2014年釣行記
9月20日 シマノジャパンカップ関西大会に参戦、下見の時同様に渋い大会でしたが、何とか9位に食い込みセミゲットの巻
9月20日はシマノジャパンカップ関西大会が京丹後市の葛野浜で開催され、
チーム投げ北からは私と奥村さん、あつしさん、ひとちゃんが参戦させて頂きました。
前日からひとちゃん始め下見の選手も多かったようですが、金曜も波が高めでフグが多く、渋かったと教えてくれ、
「また今回の関西大会も激渋混戦かなぁ・・」と仕掛けやエサを準備し、大会に臨みました。
10日程前から、10月中旬並みに冷え込む日が続き、水温が急降下。キスの活性はいまいちで、
逆にフグが多くなり、下見をしても何処で食うのか判らないし、同じ場所で続かない・・・のは私も
一週間前の下見で感じていたので、キス不在でフグが多い場所は即見切りをして移動しながら釣ろう・・・と
は思ったものの、予定参加人数の150名をかなり超える申し込みが有ったようで、当日は200名以上の選手が集まり、
例年よりも箱石側の競技エリアを広げて開催されました。
前日は深夜1.時に会場着、朝4時半まで ハイエースで仮眠し、5時前に受け付けを 済ませてクジを引くと・・・91番と今回も 微妙〜な番号に苦笑い。 奥村さんやあつしさんは30番程度の 良いクジを引いていて、 早くも遠くの良いポイントを押さえようと 意気込んでいました。 |
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整列は5時半。ルール説明を聞き、 クーラーチェックを受けて並び、 本部前のサーファーエリアを除く、 葛野、箱石、そして小天橋に向かって 選手が走り出しました。 私は・・下見で小天橋がとても浅くて 変化が少ないと感じたので迷わず 箱石側に向かって歩きましたが・・、 箱石に向かう選手が8割程度と とても多くてすでに先行されていたのと、 |
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箱石側のサーファーエリアとの境界を示す 旗が見えて来て、未だ空いてたのと、 すぐ横に弱いながらも離岸流が見えたので 旗のすぐ横を押さえて クーラーを起き、仕掛けをセットしていると・・ あつしさんも近くに入っていて、 「なぁ〜んだ、お互い歩かなかったのね・・」 と顔を見合わせて苦笑い。 |
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すぐ隣は岡山の福田さんで、 シマノインストラクタースタッフの岡野さんと 談笑しつつエサを刺し、 チロリとイシゴカイを半々に刺して ホイッスルと共に投入開始。 |
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1投目、下見では3色より遠くは殆どキスが 居ないと感じていたので、先ずは3色から 2色手前まで丁寧に引きますが、 フグに針を取られただけで、 何もアタリが無く、「入る場所を誤ったかな・・・」と 思いましたが周囲も全く釣れておらず、 素針を回収する選手が殆ど。 箱石側エリアの西端だし、 もしかしたら西側のサーファーエリアからキスの 群れが回って来るかも知れない・・・とせっかく 端を取れたのだし、暫くここで粘る事にしました。 2投目・・・潮は東から西に向かって強めに流れ 道糸が次第に左側に引っ張られますが、 流していると、砂紋バスターが小さな溝の存在を 教えてくれ、そこまで流して2色手前までさびくと・・ 「ブルッ.・・ブルルルッ」と今までのフグとは違う 小ギスの連続したアタリが出て・・・ |
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回収すると、嬉しやいきなりの5連。 12〜14センチの中型がずらりと・・。(^^♪ エサはチロリもイシゴカイも差が無く 釣れていましたが、 「待っていた、群れが回って来たぞ・・」と また同様にチロリとイシゴカイを 刺して投げるも・・・次は完全素針・・・(+o+) 群れが小さいのと、横方向の強い流れ、 そして高めの波に仕掛けを思うように 先程のポイントに入れられず、 素針が数回、しかし・・・ 先程釣れた僅かな変化が有る場所は 私の真正面。 そこにまっすぐ投げてもすぐに左に流されて ポイントを外してしまうので・・・。 隣の選手が回収してエサを刺している間に その選手側に少しだけ斜め右方向に投げて 左に流すと・・・また上手く仕掛けが 真正面の溝に流れ込み、 溝で仕掛けが流されるのが弱まったのを 見定めて1.5色で待ち気味にさびいていると・・ またブルブルッ、ブルル・・と連続したアタリが 出て・・・ |
