2016年釣行記

6月4日 ダイワマスターズ香川大会に参戦。

今回も渋い大会でしたが、ブロックへのキップをGET出ましたぁ〜の巻

6月4日はダイワマスターズ香川大会が観音寺市の有明浜で行われ、チームからは私とひとちゃんが参戦、

ブロック大会ヘのキップ獲得を目指して今週も四国まで遠征しました。

ひとちゃんは今回も先行して下見しており、一方私は前日は仕事で夜7時に帰宅し、

バタバタと準備をして午後10時に出発。

今回は行路は淡路経由、帰りは瀬戸大橋経由にしよう・・と決めて出発。

深夜の淡路→徳島経由で道程4時間弱、午前2時に会場入りし、いつものように寝酒を呑んで爆睡です。

翌朝は受付5時開始なので2時間程度寝て起床。

ひとちゃんも起きて来て準備を始めていて、昨日の下見の様子を聞きつつ受付に向かいました。

朝起きて海を見ると、潮が引いていて  

ホワイトエリア端の旗付近も

約100メートル先まで干上がっており

遠投してオモリが海に着水しても

ほんのヒザ位しか水深が無い状況。

しかしこの時間帯に海底の起伏、溝などの

位置を確認しておくのが大切で、

皆さん浜を見つめて入る場所を

悩んでおられました。
受付で参加費を支払い、

出発順のクジを引くと、

ホワイト、ブルー各々70名程度の参加者

なのに、今回も悪い事にホワイトの

64番スタート。"(-""-)"しかも、

昨日のひとちゃんの下見では

ホワイトエリアはあまり釣れていないとかで

がっかり・・・。
クジ運、相変わらず悪いわ〜と

うなだれていると、「おうっ、久しぶりっ」と

高知の堀川師匠が声をかけて下さり、

「お久しぶりですぅ・・」と

天秤や仕掛けなどなどキス談義に

花を咲かせ・・・
これまた久しぶりの高知の山中さんも

「おうっ、来たか」と声を掛けて下さり、

「はい・・昨年に続いて来ましたよ」

「でも・・今回はイシゴカイを持って無くてね・・

チロリだけで戦う予定でしたが、

みんなに聞くとイシゴカイのほうが良い

場合も有るそうですし・・困ったな・・」

と言うと、こっちに来いよ、分けてあげる」と

沢山のイシゴカイを分けて下さり

感謝・・・。
6時頃にルール説明、クーラーチェック

を受け、2エリアに分かれて

いざ出発・・と言っても殆どドン尻からの

出発で、空いてる場所に入ろう・・と

みんなに付いて行きまして・・

我がホワイトエリアは本部近くで

殆ど歩かなくても良く、

マッタリとスタート。

殆どの選手は浜に出て左に歩いて

行き、右に向かう選手は少なく見えたので

間隔が広く取れる場所に入ろう・・と

私は右に向かい、本部下の

浜の東端の旗から

約100メートル手前の位置にクーラーを

置きました。
今回は大型が出る可能性の有る

浜の東端の河口近くはエリア外、

それでも旗の際には選手が集まって

いましたが、私はそれよりかなり手前の

位置取り。

未だ潮が低くて手前は殆ど海水が入って

おらず、激浅状態。隣の選手と

「これでは開始後1時間は釣れんよ・・」と

話しつつ、10本針にユックリと丁寧に

チロリを刺し、スタートを待ちます。
隣の堀川さんも、

「佐織さん、慌てんでも良いよ、

勝負は潮が満ちて来てからや、

こんな潮位でドタバタしても始まらん」と

のんびりしたもの。(笑)

