2016年釣行記

4月16日 新Z45が来たのでキスの入魂釣行に行って来ましたっの巻

4月15日、かねてから篭定釣具店さんに予約していたダイワZ45が届きました。

私にとっては久しぶりのダイワ製リールの購入でも有り、楽しみに待っていましたので、

翌16日、早速このリールにキスの入魂を・・と天橋立オープンキス釣り大会以来、久しぶりに釣行する事にしました。

届いたリールのスプールに早速PEを       

巻いて臨戦態勢を整えよう・・・と

先ずはハンドルを回して回転感を確認しますが、

ギアやボディー自体は前作と違わないようで、

その感触はおんなじ。

S社のツルツルスベスベとした精緻で高級感を

伴った感触には今回も及ばず、

ちょっとノイジーで残念・・・

このあたりは相変わらずだな〜って事で、

とりあえず、硬質ゴム製のハンドルグリップが

オタフクオモリみたいな形状で気に入らず、

早速ADT製のアルミ合金製のものに換装。
早速お尻のキャップを外し、

旧友で潤滑油メーカーに勤務する

自称「オイルオタク」氏から

送ってもらった

「新投げ北45用スペシャルオイル」を

スポイトで3滴ばかりお尻の穴から

マスターギアを狙って浣腸してやり、

から回ししてギアにオイルを馴染ませます。

そのまま糸を巻いていると、

シャコシャコ、シュッシュツと言う感じの

ザラついたノイズ感はかなり薄まりましたが、

後は実釣で何回も回していると

次第にツルツルシットリとした回転感になって

ほぼ無音状態になってノイズ感、

ゴロ感が無くなってくれるのは経験済み。

オイルオタク氏には昨年来、

旧Z45を預けていて、

基油の種類、

添加剤の種類の選択に始まり、

清浄剤、酸化防止剤等の混合率、

粘度、極圧性能などなど、

何回も調合しては回して

シマノのキススペ用とは

また違った性能のオイルを作ってくれ、

「ちょっと自信作や、使ってみい・・」と

送ってくれました。

オイルと共に帰って来た、

旧45もスベスベになっており、

今回も期待して良さそうで、

オタク氏に感謝・・・

まあ・・送ってくれたのは良いものの、

今回もまた10リットルも作ってくれたので、

「車のエンジンに入れる程要らんよ・・」と

苦笑しましたが、

期待しつつリールシートに装着。

朝10時に自宅を出てイシゴカイを購入し、

やって来たのは

西宮津公園の小さな浜。

前日にエースさんが夕方、

20センチ級をコンスタントに釣ったと

掲示板に書いてくれたので、

先ずはお堅い釣り場でこのリールに

キスの入魂式をば・・と投げ込んで

さびきます。

巻いたばかりの糸なので、先ずは軽く

5色に投げましたが、ナナハンスプールから

スムーズに糸が放出され、

飛距離の伸びも良い感じ。

この伸びの良さはS社製キススペよりも優って

いて、放出音も無く、しかも強めの7.5度と

大きなテーパー角なのにガバッと

道糸が出てしまう事も無いのは

ダイワが一貫して採用を続ける

綾巻きの美点かなと・・・。と感心しつつ

さびきながら65ミリのショートなハンドルを

回しますが、スプール径が最近の45の中では

特に前端径は最小なので、

ショートハンドルで有っても荷が重い感じは無く

今までどうりの巻き上げ力で扱えます。

でも、大口径タイプのスプールを使用時は、

このハンドルでは辛いかな・・・

などと半色もさびいたら激震がっ。(^^♪

そのアタリは、ブルルルッてなものでは無く、

ゴンゴンゴン・・・グリグリ〜と良型キスのもので、

早速巻き上げ開始。
幸先よく、釣れてくれたのは23.5センチの

この時期にしては上出来の太った良型キスで、

巻き上げ中にも暴れつつ、

楽しませてくれて1投目で早くも

入魂完了〜(^^)/

しめしめ・・って事で、今度はフルキャスト。

砂紋バスター27号なのに

7色近くまで飛んでくれる

放出抵抗の無さは45の美点で