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ピン3匹に16センチ程度の中型が1匹の 4連で合計9匹。 その後は大会独特のオモリがガンガン 打ちこまれるプレッシャーで 群れも去り、殆ど素針ながら、 同様にして溝に仕掛けが入ると、 単発ながら小型をぽつぽつと追加出来、 13匹で全く移動せずに一回戦終了。 |
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検量場に到着して周囲を見渡すと、 やはり全体に釣れておらず、 3〜5匹程度の選手も多々・・・ ボウズの選手も半分位居て、 予想どうりの激渋混戦。 |
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高知のNjimaさんも 3匹程度と渋いキスに嘆いておられました。 |
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遠く箱石まで歩いてワンドに入られた 大福さんは余裕の表情。 聞くと離岸流を攻めて30匹近くも釣っておられ、 338グラムで一回戦2位と余裕の一回戦通過。 結局、2回戦進出のボーダーは 117グラムで、私も208グラムで 一回戦を11位通過して2人で記念撮影。 一方、何と・・あつしさんとひとちゃんは痛恨の 丸ポウズで一回戦敗退・・・(+o+) |
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くまさんは・・・159グラムで辛くも一回戦を 通過し、オメ・・・と祝福すると、 サンドポールを変な位置で持って振り回し 「う〜ん、何とか通過ですわぁ〜」 と周囲の笑いを誘い・・・ |
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サイさんも・・・(^^♪ 241グラムで余裕通過、さすがですな。 サイさんはすでにセミをゲットされており、 余裕で大会を楽しんで居られる様子。 |
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関東の吉原さんも、セミの権利を 持っておられ、198グラムで通過 余裕ですなっ。 |
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って事で、1回戦の上位2割、 34名の選手が2回戦に進出し、 整列して再度クーラーチェックを受け、 1回戦の成績順に並び待機中。 |
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奥村さんも155グラム、 青のサーフさんは158グラムと 2回戦進出。 やがて2回戦は小天橋エリアで行いますと ルール説明が有り、 1回戦に箱石側で釣っていた選手から どよめきが・・ |
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って事で、2.回戦は本部下から 500メートルの範囲のエリアが設定され、 私は小さなワンドの弱い離岸流のすぐ横に入り 仕掛をセット。2回戦はもっと渋く なりそうですし、小移動をしつつ釣る作戦で チロリ主体に刺し・・・ |
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準備を整えて西側を見ると、1.回戦で良く 釣れていたワンドの近くに多くの選手が 集まっているのを遠望しつつ、 スタートとなりました。 |
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2回戦1投目・・・やはり素針。 5メートルもポイントをずれると、全く食わない 今季の小天橋。少しづつ移動しつつキスの 居場所と思える場所を2色より手前に限定しつつ 探っていき・・・ 相変わらず、手前まで引き過ぎると、フグの猛攻 に手を焼き、自作仕掛けのモトスをカットして・・・ |
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その先に必殺篭定針50本仕掛けを 7〜8本針に切断して接続して 補修しながらまた小移動。 奥村さんやくまさんが居るワンドに向かって 小移動しつつ釣って歩き・・ようやく2回戦初 アタリを捉えました。 |
