2014年釣行記

10月4〜5日 2014投げ北秋祭りキス釣り大会を開催、今回も皆様のご支援で楽しかったぁ〜(^^♪の巻

10月4〜5日は、チーム投げ北最大のイベント、「投げ北秋祭り、キス釣り大会」を開催させて頂きました。

近年は一日目のキス釣り大会を平浜で行っていましたが、波が高めの日はサーファーがとても多い浜でもあり、

駐車場が高台に有るので、「そろそろ歳のワシらには坂道の登り降りが辛いぞ・・」と

今年は過去の実績から、秋にも楽しめる浜詰海岸での開催としました。

心配したのは台風18号の接近・・・・前日夕方までは、海も穏やかでザザ波程度と、良さげな海況でしたが・・・

4日未明より、大陸から高気圧が張り出して冬型の気圧配置となってしまい、台風に吹き込む北風が強く吹き始めました。

「波・・・高くならないでくれ・・・」と朝5時に起き、真っ暗な中、資材を満載したハイエースに乗って

自宅を出発し、京丹後市に入ると・・OBさんから入電。

「浜詰・・・テトラを超える程の高波じゃっ。」との事。心配しつつ駆けつけると・・・

   雲行きは怪しく、冷たい北風が浜詰海岸に

吹き寄せていて、波は2メートル以上に

高くなっていました。(+o+)
   それでも、浜詰海水浴場の駐車場にはすでに

殆どの参加者の車が並んでいて、

早くも皆さん歓談中の様子。
   OBさんと相談し、

「心配した雨は降って無いし、

こんな波でも、過去には釣れた事が

有るし、離岸流の前で釣るか、ド遠投したら、

誰かが釣るだろ〜」と浜詰でのキス釣り大会

強行を決め、朝7時半から受付と参加費の

集金を開始しました。

今年も、受付と同時に参加者の名前を印刷した

名札を渡し、黒和さんから提供頂いた特製石粉

とADさんが作ってくれた

投げ北秋祭り特製ステッカー

を全員に配布。
   受付中も皆で歓談していると、

横ちゃんが「これ、使ってみてよ」

と小袋を皆に配布して下さり・・・
   横ちゃんさん特製、パワースイベルを

全員に頂きました。
   8時前の受付ギリギリになって、ごり3さんも

到着。全員揃ったので・・先ずは簡単に

開会式とルール説明をし・・・
   「この波で釣れるんか?」

「ブン投げるしか無いべ〜」

「いやいや、こんな日でも、意外と

キスは白波の下に居たりもするよ」などと

こんな海況でも釣りをした経験が多い

皆さんはあまり高波は気にせず

なごやかに歓談。そして8時になり、

全員揃ったので天候も心配ですし、

30分前倒しでキス釣り大会をしますと

皆に伝え・・・


   大会前に全員で参加記念撮影をしました。
   比較的波が弱そうな夕日が浦方向には

くまさんを先頭に皆が移動して行き・・
   横ちゃんさんや高橋さんは箱石方向に

歩いて行かれたので、

私も横ちゃんさんの釣りを見せてもらおう・・と

ついて行きまして・・
   めいめいに、散らばって大会の開始。

1色以内は流れ藻が多く、先ずは皆さん

3色辺りから探りを入れている様子。
   フル遠投で攻められるのかな・・・と思っていた

横ちゃんさんは、離岸流の前の

1色以内に溝が有り

比較的波が弱い場所で

ジックリとさびいておられ・・

一投目を巻き上げられましたが、

「フグだらけやな」と苦笑い。

そのすぐ西側ではレインボーの岡野さんと

トキ姐さんが準備していて

岡野さんの2投目・・・

「おっ、釣りよった」と横ちゃんの声に

岡野さんを見ると、キスをぶら下げて居られ・・
   「このピンギス、スレで掛かっていますよ」と

ボウズ逃れの一匹にとても嬉しそう・・。

暫くすると・・・今度は右方向から高笑を伴った

歓声が聞こえて来て・・・
   「つっ、釣れましたぁ〜」と真弓さんが

とても嬉しそうに綺麗なキスをゲット。
   「私にも釣れましたよ」と

マスターズの高橋さんも

小型ながらポロリとゲット。

聞くと皆さんキスははこんな高波なのに

1色以内の溝に居たそうで、

羨ましい・・・

ちなみに・・私もキスらしきアタリは捉えたものの、

針に乗らない事が3回程有り、悔しい・・・
   その後は、左方向に流れる潮がとても強くなり

皆さん四苦八苦。

そんな中、一瞬潮が止まる時が有り、

かんぱちさんが何とダブル・・・(^◇^)

