2017年釣行記

9月9日 シマノジャパンカップ関西大会に参戦。相変わらず9月の葛野は渋くて難しかったですが、

何とかセミファイナルのキップをゲットしましたぁ〜の巻

9月9日はシマノジャパンカップ関西大会が京丹後市の葛野浜を会場に開催され、チームからは私とOBさん、あつしさん、ひとちゃんの

4名で参加しました。私は中部大会でセミを惜しくも逃、北陸大会は中止となったので今大会では何とかセミの権利を・・と臨みましたが、

例年同様、私と同じくセミの権利を獲得さていない選手が多く集まる大会となり、遠くは関東や九州、四国から参戦される選手も有り、

定員150名ですが、それを超える200名余りの人数での開催となりました。

受付は朝時過ぎから行われ、

また大会でいつもお会いする皆さんと歓談しつつ

準備を進めますが、

最近はチロリの入荷が少なくて

手に入らなかったと言う選手が多く、

私もイシゴカイのみでの参戦となりましたが、

葛野はイシゴカイでもチロリでもあまり食いや

釣れるキスの型も変わらないので

あまり気にせず参戦しました。

昨日下見をした選手は・・一様に

「昨日は渋かった・・ピンが数匹釣れる程度で

フグも多いし苦労しそう・・」と言っておられ、

また激渋大会になりそうですが、

私は渋い大会はあまり苦にならないほうなので、

さて・・何処にはいろうかなと思案しつつ

列に並びます。抽選場に行くと、キスの釣果が

期待できないので4時間1本勝負と発表が有り、

悲喜こもごもの皆さんの表情。

セミファイナルへの進出は全出場選手の

5パーセント、11名とも発表が有りました。
   私の出発順は113番と中ほどで、

良い場所に入れそうも無いので、

OBさんが本部下のサーファーエリア境界の旗の

近くに入られたのですぐ隣に入らせて

もらいました。

ここは前々週のクラブ混合キスの時も

型は小さいものの、

朝一番に数が釣れていたので

先ずはそれを狙ってみよう・・と殆ど歩かずに

クーラーを置き、準備します。
イシゴカイを8本針に刺していると、

綺麗な朝日が昇って来て、6時に試合開始。
私の隣には一人入られており、

旗から2人目の位置取りで試合開始。
左隣はOBさんで、都筑さんや鳥取の岡田さんも

近くの、少し手前が深い場所に陣取って

おられました。1投目、

4色から引くも何もあたらず

1色まで引いて回収すると素針。

近くの岡田さんが手前が深い場所に入って

4連しているのが見え、

焦りますが、落ち着いてエサを更新し、

岡田さんやポロポロ釣れている様子の

都築さん同様に

2色以内の近場を探っていると・・

プルプルッと小さいけどキスのアタリが出て・・
ポロリ・・とピンが釣れてボウズを逃れ、ほっと

一息。同時に右隣の選手も釣られて

「ボウズ、早くも逃れてほっとしたね・・」と

話しつつ、キスは1色と2色の境目の

白波が立つ少し沖に居ると判り、

今度はそこで仕掛けを止めて

探りを入れます。直後にまた

右隣の選手も釣られ、

聞くと同じ距離との事で、ジックリ・・と仕掛けを

漂わせていると・・また明確なキスのアタリが出て

2匹目ゲット。

今度はフグでかなりの針を取られたので、

仕掛交換、今度は篭定必殺8タイプの

4号8本針とし、イシゴカイの尻尾だけを

少し長めに刺して

白波の少し沖側のみで糸フケを取りつつ

待っていると・・

今度はゴンッと強いアタリが出て

即回収。
巻き上げると、今までのピンと違い、

17センチの良型で、これならピンの4匹分の

重さが有りそう・・とニンマリ。

その後3投程はまたフグにやられて

何回も仕掛けを交換しますが、

日が高くなりと次第にフグ居なくなり、

釣り易くなってきましたが、

周囲では朝一番に釣っていた選手も

素針のみで首をかしげており、

朝一番にポロポロと釣れていた都築さん、

岡田さんが入られた場所も潮が引いて

手前の溝が浅くなり、釣れなくなった様子。

アタリが散発になって来たのは私も同様

ですが、ここは粘り・・・と

    次第に潮が引いて来で手前は浅くなったので、

少し遠くを探る事にしました。

4色まで投げて・・3色から2色半辺りの

ゆるやかなカケアガリを丁寧に引いていると、

嬉しやまたゴンッブルルルッと良型キスの

アタリが出て・・・
また17センチの先ほどの同型をゲットして

「まだ、居たなぁ・・」と嬉しさがこみあげます。

すぐに投げ返し、3投後に良型をもう一匹追加。

