2014年釣行記

9月15日 気温の急な低下で葛野浜のキスは渋くなり・・・の巻

9月12〜14日、世間は3連休ですが、相変わらず仕事山盛り状態の私は12日13日と仕事・・・(+o+)

14日の祭日は休む事になりましたが、兼業農家なので稲刈りもせねばなりません。

しかし・・週一回は竿を出してキスのブルブルッを体感しないと、翌週の仕事の効率が落ちるという特異体質。

稲刈りは午前中は朝露で稲がベタついてコンバインに詰まり易く、効率が悪いぞと勝手な理由を付けて午後に後回しにし・・

朝4時に起き出して葛野浜に向かいました。

土曜〜日曜はジャパンカップ関西大会の下見の皆さんで賑わったようで、チームのひとちゃんも行ったと情報をくれましたが、

9月10日頃から急に朝夕冷え込み始め、北風も強めに吹いて土日はキス釣りには一寸嫌な波の高さ。

ひとちゃんも半日近くやって15匹程度だったと・・・7日辺りまでの束釣り楽勝だった状況から急変した浜に戸惑った様子で

連絡をくれましたが、それでも時折型が良いのが混じった様子。私も良型のブルブルッを味わいたくなって、

数が出ないのは承知の上で仕掛けを作成して朝6時に葛野浜に着くと・・・

   昨日、ライブカメラで見たときよりは少し

波が収まりつつあるものの、

秋の葛野浜で最もアタリが出る

2色前後で白波が砕け、

アタリが出るのはその手前だけかなぁ・・・と

思いつつ暫し観察。

竿を出している人は

10名程度居られたものの、あまり釣れている

様子は無く、昨日のひとちゃん情報どうりの

釣れ具合みたい・・・。
   離岸流の前では2〜3色付近でも

波が穏やかな場所も

有るものの、そんな場所では逆に

波口でうねっており、近投では

仕掛け絡みが多発する波具合。

サーファーも50名位入っていて、

釣り辛そうだったので、

葛野〜箱石の様子は

「単発が殆どでたまにダブル程度」と

ひとちゃんから教えて

もらったし、竿も出さずに転進する事とし・・

   朝日が照り始めた頃に

久しぶりに葛野浜の西側、

小天橋海水浴場に出て竿を出す事にしました。

葛野に比べると、北西風のせいで立つ波は

沖合の磯や防波堤が少しさえぎってくれるので

弱いですが、葛野のような1.5色〜2色の

深みが無くてダラダラと浅く、しかも

西端の大岩の近くの海底はうっすらながら

黒く見え、どうやらトロ藻が多そう・・と
   東から登って来る朝日に向かって歩き、

300メートル程度葛野に戻った辺りまで来ると

海底も綺麗。離岸流を探して

先ずは4色からユックリとさびくと・・・

やはり、アタリが出たのは

2色付近の弱いカケアガリ付近。

しかも、結構強いアタリで、

「ブルルルッ」と引き込んで

「これで、来た甲斐が有ったわぁ・・、

今週の仕事も、気分良く出来るわぁ・・」と

早速回収すると、

   いきなりの22センチでニンマリ。(^^♪

単発でしたが、これ位の型が居るのなら、

少しは楽しめそう・・・と思ったのもつかの間。

同じ場所、距離を引いても無反応どころか、

2色以内はフグの猛攻にて

8本針がいきなり2本針仕掛けに

なって戻って来ました。

また少し葛野に向かって歩くと・・・

3色付近の海面が穏やかながら、

うっすらと潮目が出ている場所を見つけ

3色から引いてみると・・

今度は、ブルブルッと小さ目のアタリを

砂紋バスターが捉えてくれ、

食い込み改善、バレ低減で気に入っている

超弾性直線記憶ワイヤーで作った

新投げ北天秤がきっちりとキスを掛けて

くれたのが鮮明に伝わって来て・・
   12〜13センチと小型ながらも、

ダブルが2回。

ようやく、キスが群れている場所を

見付けましたが、

今季の小天橋〜箱石周辺は

同じ場所で釣れ続ける事が少なくて

また素針の連続となり・・・。

ここもフグが多いのでまた移動。

更に葛野に向かうと、ワンド状の場所に至り、

ワンドのド真ん中の離岸流の流心は

仕掛けも絡まないので2色で止め気味にして

誘っていると・・また元気な

ブルルルッが・・・(^^♪

   必殺篭定針が唇に僅かに掛かって

いるだけという、食い込みの浅さながら

16センチと18センチのタブルで

10匹目。

そろそろ、帰って稲刈りしないと・・と

何とかツ抜けして9時近くになったところで、

最後の1投・・・とエサを刺していると、

「お久しぶりです、どうですか・・」と

声を掛けて下さったのは、

鳥取キス研のM山さん。

聞くと葛野と箱石の間で

大会の下見をすべく朝から頑張って

おられたそうですが、やはり小天橋同様に

キスは渋く、「未だ9匹ですわ・・」と教えて

下さり、こちらに転進して来られたとの事。

先週も来られたそうで、3ケタ釣りを

されたそうですが、激変ぶりに戸惑って

おられる様子。

「今度の大会、あまり海況が変わらず

朝夕が冷え込むようなら、かなり渋い

大会になりそうですね・・・。」などと

情報交換していると・・・

M山さんの竿先に強いアタリが出た様子で

横で羨ましく思いつつ注視していると・・
   「たまには、こんなもの居るんですね・・」と

嬉しそうに20オーバーの良型を

ゲットされました。
    「今日と同様の状況で大会に出たとして、

そんなのが3匹でも釣れたら

一回戦通過するかもですね・・」

と二人で苦笑いしつつ

写真を撮らせて頂いて納竿としました。

って事で、8月は猛暑だったのに、5日程前から北風が吹き、寒気団の影響か朝夕の気温が15度程度と10月中旬並みの気温。

水温も急激に下がったのか、釣れたキスを持ってもあまり暖かく感じない程でしたし、

波の具合もいまいちでキスは渋く、ツ抜けがやっとの釣りでした。

逆に8月に少なかったフグが激増で仕掛けを丸ボウズにされる事もしばしば・・・と

キスの居場所も範囲が狭くて数も出ず、その居場所もコロコロと変わり・・と難しい釣りを強いられ、

相変わらずこの浜はチロリもイシゴカイもあまり差が無く食う・・と下見と言うより、悩みだけが増えたような・・・。

「当日の海を見て、どう攻めるか判断するしか無いかもね・・」と

バコバコからパラパラ程度に激変してしまった釣りで首をかしげつつ帰宅しました。

どんな状況になるにせよ、今度の土曜はJC関西大会。また皆さんとの再会も楽しみにしつつ、

先ずは1回戦突破を目指して頑張りたいと思います。ではっ、また・・・。