キスはこんな波の中でも

波口でエサを求めているようでしたが、

次第に高くなるウネリを伴う波、

そして流れ藻とフグに仕掛けを消耗し、

横ちゃんも諦め顔で箱石方向へ遠く移動して

行かれました。撮影もせねばと私は

そのままとどまり、

遂にボウズのまま、

1日目の大会は終了〜。(+o+)
   キスの顔を見れた人、完全ボウズの人・・と

悲喜こもごも、OBさんがパソコンを出して

検量の準備をしてくれ・・・

「全員で釣れたキスがたったのこれだけかぁ?」

と皆で嘆いていると・・
   「ずっとボウズじゃったのに、最後になって

釣れてくれたよ」と

横ちゃんが良型キスを皆の前に・・・。

「あんなのが居たんだ」

「さすがだわ〜凄いわぁ・・・」と

皆からどよめきがっ。
   って事で、全員が釣ったキスがこれだけと言う、

投げ北秋祭り始まって以来の

厳しい大会となりました。

優勝は、夕日が浦の磯の際近くまで歩いて

釣ったくまさんで成績は3匹。

   2匹ゲットが横ちゃんさん、Njimaさん

かんぱちさん、エボさんの4人で

順位決めのジャンケン。

   1匹釣ってボウズを逃れたのが、

ごり3さん、レインボー岡野さん、

SBさん、真弓さん、キス魔さん、くにさわさん、

奥村さん、高橋さんの8人で、

皆で騒がしくジャンケンポン。
  篭定釣具店の寺田店長さんからは今年も

投げ北秋祭りに賞品の提供を頂きまして、

必殺スペシャル針50本入りと

未発表ですが、量産が難しい為に

篭定会員限定で

10月8日には発売予定の貴重な

特製天秤を頂きました。このセットを

一日目の上位入賞者にお渡しする事とし・・
   釣果が有った、全員にお渡しして1日目の

表彰式をさせてもらいました。

ボウズを逃れた皆様、おめでとうございました。

大会後は、皆で昼食をとり、

温泉に浸かったりしてもらって

午後2時にてんきてんき村の

オートキャンプ場に集合。

秋祭りのメインとなる、親交会の

設営準備に取り掛かりました。
   先ずはエボさん持参のテントを張り・・・
   この大型テントは、いつも組立が難しいのぅ・・

と皆が頭を悩ませながら、

ワイワイガヤガヤと1時間近くも

組み立て・・・
   ようやく、6×3メートルの大型テントが

設営出来、雨に降られても心配無い、

親交会会場が完成。(^^)/
   テント設営中には・・・早くもエボさんが

刺身と、特製ちらし寿司を作るべく

包丁さばきも鮮やかに調理を始めてくれ・・。

トキ姐さんや奥村さんの奥さんはご飯炊きに

大忙し。

未だ、この時点で1時半ですが、

「この調子なら、5時から開催予定の

懇親会が遅くても3時には

始められそうじゃっ。」

と皆は早く呑みたいぞとばかりに

ドンドンと車から持ち寄り食材を出し始め・・
   マスターズの高橋さんは今年も上ちゃんや

真弓さんが釣ったアオリイカを刺身に

すべくイカの皮を引き・・・

切ったイカ刺をつまみ食いしながら

ワイワイガヤガヤとあちこちで調理が進行中。
   岡山の親分さんからは、今年も投げ北焼酎と

ワイン、梅酒を沢山寄贈頂き

毎年本当にありがたい・・・と皆で

感謝多謝・・m(__)m
   「おかげで、今夜は存分に呑めるな」

「ありがたや〜親分さん、今年もありがと〜」

   「この酒も旨いよ」

「これも、呑んでみてね」と

参加者の皆様からも沢山の

寄贈のお酒を頂き、

「ありがたや〜」

「早く、呑みたいわぁ〜」の

うめき声がっ。(笑)
   「先ずは、エダ豆やなっ」と

早くもプシュッとビールを片手に

休憩しつつ、「未だ、2時やぞ」

「これから、10時間ぶっ通しで

ド宴会せんといかんな、その前に景気づけや」

と皆で設営が終わったテントの下で

ビールやチューハイを呑み始め・・
   「一杯、引っ掛けると、

高橋さんは包丁さばきがとてもスムーズに

なって、良く切れてるぞ」と皆で笑いつつ

おつまみ、食材の調理はどんどんと進行中なり。
   黒和君は、自宅近くの川で釣ったアユを

串に刺して綺麗に調理して提供してくれ、

「アユかぁ・・すごいなぁ・・・最近、食って無いので

楽しみだわ・・」

「旨そうな酒のアテだわ〜」と

皆は早くもヨダレだらだら状態に。

「アユと日本酒、たまりませんよねっ」と