何とか、100グラムは超えたかな・・と

思いつつ、箱石や小天橋では、狭い範囲ながら

ボロボロと釣れる場所も有るハズで、

上位には入れそうに有りませんが、

恥ずかしく無い釣果はあげたいなぁ・・と

思いつつ粘ります。

8時を過ぎると、周囲も私も右隣の選手も

殆ど釣れなくなり、辛抱の時間帯に・・



後、1時間半、「移動しようかな・・」とも

思いましたが、また右隣さんがポロリと

ピンを引っ張って来たので「5匹つづに

なったね・・」と祝福しあい、

「この場所、粘ったらポロポロとは釣れるかも、

移動しても全く釣れてそうにそうに無いし・・と

最後までこの場所に留まって心中を決めました。

右隣さんがフル遠投すると言われたので

旗が近くで投げにくそうに見えたので

場所を交代してあげ、

今度は私が旗際から投げて

みました。場所交代して左に入り、

フル遠投されてる選手は、

「沖は何もいません、沈みテトラの際は

チャリコが沸いてるだけです・・」と

すぐに近投にまた切り替えられました。

直後にまたポロリとピンを掛けられて

「あっいいなぁ・・」と祝福しつつ、私も

2色半でまたプルルッと小さなアタリを

砂紋バスターがとらえてくれ、

巻き上げると12センチに満たない小形が。

やっと6匹、残り15分、

早くもあきらめて撤収する選手も

出始める中、私の場所は本部まで

1分もかからないので、終了5分前まで粘り、

時間ギリギリまで先ほどアタリが出た場所に

仕掛を漂わせます。

運よく、しばらくするとまた小さなプルプルが・・

最後にこんな痩せた13センチ程度の

小形ががポロリと・・で

何とか7匹釣って終了。

先週の報知決勝も、ファイナルも

2試合連続して7匹でしたが、

今大会でも7匹の結果で嘆いていると

「7匹病てすか?」と

皆に笑われてしまいましたっ。

10センチ以下のマイクロピンは居らず、

17センチ2匹に16センチ1匹、

12〜13センチ前後が4匹の結果で、

計測してもらうと157グラムと

「セミ権利獲得には微妙〜な成績」と

スタッフの岡野さんに言われて苦笑。

審査中にはビーチクリーンアップが

行われ・・
レインボーキャスターズ.の福田さんとも歓談。

福田さんは、小天橋の奥の旗際に

移動されてから、堅調に釣れたそうで、

199グラムでしたと余裕の表情。

   ねじさんは・・箱石まで行って

ワンドで数が釣れたそうで、

175グラムとこれまた微妙〜でしたが、

紀州さんは箱石で連続して連がけして

唯一300グラム超えと素晴らしい・・・

余裕の表情でした。やがて結果発表。

見事に紀州さんが優勝され皆で祝福。

ジャパンカップの予選では初優勝だそうで

とても嬉しそうでした。

準優勝はいつも強い、名手長澤さん、

3位が若宮さんと3名が200グラム以上で

お立ち台へ。

セミへのボーダーは140グラムと発表され

私も何とか17グラム超えて今年もセミの権利を

頂ける事となり、嬉しさがこみ上げます。
先ずはレディース賞、ベタランアングラー賞、

ジュニア賞の表彰が有り、

レディース賞は119グラム、8匹釣られた

塚本さんがゲット。おめでとうございました。

男性顔負けの成績で素晴らしい・・。
お立ち台の皆さん、おめでとうございました。
私も・・9番目に呼ばれ、セミへの進出状を

頂きましたっ。
7位のねじさんと共に記念撮影。
「これで来年まで、冬場でも

モチベーションが保てるわぁ・・」と2人して

喜び合いまして・・
セミ獲得の11名で記念撮影。
都築さんは・・朝一番にポロポロ釣られましたが

後半伸びず残念でしたが

いい、賞品が当たり、ニンマリと・・。
ひとちゃんは・・中部大会でセミの権利を獲得

済みで今回は気楽に試合に臨んで

ピン一匹と笑ってましたが、

これまた大きな賞品をゲットして嬉しそうでした。

って事で、今年も北日本セミで惨敗した後は来年のセミファイナル進出権獲得が目標でしたが、

私にとってのジャパンカップ予選の最終戦で何とか獲得でき、嬉しく思っています。

キスは渋くて、特に9月の葛野は何回も通っている地元の私も未だに迷ったり、失敗する事が多くて

キスの居場所を見つけるのに苦労しますが、さすがにトップキャスターの皆さんはそれなりに釣って来られ、とても感心した次第です。

今大会でも多くの皆さんに声をかけで頂き、歓談し、また親交も深まって楽しかった大会でした。

フタッフの皆さんにもお世話になり、ありがとうございました。では、また・・・。