2014年釣行記

7月13日 全日本サーフ、クラブ対抗キス釣り選手権大会に参戦、ベタ凪と雨に苦しみましたが、

まずまず釣れて、楽しめましたっの巻


7月13日は京丹後市の小天橋〜浜詰のロングビーチを舞台に全日本サーフ主催、クラブ対抗キス釣り選手権大会が開催され、

チーム投げ北からは私と上ちゃん、あつしさんが大阪サーフチーム モリさん、トキ姐さんがシーガルフィシィングクラブチームとして

参加しました。この大会は3名で1チームを組み、3名の合計釣果で競う大会ですが、

あいにく、当日になってあつしさんの体調がすぐれず欠席となってしまい、私と上ちゃんの2名での参戦となってしまい、

上位入賞は望めなくなってしまいましたが、「まっ、こうなったら、気楽に釣るべ〜」とあまり気落ちもせずに参戦。

朝3時に受け付け、4時から開会式、浜に向けて出発、5時釣り開始となり、私達は先日の釣行で好感触を得た

葛野〜箱石間の手前から深い場所を狙って出発。キスは主に2色以内に多く群れており、

オモリが沢山打ち込まれる大会では、少しでも2〜1色が深い場所が有利・・・と思いつつ、

葛野の駐車場に車を停め、箱石に向かって1キロ程度歩き、砂浜が急な傾斜で落ち込んでいて、

手前が少しでも深いと思える場所にクーラーを置きました。

   隣は上ちゃん、トキ姐さん、と並び・・・

10本針に先ずはイシゴカイを刺して

6時の試合開始を待ちます。           

   箱石側のお隣さんは徳島鱗友サーフの田中

さんやレインボーキャスターズの中元さんが

入られ、6時に投入開始となりました。
   朝から小雨・・・そして後方から涼しい南風が

吹く、あまり良くない条件下での試合開始で

追い風なので当然海はベタベタの凪。

「これでは・・・良型は少なくて小型主体に

手前でのみ釣れる雰囲気だなぁ・・」と

先ずは3色に投げ、先日来アタリが多い

2色までスルスル・・・と引き寄せてから、

1色までを丁寧に引いていると、

幸先良く結構ナアタリが連続し・・・。

「今日も、1.5色が良いみたい・・」と上ちゃんに

声を掛けつつ巻き上げ開始。

ぐっ〜と竿先に重みを感じつつ巻いて来ると・・
   幸先良く、20オーバー3匹含む6連で

好スタート。

「いるいるっ、今日も朝方はイシゴカイが

良いみたい・・」と打ち返してゆきますが、

ガンガンと打ち込まれるオモリに

キスが早めに散り、
   後は20センチ級は単発、

ピンは波口でパラパラと釣れますが、

「朝は良型で重量を稼ぎたいなぁ・・」と

焦ります。暫くすると、私の釣り座では

ピンも少なくなり・・・トキ姐さんが好調に

連で掛けているので、バリアを発射してから、

トキ姐さんの隣に小移動。

先日来、キスは場所ムラが強めで、

ほんの、5メートルも投点を変えると

雲泥の差が出る葛野浜。

トキ姐さんの隣に、上ちゃんと共に入って

投げると・・・
   ほんの、10メートル移動しただけなのに、

ここではアタリが連続。

小型ながら6連、7連と復活し、

手前だけを丁寧に引いて、

8時を過ぎる頃には殆ど良型が

少なくなったため、小型の数を辛抱強く釣る

釣り方に移行。
   すぐ横では・・・徳島鱗友サーフの林さん、

矢野さんが居られ、「佐織さんが居たから、

ここは釣れるんだと思って入りましたよ・・」と

言って下さり、黙々と釣っておられましたが、

近場、小型の数釣りを得意とする

徳島流の本家本元の名手であるお二人、

その釣りは一切無駄が無く、見事。

見ていても勉強になる、

手前で小型をずらり・・・と掛ける技は素晴らしく

私や上ちゃんが苦労しつつ

3〜4連で掛けている中、

お二人は殆ど6連〜8連でずらりと掛けられ、

どんどんと数を伸ばされていました。

その様子を横目で勉強しつつ・・・

投げていると、あいにく小雨が本降りとなって

しまい、天気予報を無視して雨具を持って

来なかったおバカな私とモリさんは寒くて

震え上がり・・・(+o+)