しかし・・何と堀川さんの1投目に

ほんの5センチ程の

マイクロピンながら1匹キスが掛かっていて

大慌て。「居ますやん・・」と

慌てて回収し、山中さんに頂いた

極細イシゴカイをチロリと半々に刺して

投げ直します。
2投目も素針、周囲ではぽつりぽつりと

マイクロピンながら釣れ始めていて、

焦ります。先ほどまで潮が引いて

砂浜だったところに潮が満ちて来て

水深が30センチも無い場所なのに

マイクロピンが釣れるなんて・・と

本当に不思議な浜で、毎回この干満差、

そして経験した事の無いキスの動きに

ビックリですが、有明浜ではこの潮の

満ち引き、流れ、溝、カケアガリの存在・・

などなど、他の浜には無いゲーム性、

かけひき、そして状況判断、

潮位の変化の速さに即応する能力・・

などなどおよそ日本海では味わえ無い

面白さが有り、毎年来てはいるのですが、

私の前の海底は4色辺りに溝が有り、

その先は浅瀬で未だ水深が激浅・・

暫くの間は手前のマイクロは釣っても

1匹5〜3グラム程度と釣れても

重量が稼げません。

少し投げるとフグは居ませんし

潮も殆ど流れず仕掛けも流されませんので

「暫く4色に仕掛けを置いて

待ち釣りするべ〜」と作戦を立て

様子を見る事にしました。
周囲では未だマイクロピン以外に殆ど

釣れておらず、潮が満ちるまでは

話し込んだりする選手も多く、

大会なのに何だかマッタリモード。

しかし私は4色の溝に

どんどんと潮が満ちる

のが気になり、5色の浅瀬まで投げて

手前の深みに引き寄せて待ちながら

横目で皆の様子を伺います。

しかし・・未だ殆ど釣れでおらず、

「未だ、釣れる感じでは無いなぁ・・」と

待っていると、砂紋バスターが

高感度にキスのシグナルを伝えて来ました。

小型のキスらしい、プルプルとした

アタリですが、初アタリで嬉しく思いつつ

巻き上げると・・・
タブルでピンが釣れて来ました。

ハゼも掛かっていて、

周囲では、特に手前のみ引いてる選手は

ズラリ・・とハゼばかりの選手も

多くなり、手前は捨ててまた5色から

引きます。その後ポロポロと

次第に潮が満ちる中、単発で

ピンが、開始後1時間経つと2色以内でも

釣れるようになり、辛抱しつつ

ピンを追加してゆきます。

近くを見やると、私の一人右の選手から

先が広く空いているのが気になり、

そこに移動。また5色に投げて・・
4色に仕掛けが入ると

今度は先ほどよりも強いアタリが連続。

「やっとピンより強いアタリが

出た〜」と10本針ですし、

1分近くも仕掛けを引かずに漂わせ、

暫く追い食いさせて

巻き上げると・・・

今度は、少し型の良い

12〜15センチの4連で

全てチロリのみを食って来ました。

その後もポロリポロリとオモリで叩かれて

渋くなる中、何とか10匹程度を釣って

1回戦終了。
検量の列に並ぶと、ブルーエリアでは

200〜400グラム程度持ち帰る選手が

多くてビックリ。

私が戦ったホワイトエリアでは、

浜の東端でヨッシーパパが

沢山釣ってて400グラム超えと

トップ通過でビックリ

したものの、

他所ではあんまり釣れておらず

微妙な感じ。マスターズ大会は

1回戦出場選手の4割が2回戦に行ける

ので、周囲の中ではまずまず戦えた

かなと思っていましたが、私と同じような

釣果の選手も多く、不安が募ります。
私の検量結果は153グラム。

あの4連掛けが無ければ

多分撃沈でしたが、

ホーダーは100グラムちょっとだったので

ドン尻近くではありますが、

2回戦に進めました。(^^♪

残念ながらひとちゃんは・・

比較的釣れていたブルーエリアで戦った

ものの、場所に恵まれず

ピン4匹で40グラム台と撃沈・・

「頑張って下さいね・・」と応援してもらいつつ

2回戦の列に並びます。
同じくホワイトエリアで戦った

川添さんも2回戦進出で

2人して喜び合います。


2回戦進出は55名程度。

その内17名がブロック大会に

行けます。

気合の入った皆さんと共に

浜に向かいますが、1回戦を何とか

