2014年釣行記

3月23日 チーム投げ北、ちぃむどすこい合同開催 天橋立オープンキス釣り大会を開催しましたっの巻

3月23日は毎年天橋立で開催している春のキス釣り大会である「天橋立オープンキス釣り大会」を

チーム投げ北、ちぃむどすこいJVで開催させて頂きました。

この時期は天候が安定せず、前々日の北近畿は吹雪になるなど、天気が心配されましたが、幸い大会当日は快晴、そして無風と

絶好の釣り日和となってくれ、私達も一安心。前日夜はマスターズの柴田さんや高橋さん、チョリソーさんも来てくれ、

ごり3さん、まびゅさん、上ちゃん、トキ姐さん、モリさん、Tuskerさん・・とみんなで賑やかに前夜祭。

しこたま呑み、騒いで帰宅は午前1時。暫く爆睡し、6時に起きて天橋立に向かいました。

朝の気温は0度近くと冷え込みましたが、久しぶりに高気圧が真上にやって来てくれ、

天気は上々。風も無くて投げ釣り日和となったのが何より嬉しく、

早くからお集まりの皆さんと挨拶を交わし、大会の準備にとりかかります。

   今回手配して殆どの選手の皆さんにお渡しした

マスオ君23,000円分デス・・・

これで何匹釣れるか楽しみどすえ〜。
   暫くすると、どすこいの衆も来られ、

「高速がかなり延伸したので、

北近畿は近くなりましたわぁ・・」

「来年、舞鶴若狭道が全通したら、

今まで以上に短時間で行き来出来て、

ますます交流が出来そうやね〜」と談笑。
   暫くすると・・レインボーキャスターズの松尾

さんが来られ、手にはこの竿・・・。

NEWトーナメントキャスターAGS。
   カーボン素材のエアガイドシステム搭載で

より軽く、高感度になっているらしく、

今春新製品の注目商品。

予約注文も凄く沢山入ったそうで、

皆さんも手に取って「これ、欲しいなぁ〜」

「ワシはもう注文したぞいっ」と

竿談義。(^^♪

その後受付をするべく8時前に

小天橋の東屋に移動し・・
   今大会は参加費無し、一人1品の

賞品持ち寄りってことで、

テーブルの上には今回も山のような

賞品をご提供して下さり、感謝多謝・・

本当にありがとうございました。m(__)m
   今回は仕事で残念ながら参加出来なかった

ADさん制作、どすこいと投げ北の横断幕を

吊り下げ・・・
   8時前頃には少し暖かくなって

全員集合。
   皆さん「久しぶりやね〜」

「また今年もトーナメントシーズンが

近づいて来たね・・・今年は何処にエントリー

するの?」などと談笑後、
   私から簡単に

ルール説明し、

どすこい、投げ北連合会長である、

トキ姐さんから、ありがたいトキの声と

朝から軽く怪電波を全員で浴び、

8時きっかりに釣り場に散開。

殆どの皆さんにとって

今季の第1戦となる、

「天橋立オープンキス釣り大会」が

始まりました。
   多くの皆さんは・・毎年確実にキスが望め、

観光客が来なくて落ち着いて釣れる

小天橋の浜に向かわれましたが、

私達チーム投げ北のメンバーは殆どが

大天橋南端の「鉄板ポイント」に集合。

文殊水道の浚渫工事で出た砂が

山のように積まれて景色が大きく変化

していましたが、めいめいに浜に並び・・
   小天橋を遠望すると、毎年キスが

確実に釣れる小天橋の先端部に

向かって大勢の選手が移動中。

それを眺めながら仕掛けを準備し・・。

この時期、越冬中のキスを拾うには

超遠投が有利ですが、ここは5色程度で

かなり深いので・・・
   先ずは投げ易くて藻に取られても

受けるダメージ(笑)が少ない

砂紋バスター30号に

作ったばかりの

超弾性直線記憶合金ワイヤー採用の

「新投げ北天秤」で

4〜5色のカケアガリを探ってみる事にしました。
   上ちゃんは8色まで飛ばし、横では

真弓さんもフル遠投で沖を狙って試合開始。

1投目・・何もアタリが無く、

「昨日までは冷え込みが厳しかったし、

もっと沖なのかなぁ・・・」と思いつつ

