2016年釣行記

1月15日 小雪が舞う中、天橋立に行くと晴れて来て、遠投と越冬キスを掛ける練習をしましたっの巻

1月15日は親会社から休みがもらえ、天気予報を見ると曇り時々雨か雪・・・といまいちの予報で、

朝起きると小雪が・・・朝食を食べてマッタリしていると、雪は降ってはおらず、時折青空も見える穏やかな天候に。

「1月は日曜が町内役員の用事ばかりで釣りに行けないし、行ける日に行っとかないと・・」と

先週購入して余らせたイシゴカイが入ったエサ箱を覗くと、時折海水をかけては水を切って砂も入れ替えてやったのが良かったのか

未だ元気にうごめいていて、エサは買わずに天橋立へ。釣り場到着は10時前。

チームメンバーのひとちゃんは毎週のように天橋立に通って釣れ具合を投げ北のLINEで知らせてくれていて、

最近は大天橋がアマモも少なくて釣り易いらしく、20センチ超えも多くて型もまずまずの様子。

10日えびすの祭りが終わって

静かになった智恩寺の

境内を進み、回旋橋を渡りつつ、

丹後半島の山々を眺めると

久しぶりに冠雪しており、

「やっと冬らしくなったなぁ・・」

と思いながら大天橋に向かいます。         
大天橋の上から鉄板ポイントを眺めると、

幸いに誰も居らず、文殊水道からは

鉄板ポイントで良い型のキスが釣れる、

引き潮による強い流れが確認出来、

楽しみにしつつ大天橋南端の浜に出ました。
今日もタックルはタイプR405BX-+。

冬場は硬い竿で投げ錬もしとかないと・・・と

持参しました。

先ずは石波止の横から斜め右方向の

鉄板方向3に投げてさびきますが、

すぐにアマモの流れ藻が掛かったのか

引くのが重くなり、相変わらずここは

アマモの切れた流れ藻に悩まされそうかなと・・

諦めずに2投目、いつもアタリが出る、

2色半を狙い、アマモが掛かるのを嫌って

投げてからはあまり引かずに待ち気味にして

探っていると・・早速良いアタリがっ。

ブルルルッ・・・グイッと良型キスのアタリ

だったので早速巻き上げ開始。

釣れて来たのは結構な太さの23センチ。

大き目に刺したイシゴカイを丸のみにして

元気な姿を見せてくれました。

2投目以降・・・またアマモに悩まされ、

1時間で釣れたのは同型が3匹のみ。

アマモが多く掛かって来るのに閉口し、

「久しぶりに小天橋で遠投して沖のカケアガリを

狙ってみよう・・・」と移動しました。
小天橋は、1本目の石波止から先が越冬キス

の釣り場で、それより手前側は

アマモが手前から多く、引き釣りには不向き。

先端に行くほど手前のアマモは少なくなって

いますが、1本目の石波止付近は

2〜4色にアマモ帯が有ります。

5色も投げたら砂地でその先のカケアガリには

文殊水道から流れ込むエサが多い潮が流れる

越冬キスのポイント。
6色に投げてさびくと・・やはりアマモは無くて

スムーズにさびけ、ジックリとアタリを

取る事が出来そうです。

ユックリと引いては少し止め・・・の

越冬キス狙いの誘いで少しづつ引いていると、

やがてカケアガリの斜面に仕掛けが

さしかかり、少し重く感じられる距離となりました。

更に慎重に誘っていると、突然ブルルルッと・・
小天橋では大天橋に比べると

一回りキスの型が落ちる事が多いですが、

これは小天橋では珍しく24センチの良型。

未だおなかがプックラとしていて、

「抱卵しているのかな・・」と思える程の太さで

元気なアタリを5色から強く伝えてくれました。

「同じ場所にとどまらず、少しつづつ

先端に向かって探って行こう・・・」と

1投づつ、小移動しながら投げ込み、
2投目は20センチ。小天橋は

15〜17センチ程度の中型が多い釣り場ですが、

今日は結構良型も多いみたい・・・と

相変わらずフル遠投のみで釣り、

単発ですが、殆ど素針は無い釣れ具合。
フル遠投と言っても、

長くて空気抵抗の大きな砂紋バスターの27号で

5本針にイシゴカイを長めに刺しているので、

道糸0.6号で私の力量では6色の糸を全部

出し切って7色目の糸が見え、

6色〜5色半のカケアガリを

引くのがやっとですが、キスはそのカケアガリに

沿って泳いでいる様子。

6色まで投げると、

水深も10メートル近く有るのと、

年中湖のような宮津湾の最奥部で

波が立つ事は皆無なので越冬キスの寄り場と

なっており、フル遠投しつつカケアガリを

探ってゆきます。
1本目と、2本目の石波止の間では

19〜20センチのダブルも。(^^)/

これでやっと8匹目・・。

「お昼になったし、お腹がすいたけど、

何とかツ抜けしたいなぁ・・」と

またフル遠投。お昼を過ぎると、急に冷たい風が

吹き始め、丹後半島の方向からは黒雲も

近づいて来ましたが続行〜っ。
黒雲が迫る中、6色のみをジックリ、ユックリと・・

小天橋では、キスを掛けたら手前のアマモ帯に

キスを取られないように高速で巻いて

オモリを浮かせつつ巻き取る必要が

有りますが、今年は大天橋同様に2〜4色に

ビッシリと繁茂するアマモが少なくて

普通に巻いて来ても掛かる事は少なくて

キスを藻に取られる心配が少ない・・。
更に小天橋先端近くに行きましたが、

先端に近寄る程にキスが小さいわ〜。

画像のような、

12〜15センチ程度のキスばかりで、

3連もあって

8匹追加してツも抜けましたが

アタリは小さくて面白味に欠け、

また2本目の石波止の横の浜から投げる

事にしました。
2本目の石波止の近くは、やはり型が良くて

今日も篭定必殺針が良い仕事をしてくれ、

20センチ近い、良型を4匹追加して18匹。

いよいよ、雪を伴った黒雲が迫りつつあり、

空腹も限界になったので"(-""-)"

午後1時、納竿としました。

釣り時間は3時間程。

でもこの時期・・3時間で

18匹ならまずまずなのかも・・と

納得して帰宅しました。今日はフル遠投しても

仕掛け絡みも無かったですし、

バレも殆ど無く、形状記憶合金天秤の

チューニングもほぼ、完成した感じで

私なりには納得の釣行でした。

更に水温が下がると、キスはより遠くでしか

コンスタントに釣れなくなりますし、

ムクオモリなら、5本針で

8色程度は飛ばせるように

練習しよっと・・と今後はフォームのチェックも

しつつ、また天橋立遠投越冬キス道場で

練習したいと思います。

って事で、つかの間の冬の晴れ間、幸いに釣りをしている間は降られず、氷雨に濡れなくて済みました。

1月は後1日釣行出来るかどうか・・休日と好天が合う事を祈りつつ、また次を楽しみに待ちたいと思います。

仮に天気が悪くても、そろそろ釣り具もまた新製品が出そろう時期・・・今年の新製品も楽しみですし、

海に思いを馳せながらタックルのメンテナンスやチューニング、改造も冬場の釣りの楽しみのひとつとして過ごしつつ、

春を待ちたいと思います。では、また・・。