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単発ながら15センチの中型を掛けて ボウズを逃れてほっと一息。 その後も・・・本部近くのワンド、 また逆に戻って出っ張りの先端から 白波の横の小さな溝狙い・・・と 試行錯誤しますが、30分後にまた単発。 1時間半経過後にまた最後の移動をして 連続して単発で釣り合計4匹確保。 やがて終了15分前。 仕掛をまた自作のアスリートキス4号に交換し、 細いチロリを選別して投入。 すぐにアタリが出て・・・回収すると、嬉しや 2匹のピンが見えて来ましたがぁ・・ 何と・・掛りがとても浅かったのか、 ワテが仕掛けを波と同調せずに強引気味に 回収したのが悪かったのか、直前まで目の前の 波に揉まれつつも回収中の キスちゃんたちがぁ・・ ポロポロッと2匹同時に仕掛から外れ、 波に持って行かれてしまい、 ガックシと落胆・・・。(+o+) せっかくのダブルのキスが同時に2匹共外れて オサラバなんて事、今まで経験が有りませんが、 それが大会で起こるなんて・・・と 地団駄踏みましたが、後の祭り。 すぐに終了のホイッスルが鳴り響き、 2回戦終了となりました。 |
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って事で、2時間の2回戦は頻繁に移動して 苦労したのに、僅かに4匹のみ・・・ 「また、セミが逃げてったよ。」と嘆き、 あの痛恨のダブルのバラシを悔やみ、 そして嘆き、皆に笑われましたがぁ・・・ 意外や皆さん釣れておらず、 奥村さんもピンが3匹。 |
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って事で、成績表デス。本部から400メートル 程度の大き目のワンドの離岸流のすぐ横でのみ 良く釣れた2回戦となりまして・・ 丁度そこに入ったくまさんは4連3連の後に 20オーバー4匹と爆裂。 そのくまさんの5メートル横で釣った 奥村さんはピン3匹と・・・2回戦も ポイントムラが激しく、悩まされた選手が 多かったようで・・・ |
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1回戦上位の選手がボウズや1匹のみで 苦しんだり 混戦の結果となりまして・・ 私は74グラム。 |
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同じく74グラムでジャンケン勝負となった サイさんと共に「お疲れ様でしたぁ・・」と 記念撮影。やがて、セミへのボーターが 61グラムと発表が有り、 私は13グラムだけ超えていて辛くも9位入賞。 12位までがセミ進出で久しぶりに 西のセミに来年行ける事になり嬉しい・・。 |
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優勝は、ワンド中央の離岸流の脇で 良型をバコバコと釣って282グラムの くまさん。ダントツでした。 準優勝は先日も下見でお会いした 鳥取キス研の村山さん。 3位は川上さんで、 お立ち台の皆様、おめでとう.ございます。 |
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私も・・久しぶりにセミ進出者の列に 並ばせてもらって嬉しさがこみあげてきました。 表彰式終了後はまた関東の皆さんと歓談し・・ |
これは・・サイさんが作っておられる キャスティングプロテクター。 しなやかな皮製で 素敵なデザイン。神奈川の大福さんも 「一年間使い倒したけど、 柔らかくフイットするのに、丈夫で ほつれも破れもしないよ」と 好評価で、私も1個購入させてもらいました。 |
って事で、キスは場所ムラが激しくてフグも多く、波も高めで苦労した大会でしたが、
運良く一回戦では群れが回ってくれて通過、2回戦は群れを捉えられず、また苦労しましたが、何とか2色で止め気味に
粘りながら釣って単発のみ4匹と激渋でしたが、他の選手もくまさん以外は同様で、2〜3匹の選手が大半で
何とかギリギリでセミが取れました。
シマノの大会ページはこちら。
来年は久しぶりに弓ヶ浜でのセミファイナル。セミは近年、北日本に2回行きましたが
西は7年ぶり・・・来年に向けて、また練習を重ねたいと思います。
今回も大会で再開し、一緒に楽しませて頂いた皆様、そしてシマノスタッフの皆様、ありがとうございました。では、また・・。