回収し、エサを刺し直していると・・

近くて投げておられた神戸中央サーフの

重永さんが「何か掛かっていると思います・・」

と嬉しそうに回収中。

注目していると・・
   「はい、ボウズ逃れの1匹です」

「アタリは?」

「とても小さく微妙〜な感じでしたが・・

距離は5色半でしたよ」と

教えて下さり、早速私もオモリを

タングステン砂紋バスター33号に換装。

7色付近に5本針を落とし、さびいていると・・

沖から、大きな台船がこちらに向かって

来ました。ここに積み上げた砂を

台船に積む作業を

すべく近づいて来たので・・暫くさびいて

かすかなアタリを取り、追い食いもさせずに回収

すると・・・
   嬉しや私にもキスがっ。(^^♪

必殺篭定針5号に刺した

マスオ君をほうばって釣れて来てくれました。

その後台船が大きなクレーンでドカンドカンと

爆音を伴う作業を始めたので、

移動を余儀なくされ、

皆は大天橋の北側に向かって移動。

私はボウズは逃れたので、

小天橋に行かれた皆さんの様子を

撮影すべく大移動。

小天橋に移り、ひとちゃんに様子を聞くと

「フグのみですぅ・・」と首をかしげていて、

他の皆さんも未だ殆どがボウズで同様でしたが・・
   1本目の石波止の際から投げていた

Tuskerさんに聞くと、「幸先良く、2投目で

20オーバーをゲットしましたぁ・・」と

嬉しそうに二日酔いの顔で

キスを見せてくれました。

しかし・・・近くで釣るごり3さんや、

くまさんは未だ「アタリもカスリもしない・・」と

暗い表情で・・
  東京からはるばる遠征して参加してくれた、

マスターズーサーフのチョリソーさんも

「未だ釣れません・・・」と

フル遠投を繰り返していました。
   そのすぐ近くでは・・ケンさんが1匹確保した

そうで、ごり3さん、くまさんが集まって

7〜8色に潜むキスを狙うべく、

ブン投げていました。
   小天橋では、殆どの皆さんが0.4〜0.2号の

極細糸にタングステン錘で

カッ飛ばしては繊細にさびき・・を繰り返して

いましたが、大天橋の南端に

台船がやって来て

天橋立全体に轟く大音響の爆音を発しつつ

作業を始めてからは誰もキスを掛けられず、

天気は最高でとても暖かくなって来たのに、

残念な超激渋大会模様。

天候や潮流的には

ぼつぼつとでも、例年どうりに

ボウズは少なく釣れないとおかしい

環境だったのにと、主催者としてとても残念・・・

   10時を過ぎても誰もキスを引っ張って来れず

それでもみんな、「1匹でも釣りたい」と

フル遠投、そして真剣にさびきますが、

大音響でキスが驚いて口を使わず、

皆さんに立ち寄っては

「あの大音響でトキ姐さんが怒って

怪電波全開ですわぁ・・m(__)m」

と謝り?つつ撮影を続けます。

   苦笑いしつつ11時頃にはみんな諦めの

表情に残念でなりません。
   とうとう、小天橋の先端近くまで来ましたが、

ここから先端部の選手は全員誰もキスを

持っていないとかで、皆で集まっては

トーナメント談義、竿談義しつつ

お昼寝をしたいような天気の下、

時間だけが過ぎてしまい・・・。
   「この様子だと、60名の参加者で

キスを釣ったのは7〜8名だけだわ・・」と

例年に無い激渋模様に

悲しくなりつつ、もう終了20分前。

「早めに引き上げて検寸準備するかぁ・・。」と

戻って行くと・・・本部近くにチョリソーさんが移動

して最後の投擲、そして何か重そうに

回収を始めました。しかも、ゴミを掛けた

時のような回収のしかたでは無く、

とても慎重に・・・

「良型のキスでも掛けたのかなっ」

っと走り寄ると・・・なんとっ、

   「カレイ、釣りましたぁ・・」と

嬉しそうに良型のイシガレイを見せてくれました。

「キスが釣れないのに、イシガレイを

イシゴカイで釣るなんて、これいかに。」と

笑ってしまいました。

まあ・・チョリソーさんが竿を出していたのは、