黒和君も楽しそう。
   ワテわぁ・・家の近くの畑と山で採れた、

丹波栗と、ピーナッツを

巨大七輪で一気に塩ゆでして提供。

これも、美味しい旨いと

3時前には、ペロリと無くなってしまいました。
   エボさん提供の刺身2皿は

ものの2分で皆の腹に

消え去り・・・
   黒和さん提供のアユの塩焼きがこんがりと

香ばしい香りを立てて

その臭いだけで飲める輩も
   焼けたアユは全員にふるまわれ・・

    キスの塩焼きも旨いが、

やっぱのアユは別格やね〜。

皆が、焼きアユと提供してもらった、

日本酒や焼酎でちびちび、いや、

ぐびくびと呑んでいると・・・
  「 投げ北ちらし寿司、1杯目、出来たよ。」

とエボさんから皆に茶碗を持って集まるように

声がかかり・・・
   「うっ・・・・またヨダレがぁ〜」

「今年のはまた、豪勢なちらし寿司だわ・・」

「カニにづけのマグロに、タイに椎茸に

アオリイカ・・下のメシが見えないわぁ・・・」

と皆から歓声があがり・・
   「一人づつ、茶碗に盛り付けるから・・」

と、エボさんと、トキ姐さんが言ったのも

つかのま。
   ガウガウガウ〜とみながめいめいに

自分の茶碗に取るもんだからぁ〜。

1杯目のちらし寿司はものの1分も経たない

内に、瞬殺状態。
   「明るい内から、この酒を出す事になるとは、

嬉しいのう〜」(^◇^)
   「宴会は、未だ始まって2時間、

夜中までは後8時間。

どうすんのよ」

「ちと、早すぎるスタートかなぁ」

「いや、わしわ、大歓迎だけどな」

   「アユは、から揚げでも旨いわ〜」

「贅沢過ぎる〜」

「投げ北、持ち寄り親交会は、普段食べられ無い

物が堪能出来るので、嬉し過ぎますぅ」

「わしも、また来年も絶対に来るぞ〜」
   「佐織さん、私もお肉を持参しましたので

提供しますよ」と摂津の高橋さんも

アユを堪能しつつ、肉を出して頂きましたし
   京都の西尾さんからは肉厚の大きなイカを

頂き、これはモリさんと高橋さんが

天麩羅にして皆に配布〜。

その後方では、ごり3さんがハンモックで昼寝

してましたが、

「おんや・・何かいい香りがして起きたぁ〜」(^◇^)
   改めて、横ちゃんさん自作スイベルの

作りを皆で評価したり・・・
   「この天秤も面白いぞ」と

横ちゃんさんが今度は天秤を取り出され・・。
   「ほほぅ・・・なるほど・・・と」

実績有る人が作る道具は

皆が興味を持ち、

親交会は道具談義もあちこちで・・
   「サンダウナーコンペV35号の

ぶっといゴツゴツした穂先に、

こんなちっこくて軽い、ルアー用のガイドを

取り付けたけど、感度抜群っす。」

「そのアンバランスさが、あんたらしい改造やな」

「これでも、飛距離は殆ど変らないっす」

   「そんな全く曲げられない竿の話より、

わしわこの天麩羅の旨さが堪らん〜」
   徳島から来て頂いたかんぱちさん、

今は単身赴任で関西に居られる

渥美サーフ都筑さんと共に記念撮影。

「未だ、5時前じゃけど、そろそろ出しますか」と

中島さんから声が掛かり・・・
   手ましたっ。

皆のお待ちかね、本場高知のタタキが

タップリの薬味野菜と共に3皿ドーンと・・

高地のNjimaさん、高知のかんぱちさん

から今年も提供して下さり、本当に

ありがとうございました。
   「堪らない旨さですね・・・」

「う〜ん、これは初めて頂いたけど、絶品ですね」

と、これも3皿が38秒で瞬殺。
   レインボー岡野さんからは淡路牛、

摂津の高橋さんからもサシが見事に入った

高級牛肉をタップリとご提供頂きまして・・m(__)m

「さあ、これも旨そうじゃ〜焼くど・・・」と

巨大七輪に炭が放り込まれ・・・
   強火の遠火で焼かれ始めると・・・

辺りにはその焼ける香りが漂って

皆が七輪を囲み・・・。
   「この肉・・甘いですね・・」

「この肉はやばい、旨すぎる」

「いい肉だから、塩だけ少しふりかけて

食べるのがたまらなく旨いわぁ・・」
   くまさんも、「贅沢過まっせ、堪りません」

と・・・顔が旨さを表現してますなぁ・・。
   「肉を燃やしたらあかんがな、焼くのじゃっ」

と焼き役のモリさんはボタボタ落ちる

脂に発火して大慌て。

トキ姐さんとひとちゃんは・・・

