2016年釣行記

9月10日 シマノジャパンカップ関西大会に参戦。時化で激渋大会の中、何とか1匹釣ってボウズを逃れましたぁ〜の巻

9月10日は京丹後市の葛野浜でシマノジャパンカップ関西大会が開催され、

チーム投げ北からは私とOBさん、エボさん、あつしさん、ひとちゃんの5名が参戦。

セミファイナル進出を目指して集まった選手は180名程度と定員の150名よりも多く、

会場に到着時はすでに気合の入った選手が準備を始めていました。

私は・・北陸大会でセミの権利をもらったので今日はチームの皆を応援しつつも、

地元ながら未だに苦手な葛野浜、昨日の下見組の皆さんの話を聞いても

殆ど釣れ無いとの事でしたし、時化模様で辛い釣りになりそうですが、何とか工夫しつつ一匹釣りたいと試合に臨みました。

受付でクジを引くと、74番とまずまずの出発順。

試合開始は6時。

昨日はシマノスインストラクターの岡野さん、

日置さんが下見をされてキスの姿は

見えたものの、波が高くてとても渋い状況だそうで、

今年も昨年に引き続き、1試合方式。

5時間一発勝負と発表され、

出発順の列に並びました。
試合範囲は・・東は浜詰海岸まで延長され、

歩いて行くと1時間もかかる距離までの

広範囲に変更とも発表されました。

5時半過ぎに出発。約3分の2程度の選手は

比較的波が穏やかそうな箱石、浜詰方向に

走っていきましたが、

私はエボさん、あつしさん、ひとちゃんと共に

遊歩道を歩いて小天橋方向に歩き、

離岸流を見つけては釣り歩く事にして

西に歩いて行き、

小天橋の中ほどよりも奥は浅くて

波も酷い状況なので

本部から約500メートル程度歩いて

クーラーを置きました。
離岸流の真ん中に入っても

浜はこんな状態。

9月初旬の葛野浜はザザ波程度でも未だ

夏枯れが終わっておらず渋い事が多いのに、

その上この波では釣れる気もしませんが、

とりあえず7本針にチロリとイシゴカイを

半々に刺して試合開始。

案の定、アタリを待ちつつ周囲の選手の

動向を監視しながら試合を進めますが、

殆どの選手が波に揉まれてクシャクシャに

なった仕掛けを回収しては交換し、

投げ返すのみ。

私も同様で小さなアタリをとらえたものの、

チャリコでがっかり。

すぐに移動を決め、

本部近くに入ったひとちゃん、あつしさんの居る

方向に歩いて行くと・・
「うおおぉ・・釣れたっ、釣れましたっ」と

和田選手が見事に、22センチ程度の

良型キスを引っ張って来られ、

思わず撮影させて頂きました。

聞くと4色、エサはイシゴカイだそうで、

横で釣られていた奥様と祝福していると・・・

突然、奥さんも真剣な表情で回収を始められ・・
「つっ、釣れたぁ〜、私にも釣れたぁ」と

これまた、まずまずの型のキスを引っ張って来られ

とても嬉しそう。周囲では全く釣れておらず、

ここも離岸流で回りよりは多少波がマシに

見えたので私も横に入らせてもらって投げましたが

また仕掛が波に揉まれて

クシャクシャに・・"(-""-)"

そこで、こんな波気のある日に

波の中を引いても波に揉まれず絡まない、

モトスがホンテロンの0.6号の

一寸特殊な仕掛を取り出して

投げ込むと、以降は仕掛絡みが殆ど無くなり、

うねる白波の中を引いても大丈夫になりました。

私もお二人同様にイシゴカイの1匹づけで

5色から引いていると・・

嬉しや4色に入ったところで明確な、

「ブルルルッ」と仕掛をひったくるような

キスのアタリが出ました。

「追い食いなんてしないから」と

逃がすまいと即回収にかかると、
私にも、17センチ程度のキスが釣れてくれました。

この仕掛けは、普通の海況の時は

食いの面でモトスがフロロの仕掛に劣りますが、

どんな仕掛でも絡んでしまっては釣れ無いので、

外海で波の押しが強い浜では重宝します。
すぐに少し離れていたあつしさんもやってきて

いきなり、クロダイを掛けてアタフタしてましたが、

投げ返した仕掛けにはキスがっ。

やはり4色、イシゴカイで良型をゲットしてボウズ

逃れし、ほっと一息。

キスが居ると判ると、やる気も起こり、

合流したエボさん、ひとちゃんと共に

投げ返していきます。
しかし・・・追い風が弱い向かい風に変わると、

波は次第に高くなり、

私やあつしさんが釣った場所でも全く食わなくなり、

和田さん夫婦にも追加は無く、

5時間一本勝負の試合は終わりました。
って事で、検量場は閑散としていて・・

約180名でキスの顔が見られたのが

40名あまり。

4人に1人しかキスを釣る事が出来なかった

大会でした。

キスを提出しても、1匹だけ出す選手が大半で

したが、キス研鳥取の健代選手が

箱石の岩場の、波の無い場所で5匹も釣られて

見事に優勝。釣れたキスは良型が多く、

27センチを釣った選手も居て、
成績表はこのようになりました。

私やあつしさんの釣ったキスは

1匹50グラム以下で20位以内に

入れませんでしたぁ・・が

1匹で120〜100グラムの良型を

釣られた選手も居て、

大型キスを釣られた皆さんが上位に

なられました。
お立ち台の皆さん、おめでとうございました。
セミファイナル進出の皆さんも

おめでとうございました。
関東から遠征して来られた

谷岡さんは2匹釣られて

レディース賞ゲット。オメでした。
しおざきさんも、先週の報知杯に引き続き

好成績でセミゲット、おめでとう・・(^^♪
同じく、関東から参戦の前田さん、

浜詰まで歩いてボウズだったと

「疲れたぁ〜」と悔しそうでしたが、

今年は神奈川の伊藤さんたちと共に

投げ北秋祭りに4名で参加してくれるそうで、

楽しみにお待ちしてますよ。

って事で、高波の中、何とか1匹釣れてほっとしましたし、大会スタッフも、もっと釣れないと予想されてたようですが、

47名がキスを釣られてほっと一安心されてたとうり、激渋大会ではありましたが、

今回も再開した皆さんと声をかけあい、歓談し、また楽しい大会でした。では、また・・