アサリ漁の船が底を掘り返す場所で、

40のマコや50オーバーのイシガレイが

出た実績場ではありますが・・

丸々と太ったイシガレイは

同じく柴田さんが掛けたナマコと共に

東京まで拉致して

食らうそうですわ〜。笑

って事で寂しい検寸が始まり〜

   これは、本日最長寸となった、

原田さんが釣った21.8センチ。

隣のちっこいのがワテの釣った

最短寸13センチどすえ。
   「おおっ、毎年この大会で必ずボウズだった

SBさんがドヤ顔でキスを持ってるぞい。」

と、どよめきがぁ〜。笑

   その、貴重〜なキスをくにさわさんが、

ミリ単位で検寸中。

例年なら、キスを何匹かずらりと並べ、

センチ単位の大雑把な

検寸となるのですが、

2匹釣った選手が誰も居らんと言う、

1匹長寸大会となってしまいましたわいな〜。

「ワシのキスだけ、もうちっと引っ張って測って

くれんかの〜」

「キスの関節外しは反則どすえ」

「外れる限界まで、あと2ミリばかり伸びんかえ〜」
   これが、60余名が23,000円分の

イシゴカイと0.2号の道糸なんぞを駆使し、

タングステン弾を投げまくって釣れた

本大会の釣果なり。悲

釣果が有ったのは僅かに

10名で、ワテが最短寸なり。(激悲)

   その、超貴重〜なキスたちの上から、

いきなり、「ぺたっ」と出た

チョリソーちゃんのイシガレイを見て、

入賞者があまりにも少ないのを憂いたのか、

    OB審査委員長が

「急遽、カレイの部を設けますっ」と

濃いぃ〜トーナメンター居並ぶ前で平然と

真面目な顔で宣言し、

審査、順位づけを始め・・
   その間に、辛かった4時間の労を

みんなでねぎらいつつ、

それでもみんなで笑いつつ参加記念撮影。
   そして、見事に優勝されたのは、

原田さん。初参加でしたが見事に

最長寸ゲット。おめでとうございました。

タングステン砂紋バスターと新投げ北天秤と

言う、ショボイm(__)m優勝賞品を

贈呈させてもらいました。
   入賞した選手をみんなで拍手しつつ祝福し・・
   ド貧果でしたが、みんな笑顔で表彰は進み・・
   SBさんも入賞。

静岡から遠路はるばる、ありがとうこさいました。
   ケンさんは8〜9色のド遠投で

1匹確保。オメ〜。
   今回、釣果が有り、表彰を受けた皆さんです。

優勝、原田さん21.8センチ

準優勝は2名でどすこいのSBさんと、

101尾会のTuskerさんが

20.0センチ同寸。

4位は静岡の水野さんで17.2センチ

5位どすこいのケンさん16.7センチ

6位えのみやサーフ本田さん16.2センチ

7位神戸中央サーフ重永さん15.2センチ

8位レインボーキャスターズ福田さん15.0ゼンチ

9位どすこいのRinさんが台船が去って

静かになった後、最後の

投擲で釣った14.5センチで入賞。

そしてドン尻の10位がワテで13.0センチ

でした・・・。悲

そして追加でチョリちゃんがカレイの部優勝を

かっさらって短時間で表彰は終了なり。

他の選手は残念ながら釣果は有りませんでしたが

めいめいに、好きな持ち寄り賞品を

持ち帰ってもらいました。

って事で、天気は最高で例年どうりに、ボウズは少なく、みんなでぼつぼつ釣れるかなぁ・・と思っていたのに、台船の作業で爆音が轟き、

それに怒ったトキ姐の怪電波が最大出力となったあおりで今大会はトンでも無い近年稀に見る超激渋大会となった事を

主催者として責任も感じつつ、この釣行記を書いておりますが、久しぶりに、そして初めてお会いする皆さんと小春日和の中、

気持ち良く投げ、談笑し、釣果の割りに私達にとって楽しかった大会で、参加者の皆様、本当にありがとうございました。

これに懲りず、また来年も開催しますので、またこの大会にご参集頂けると幸いです。

次は、同じく天橋立で4月6日開催されるレインボーキャスターズさん主催の早春キス釣り大会。

2匹は釣りたいですぅ〜。ではっ、またっ。