そのスムーズ且つ放出抵抗感の無さに

感心しつつ、今度は

6色半からさびいていると、

5色半でまたアタリが・・・
またゴンゴンッっとこの時期のキスにしては

強いアタリで、まるでデカフグが首を

振りまくっているようなアタリが伝わって来て、

「キスなのかな?」と疑ってしまいますが、

抵抗を交わして巻き上げると

今度も23センチと良型が続きます。
キスは、未だ大きな群れでは居なくて、

単発でしか釣れませんが、

この時期にこんなに大きなアタリをくれると、

逃がすまいと辛抱たまらず巻き上げて

しまうわ〜って事で、一匹、また一匹と

大切に取り込んでゆきます。

ここでは1時間で素針は2回だけ引きましたが、

8匹を確保。

やがてお昼になり、ジェットスキーがやって来て

ワンワン言うのに閉口し、

少し離れた護岸に移動。

護岸上からも、

同じようなポイントが狙えますが、

下がアスファルトなので

針が引っ掛かり易いのと

松林が投げる際に邪魔ではありますが、

アタリは同様に出てくれます。

ここでは、藻の塊を掛けてしまい、

巻き上げに難儀しましたが、

スプール上端と下端の径に大きな差が有るので

リニアには巻けず、キスを連で掛けたりして

負荷が重いときには一定速度で巻きにくい、

重くなったり軽く感じたりが繰り返す、

何だか変な巻き取り感。

7.5度と強いテーパー角度のスプールなので

仕方が無い事ではありますが・・

護岸からは2匹追加してツも抜けたので満足し

お腹も減ったので移動する事にしました。

こんな、2色以内に藻場が有り、

手前で早めに巻く必要が有るときは、

画像の、以前の45のスプールで

長めのハンドルを使って

釣るほうが、楽かもと思いました。

まあ・・このリールは手前に藻場が

有るような場所での使用は似合っておらず、

トーナメントが行われる、海底は完全砂地、

遠浅の砂浜専用でチョイ投げは似合いません。

そんな場所専用に特化した設計の

リールとして考えると、良く出来たリールだと

感じました。
午後から行ったのは栗田の浜。

久しぶりに訪れましたが、

駐車場所が少ないので

夏場は殆ど行きません。

しかし4月初旬から釣れ始める、

北近畿では少ない、春にはありがたい砂浜で、

毎年私も4〜5月のみ、訪れて楽しんでいます。

今日は一昨日の大雨で由良川が濁り、

少しだけ濁りが残ってはいたものの、

昨日夕方に帰宅時、近くを通って見た

時よりはかなり濁りも薄まっていて、

テトラ帯近くに行って投げてみました。
テトラの間を抜いて投げると、

時には3連も有り、順調に接岸している感じで

毎年多くて悩まされるテカミハゼは少なくて

いい感じ。

しかし・・・南からの暖かい風か強くなると、

なぜかアタリは散発に。?

今度は海洋高校の近くに入って投げるも

遠投しても未だキスは薄くて単発、

小型がポツリポツリ程度で納竿としました。

帰宅し、水洗いしつつから回しすると、

オタク氏製のオイルが馴染んで

ノイズが消えていて、

ツルツルスベスベの

回転感に変わっていました。

これで慣らし運転も無事完了。

遠浅の浜でフルキャストして

遠くからキスを引っ張って来るのが

楽しみです。
今日の釣果。

西宮津公園では20〜23.5pと

小型は居らず楽しめました。

栗田は、今日は釣れる範囲が狭く、

型もいまいちでしたが、

時には連も有り、今月末辺りになり、

もっと水温が上がると、

かなり楽しめそうです。
帰宅してリールを洗いつつ

裏山に有る竹藪を見やると・・

タケノコが頭をのぞかせていて、

早速堀って収穫。

今夜はカレーがすでに出来上がっていたので、

明日はキスの塩焼きと

タケノコで晩餐を楽しみま〜す。

って事で、春の、なかなか安定して釣れない次期ですが、20匹釣れたので幸運な一日でした。

旧友のオイルの出来も上々で、

回転感も良くなり、また次の釣行が楽しみです。では、また・・・