう少しでも良い型のキスを釣りたいなぁ・・」と思いつつ、爆睡し、翌朝は3時起き。

2日目の第4試合は午前5時から行われましたが、

私はいくら頑張っても、昨年仕掛けをステイさせて良型をホイホイと釣ったやりかたをしても、良い型のキスには

見向きもしてもらえず、いくらやっても、何をしても、相変わらずこんな状態で・・



良い型のキスは全く仕留められず、2日目の4回戦、そして5回戦も終わってしまい、

ケツから2番目のブービー賞に苦笑いするしかありませんでした。

今回は弓ヶ浜のキスに全く手が合いませんでした。

予選でのトータルでは黒田選手が1位、神崎選手が2位、坂手選手が3位となって決勝戦に進出しました。



そしていよいよ決勝戦。黒田選手は手前1色でピンの数を釣る作戦、神崎選手は2〜3色を丁寧に引いて

比較的良い型も狙うスタイル、一方、坂手選手は軽めのオモリを4色付近まで投げ、

そこから超高速でまるで回収している時のような早いサビキであれでキスが掛かるのかなぁ・・と皆が言う中、

見事にほいほいとキスを掛けられて、時には17センチ程度の良型を交えて好調に釣られ、

黒田選手、神崎選手が600グラム代だったのに対し、700グラム以上も釣り上げて見事に優勝、3連覇を達成されました。



優勝〜3位までの選手にはカップと副賞の大きなスイカは5位までの選手に贈られました。

おめでとうございました。



私は昨年一緒に決勝戦を戦った東条さんと「また、来年セミファイナルで頑張りましょう・・」と

熾烈な全国大会の労を2人でねきらい合って、帰宅しました。



って事で、今回の全国大会ではこっぴどい目に合いましたがこれに懲りず、また頑張ろうと思います。ではっ、またっ。