   一方、トキ姐さんは黙々とピンを掛け続けて
   辛抱強く、4〜5連で数を延ばしてニンマリ・・

私は、寒くて溜まらなくなり、

モリさんと共に一旦車に戻って

下着から全部着替え、

強くなった雨の中、残り一時間と

なりましたが、雨具を着用して再開。
   時間が無いので、葛野の駐車場下に

入りましたが、あまり釣れていないのか

選手間の間隔は広大。

「釣れていないのかな・・・」と思いましたが、

残り時間が無く、

ここも手前が深めなので、良さそうに見え、

取り敢えず7本針を投げると

ここでも1.5色でプルプルと気持ち良い

アタリが連続していきなりのピン7連。

次も、またその次も6〜7連で

「ここにも、ピンならいくらでも居るじゃんか」

と歩いてやって来たトキ姐さんに

「さっきから、ここで小さいけど入れ食いだよ」

と言うと・・
   すぐにトキ姐さんも針の数だけ小型を

ずらりと・・・。(^^♪

結局、葛野の駐車場下でピンばかりを

40匹程度追加し、やがて10時、

試合終了となりました。
   トキ姐さんの釣果。キス容器がピンで満タン

になってました。
   私も上ちゃんと共にキスを洗い・・・・

みんな、今年の大会でも好調で、

沢山釣っていて2キロ超えの選手も多々・・
   私は、2投目までは良型を

入れ食いさせたものの、後は

雨に打たれてピンの数を伸ばす

のに苦労し、1.055グラムでした。

上ちゃんとトキ姐さんは700グラム程度で

共に数釣りを楽しみ、試合は終わりました。
   閉会式は、雨の為屋内で行われ、

中山京丹後市長さんから

「クラブ対抗キスも京丹後市で開催される

ようになって今年で9年目、本市は自然が

豊かでキス釣りはもちろん、

メロン、梨、モモなど山の幸、そして冬場の

カニ・・・と美味しい物が沢山有ります。

是非またお越し下さい」と祝辞が有りまして、

先ずは京丹後市市長賞が

選手に贈呈されました。
   見事にクラブ優勝に輝いたのは

但馬豊岡サーフの皆さん。

毎年この大会では上位入賞されており、

豊岡市の隣の市での大会、きっちりと下見、

過去の経験を生かされて全員が2キロ超えの

素晴らしい成績で優勝されました。

そして個人成績では・・

    私の隣で毎回のようにずらり・・・と

見事に連掛けして数を延ばされて

いた徳島鱗友サーフの矢野さん。

矢野さんは3キロ近い釣果で

個人成績優勝。

優勝カップとダイワの投げ専用クーラーを

ゲットされてとても嬉しそうでした。

おめでとうございました。

ひととうり、団体、個人表彰が終わると・・

後はお楽しみ抽選会のみが楽しみな

私達の成績で・・

上ちゃんがゲットしたのが、↓
   何と・・・「海毛虫外し具」 笑

ステンレスの変な形をした道具?でしたが、

丁寧な取扱い説明書には・・・

「不幸にして海毛虫が釣れてしまった〜」に

続く使い方が書いてあり、

思わず皆で爆笑。

上ちゃんはムカシ、「ワシわ宮津湾で

海毛虫を軽く年間1000匹は釣るど」と

豪語して皆を笑わせていた程、

宮津湾での置き竿釣りが好きでしたが、

そんな上ちゃんにぴったりの道具が

当たったもんですなぁ・・(^◇^)

って事で、ベタ凪、雨天で海況はいまいちでしたが、型はともかく、数は沢山釣れて束釣りもし、それなりに楽しめた大会で、

徳島のお二人の連掛けの技は見ているだけでも勉強になりました。

今大会ではあつしさんの体調が悪くて残念でしたが、8月末の日曜には大阪教会のクラブ混合キスも葛野海岸で

開催されますし、また浜に通って練習に励みたいと思います。

お世話になった大会スタッフの皆様、京丹後市長始め、担当者の皆様、ありがとうございました。