余りの楽しさに飛び跳ね始め→YOU TUBEへ
   「還暦過ぎの皆様方ぁ〜

親交会を盛り上げて下さり、

本当にありがとうございまする〜。」

「おう、若造、頑張れよ」

「はい・・ワテは一生、

ありがたい投げ北秋祭りの神様を

崇拝して参りますぅ〜」
   と・・4時間と少し騒いでいたら、

ようやく辺りが暗くなり始めまして・・。

かなりいい気分で酔った者、

まだまだこれからの輩が酌み交わし、

バタバタと風で吹き飛びそうなテントの下、

だだっ広いキャンプ場なので、心置きなく

大騒ぎ。
   「くにさわはん・・・チーム投げ北で唯一、

ピンギスいじめが趣味だそうですなぁ・・」

「へへへ・・・ピンも手毬寿司にしたら

旨いので、ピン狙いで秋田キツネ2号の

針を駆使して騙すのが楽しくてね・・」

「キスの幼稚園生をいじめて、面白そうですなぁ」

「石粉にね・・粉ミルクを混ぜてるんで、

赤ちゃんキスが沢山寄るんですわぁ・・」(^^♪
   かなり酔い、

ふらつくエボさんを見て笑う隠岐さん。
   「お姐さん、イケメンの都筑さんと

いいUショットですやん。」

「たまには、こんな事も無いと、

やっとられんわよ」

「ストレスたまる事、姐さんでも有るん

ですやろか、???

いつもガウガウと吠えて十分に発散してる

ように見えるのですけど。」

「ガウガウ吠えても堪るんや、

キスがバコバコに釣れたら、スッとするけどな」

「って、事は、最近ボウズばかりなんですな、

くわばら、くわばら」



   それからは、投げ北ド宴会恒例、乾杯の嵐が

いつまでも、何回も。
   深夜まで・・・・延々とこんな感じ。
   「都筑さ〜ん今度、一緒に釣り、行きましょっ」

「もちろんですよ、是非、北近畿の釣り場を

いろいろと教えて下さい」

「次回の、爆釣を祈念して、また乾杯〜」
   「ワテの、クーラーはこんなに

なっておりまして、ファイナルでも

クーラーチェックの度に、審判が吹いてました。」

「こら〜そのデコで、厳しい審判の目をくらまして、

クーラーの何処かに

キスを隠して入賞したんやろ」
    「キスは隠してませんって、

次期クーラーは、

上蓋の表側にソーラーパネル、裏側に

液晶パネルを埋め込んで、

エロ・・ちゃう、シマノTVが見られるように

するつもりです。」

「そら、ええかもね〜。」
   「たわけた、クーラー作って喜んでる

阿呆なクロちゃんに乾杯〜い。」

「おまいなんか、来年は投げの予選に出ずに、

アユの予選に出てしまえ〜」

「そうするかも、知れましぇ〜ん」

てな具合で、とうとう10時間近くの親交会も、

遂に終焉を迎えまして、日付が変わる前には、

みんな燃え尽きてしまいまして、その後は

翌朝まで爆睡・・・・。
   って事で、朝6時に目を覚ますと、

昨日の喧騒が何も無かったかのごとく、

普通にメシを炊き、味噌汁を作って

むさぼり食う皆の衆。摩訶不思議なりよ。
   食事後は、皆さんから持ち寄り賞品を

ご提供頂きました。毎回毎回、

本当にありがとうございます。
   しかし5日は・・台風18号が九州付近まで

北上、接近中で降水確率80パーセント、

冷たい北風が強く吹き、

ますます海は時化る予報が出ており、

氷雨の中、釣りを強行しても

楽しく無い上に風邪などひいてしまう恐れも有り、

今回の秋祭りは1日だけとしました。

遠方に帰られる参加者も多く、2日目は

自由釣行とし、5日にキスを釣られた参加者の

皆様には、掲示板に釣れたキスの画像付きで

書き込みを頂き、後日表彰させていただく事と

しました。

皆さんにお世話になったお礼を述べ、会場の後片付けをし、私達も帰路につきました。


今回も岡山の親分さんにはお酒類、そして篭定釣具店様には沢山の賞品をご提供下さり、本当にありがとうございました。

また、参加者の皆様には、沢山の食材、飲物、そして持ち寄り賞品などご提供頂き、スタッフ一同お礼申し上げますと共に。

会場の設営、調理もお世話になり、本当にありがとうございました。

参加者の皆様と一緒に楽しませて頂き、事故無く笑いが絶えない秋祭りを今回も開催出来ました事、

スタッフ一同、感謝申し上げます。

また来年の秋祭りでお持ちしています。是非またお越し下さい。ではっ、また・・。