2013年釣行記

11月7日 若宮で落ちのぷちバコッで束釣りの巻

11月7日は平日に休め、午前中はパラパラと雨が降っていたので町内役員の野暮用をし、午後からは天候も回復しそうだったので、

落ちギス釣行。西風が強いので、丹後半島は諦め、またまた高浜方面へ。

今季の高浜方面は・・・先日来お伝えしているとうり、そしてひとちゃんが掲示板にも書き込んでくれたとうり、

若宮はさっぱり・・で未だ難波江で中小型が数出ている状況。

「今年は水温が高いし、落ちは未だなのか?、はたまた落ちが無く、だらだらと釣れなくなってしまうのか?」などと

昨年あれだけ爆発したのに、今年はその半分も釣れていませんが、若宮に取り敢えず行って、

ダメなら、難波江で数釣りでも楽しもう・・・と浜に向かいました。

   若宮に到着、昨年は平日もかなりの人出

だったのに、今季は未だ落ちが無く、

無人で貸切状態。

北から迫る雷雲からゴロゴロと雷鳴が聞こえ

少し気になりますが、浜は晴れていました。

帰られる釣り人に状況を聞くと、

「早朝から期待して来たのに、ピンが遠投して居る

だけで大型は居ませんでしたね・・」と渋い表情。

「今日も落ち爆は無さそうだけど・・・」とは思った

ものの、貸切状態だし、天秤のテストもしたかった

ので、取り敢えず投げてみる事にしました。
   1投目、対岸の青葉山辺りは黒雲に覆われて

雷鳴がっ。「また降るのかなぁ・・」と思いつつ

5色からさびくと・・幸先良くアタリが出ました。

追い食いさせて・・・と思い、さびいている間にも・・
   黒雲はどんどんとこちらに向かって凄い勢いで

迫って来て、やがて若宮の浜も暗くなり、

近くで雷鳴が轟いたぁ〜。(@_@)

「あっやばい・・」と即回収すると・・。
   まずまずの型の3連で

「今日は、少しは居るじゃん」とは思いましたが、

直後に爆風が吹き始め、パラパラと降って

来ましたので、慌てて車に戻り、

叩き付けるような雨の中、一旦休止。

うとうと・・と昼寝をしていると、黒雲は30分程で

去り、急にまた晴れ渡って来て釣りを再開。
   雨が叩き付けるように降った後は見事に晴れ渡って

風もピタッと吹き止みました。

ベタ凪だった浜は嵐の爆風でザザ波が立ち、

何だかいい感じ。同じ場所に戻り、

また5色に投げますが、「ありりっ、居ない・・」

今度は、かなり手前までさびきますが、

何にも居ません。

嵐でキスが去ったのかなぁ・・・と首をかしげつつ、

それでもしつこく手前まで延々とさびき・・

とうとう1色まで引くと・・・何とっ、

ほんの波打ち際のちょっと先でいきなりゴンゴンッ。

またブルルッ・・と大きなアタリが連続して出て・・・
   キスはとても手前に居たようで、7本針に6連(^^)v

それも型が良いのも混じり、20センチ超えに

中型に、ピンもと型はバラバラですが、

何だかいい感じ。

すぐに投げ返し、今度は2色半に投げ、

スルスルッと先程アタリが出た辺りまで引いて

暫く待つと・・・またゴンゴンガツガツの

落ちらしい激しいアタリが・・・。

「う〜ん、いいアタリで楽しい・・」と

追い食いを誘うと・・・
   あらら・・・バナナになっちまった。

キスは・・活性がとても高く、

仕掛けが群れに入って1匹目が掛かると、

こちらに向かって仕掛けを引っ張るようにして

次々と掛かるので、最初にアタリが出ると

早めにさびかないと昨年もバナナが多発したのを

思い出し、今度は・・・

針間隔がとても広い篭定必殺仕掛を

取り出して7本にカットし、

一発目のアタリが出たら誘わず、

手前に早めにさびいて追わせるように

すると・・・
   今度はずらりっ6連でいきなりの爆がっ。(^^♪

この頃になると、空はうそのように晴れ渡り、

急に暑くなって来て、めぐましい天候ですが、

キスの活性は高く、いい感じ。

昨年のような、20〜26センチ程度の

5〜6連なんて釣りには及びませんが、

楽しめる状況に

「やっと落ちが始まりつつあるのかな・・」

とまた同じ場所に投げ返して引くと・・・

   またまたゴンゴンと・・・キスは1色目と2色目の

境目付近のみに集まっているようで、

そこでのみ連続してアタリが出ます。

他の場所に投げても何にも居ないのに、私の目の前、

ほんの5メートル四方程度の

ピンポイントのみにキスが集まっている、

落ち独特の釣れ方で、今日も篭定必殺仕掛が

良い仕事をしてくれ、今度は先端の針に

太いキスが掛かったぞっ。(^^)v
   計ると25センチで、こんなのが1匹でも掛かると、

回収時にもかなり暴れて楽しい・・・

昨年は、こんなのが3連4連と釣れたのですが、

未だ単発なのは、落ちは未だこれから

始まるのかもね・・・。

そして、こんな、手前で爆る時も、

昨年は5色付近でも大型の27センチなんてのが

出たので、今度は遠投して7色からさびきますが・・
   遠目ではまだまだ夏の釣れ具合でピンのみ・・・。
   やっぱり、1色半が濃いなぁ・・と

また近投すると、中型がずらり・・・と

7連パーフェクトの4連発。

しかし・・・嵐が去り、風も弱くなって

また若宮の浜の波も落ちてベタベタの凪になると、

急にキスが居なくなって、あれだけ釣れていた

1色半のバコバコポイントにも何にも居なくなり・・

それからはいつもの鉄板ワンドのあちこちに

投げ返すもさっぱり・・・???。(+o+)

「やっぱり・・・落ちギスはザザ波と共に

やって来て、湖のような完全ベタ凪では

居なくなるなぁ・・・と移動。

隣のテトラとテトラの間に挟まれた場所は

未だ少し波も有り、そちらに移り、

今度は遠投してみると・・・
   アタリは出るものの、プルプルととても小さな

アタリのみ・・・こちらの浜はマイクロピンしか居らず、

まるで夏場の釣れ具合。

手前のカケアガリもさっぱりで

落ちの爆発的に食いはほんの1時間程度

楽しめたのみで短時間で終わってしまいました。

ピンなら沖でいくらでも掛かって7連も何回も

有りましたが、アタリがぷるぷる程度で

いまいち楽しく無く、

クーラーには100匹程度はキスが

入ったので納竿としました。

って事で、プチ爆は午後1時半から3時前までの、嵐の直後に少し波が立っている時間だけ楽しめました。

早朝から入った、私と入れ替わりに帰られた釣り人に聞くと、早朝〜午前中はさっぱりで何にも居なかったそうで、全く期待もせずに

浜に入りましたが、運よく嵐の後の晴れ間、そしてザザ波と共にキスが集まって楽しめましたが、

改めて落ちギス釣りの難しさを体験した釣行でした。

もう少し夜間に冷え込むようになり、日中はぽかぽかと暖かい、そしてザザ波の日なら、

今年は水温が高めですし、まだまだ爆も有りそうで、休日に好条件が重なればまた狙ってみたいと思います。ではっ、またっ。