抜けた私はまたまたドン尻近くからの

スタートで先を急ぐ

選手の後を付いて行きます。

2回戦のエリアは浜の中ほど。

1回戦では一番釣れていなかった範囲が

2回戦エリアとなり、皆さん入る

場所に悩みつつ、どんどんと1回戦で

良く釣れていたブルーエリアの

奥のほうまで大半の選手が向かいますが、

ドン尻スタートに近い私は

今から奥まで行っても混んでるでしょうし、

所々に出来ている潮目を探しつつ歩き

ここぞと思える潮のヨレと思われる前に

クーラーを置きました。

右側近くには高知の吉永さん。

左隣はキス研鳥取の村山さん。周囲は

猛者ばかりで緊張はしますが、間隔は

広めに取れたので心落ち着かせ、

8本針仕掛けをセット。全部の針に細い

チロリを刺して2回戦のスタート。

先ずは3色に投げて2色の潮のヨレる

辺りまで引き寄せると、幸先よく、

1回戦では出なかった活発なアタリが連続。

「ここ、居るじゃんか」と巻き上げそうに

なるのをこらえ、またそこで仕掛けを

漂わせて追い食いさせ・・

巻き上げると14〜13センチの、

まずまずの型のキス3連でスタート。

隣のキス研鳥取の村山さんは

マイクロピンながら何と5連・・

「入った場所に間違い無し・・」と

投げ返しますが、今度は13センチと

まずまずの型ながら単発。

村山さんはイシゴカイで

3連、次も連がけと好調で、

聞くとほんの3投程で早くも10匹を超えたと

教えてくれましたが、見ていると

2色程度でイシゴカイで釣れるキスは

連で掛かっているものの

5グラム程度のマイクロが大半。

私は隣でチロリでぽつりぽつりと

12センチ程度、20グラム程度の

型を単発ながら

引っ張って来て、重量的にはいい勝負

してるかな・・・と思いつつ。

相変わらず溝と思われる場所に

仕掛けがさしかかると、

ごくユックリとさびく・・しかし完全に止めると

食わない・・などと試行錯誤しつつ

試合を進めます。残り1時間、

ガンガン叩かれてキスが散り、

周囲が殆ど素針を引くようになってからは

私も素針が多くなって来ましたが、何とか

単発ながらも2投に1投程度は

中型キスが釣れてくれました。

残り15分、何とこんな場所

なのに根がかりで高切れ。"(-""-)"

直後に今度はリールもトラブル。

慌ててスプール交換して立て直し、

残り10分。何とか2投して

1匹づつ掛けて2匹追加して2回戦終了。

幸いにマイクロピンは居なくて

12〜15センチが揃ってくれたのが幸い

でした。
2回戦検量の結果は183グラムと

時間が1時間少ないのに

1回戦よりも少し多く釣れて嬉しい・・。

少し早めに手前をイシゴカイで引いて

マイクロピンが釣れるのは周囲の様子で

判っていましたが、

2色と1色の境目付近でチロリを

短めに刺して止め気味に誘うと

少し良い型が来るのも判ったので、

それに徹してポロポロと釣った結果、
今回は3位の表彰台に立てました。

優勝は但馬豊岡サーフの中島さん、

準優勝は神戸投翔会、キス研大阪の

経ヶ坂さん。

共に奥まで走らずエリア手前の

東の旗際近くで釣られ、特に

中島さんはスタートダッシュが

5連とかも有り凄かった

そうです。
ブロック大会進出の17名の皆さんです。
抽選会では、私はポテチ一箱が、

ひとちゃんはラッキーなことに

カップ麺が当たり、やっとニンマリ。

来週の鳥取予選でリベンジします。と

意気込んでいました。

私もひとちゃんと共に

鳥取予選にも行くつもりでしたが、

ブロックの権利を取ると出場出来ないので、

地元でひとちゃんの応援します。

って事で、有明浜は潮にいろいろと苦労はさせられますが、逆に面白い面も有り、幸い2年連続でブロックの権利を

獲得出来て嬉しく思っているところです。ブロック大会はシマノの予選で撃沈した弓ヶ浜ですが、

立て直して頑張りたいと思います。

今度の土曜も弓ヶ浜の予定でしたが、葛野や箱石で60匹程度も釣れだしたとくにさわさんが教えてくれたので

アスリートカップの下見も兼ねて、釣行しようと思います。では、また・・・。