2013年釣行記

11月3日 徳島鱗友サーフさん主催の鱗友杯にOBさん、隠岐さんと3人で参戦、朝は良型のキスが激震をくれ楽しめましたがぁ・・の巻

11月3日は徳島県鳴門市の里浦海岸で徳島鱗友サーフさん主催の鱗友杯が開催され、

チーム投げ北からは久しぶりに大会参戦をするOBさんと、先日にチーム投げ北に復帰した隠岐さんを誘って3人で参戦させて頂きました。

前日から釣り場に到着してプチ大会に参加されていた神奈川投友会の前田さんに様子を聞くと・・・

「トップは107匹ですよ。型も時折いいのが混じりますし、朝は近くで釣れたし、まずまず楽しめましたっ」と

教えてくれ。楽しみにしつつ淡路島を縦断し、徳島入りしました。

夜10時に出発し、到着は1時頃。皆で寝酒を呑みつつキス談義をし、あいにくの天気予報を憂いつつ、朝を迎えました。

   参加者は100人程度、気合の入った

トーナメンターの皆さんが今大会でも

集まっておられましたが、

朝一番は「おっ、お久しぶり〜」と皆さん

タックルの準備をされつつ、

談笑され、なごやかな雰囲気。
   クジを引き、今大会は3人1チームの団体戦なので、

順に並んで出発を待ちます。

私は・・何とチームメートのOBんさんと

一緒の組になり、二人顔を合わせて苦笑い。

もう一人のチームメートはレインボーキャスターズの

大前さんで、

「頑張りましょう・・・」と声をかけあい、

共に健闘を祈りつつ、クーラーチェックを

受けました

   そして、6時過ぎにいよいよ釣り場に向けて出発。

私は・・・前日に下見をした前田さんや伊藤さんから、

「北側は数が出ます、南側は型が良いですが、

場所ムラが強い傾向です」と聞いたので、

北に向かわれる前田さんと話しつつ、

先ずは数をコンスタントに・・・・・と

北側に向かって歩きました。
   本部から300メートル程行くと、石波止が有り、

その更に北側に入り、「先ずはこの変化の有る場所で

良型も狙いつつ釣ろう・・」と思い、

瓜生さんの隣に入れさせてもらって

クーラーを置きました。

1投目は8本針とし、砂紋バスター27号の

普段どうりの道具立てで先ずは4色に投げて

さびきます。

すると・・隣の選手がいきなり良型の5連をされ、

焦りますが・・

「1投目はアタリが出るまでジックリとキスの居場所を

探ろう・・」

と気を落ち着けて引き、アタリがようやく出たのは

1色半。ブルブルと朝一番の元気良いアタリを楽しみ、

追い食いも誘いつつ巻き上げると・・
   先ずは中型の3連でほっと一息。

周囲の選手も同様の様子で、

まずまずのスタート。

隣の瓜生さんは・・・マイクロピンだけで、

波止際はフグも居るようで、

すぐに移動される様子。私は広くなった場所で

2投目。キスは意外と近い所に居ると

判ったので、今度は3色に投げて、さっと2色まで引き

1色半で待っていると・・・

「ゴンゴンッ、ブルルッ」の気持良いアタリが

強く出て・・・追い食いさせるのが

躊躇する程の大きなアタリだったので・・


   巻き上げて釣れてくれたのは21センチの太いキスで

「こんなのが徳島にも居るんだなぁ・・」と

少しビックリ。

3投目も・・・2投目と全く同じ釣り方で攻め・・

また同様に、ゴゴンッと大きなアタリがっ。
   これまた太い20センチオーバーのキスで、

重量勝負の大会だけに、

ピンの5匹分にも相当するキスに口元が緩みます。

針は・・今日も篭定必殺針の5号。

今日のような、曇っている日には

特に良い仕事をしてくれそう・・・
   と思ったものの、すぐに良型の群れは去り、

周囲でも素針を引く選手が続出。

早くもキスが散ったようで、

後は・・・力糸の範囲のみでピンが掛かるのみとなり・・

8時前になると、全くアタリすら無い状況になって

しまい、周囲の選手もどんどん移動されて行きました。

私も・・「これではいかん・・」と

移動する事にし、

殆どの選手が更に北側に歩いて行かれたので、

私は本部方向に向かって戻り、

皆さんの状況を眺めつつ歩きますが、

本部の前辺りまで来ても、殆ど釣れて居ない様子で、

更に進んで本部も通り過ぎ、歩いて行きます。
   すると・・・遠目にOBさんが

フル遠投で竿を振っているのが見え、

近寄って行くと・・・
   岡山の福田さんも居られ、

早速状況を聞くと・・・

「さっきから、ピンばっかりだけど、

この辺りの選手は殆どが遠目で素針無く

釣れている感じですよ」と教えて下さり。

先程まで素針の連続で嘆いていた私は

OBさんと福田さんの隣に入れてもらって

投げる事にしました。
   更にOBさんに聞くと・・・どうやら、この辺りは

マゴチも多いようで、3回も大アタリが出て、

遂にこんな大きなマゴチが釣れたんだとか。
   そのOBさんも・・・8色手前まで飛ばして、7色、6色

と引いてポロポロと素針無くピンを釣っていて・・
   私も、その7〜6色を引いてピンを拾おう・・と

砂紋バスターをぶっ飛び仕様の、短めの30号に換装。

回転投法で7色の中ほどに仕掛けを飛ばし・・・
   OBさんが言うとうりに、「6色より手前は何も

居ない、6色を引き切ったら、回収してるよ・・」の

アドバイスどうりにジックリと遠いポイントのみを引き、

回収にかかります。

   すると・・久しぶりに、それもピンより少しマシな型の

ダブルで元気が出て・・・

それ以降はフル遠投のみで7〜6色を引き切ったら

回収を繰り返し、2〜3連づつですが、

小型を拾ってゆきます。
   OBさんは何と・・・オモリをムクオモリにして

8色手前に落とし、

「7色が濃いわぁ・・・。」

と小型ながら6連の2連発。
   時折は・・・こんなマイクロが混じりますが、

素針無く釣れるようになると

やる気も出て、以降1時間半、

超高感度にチューニングした

篭定必殺天秤と砂紋バスターのコラボアイテムの

フル遠投でのキスの掛かりや、アタリに対する

感度、耐久性もテストしつつ楽しい釣りでした。
   残り15分、このコラボアイテムの組み合わせでの

キスの掛かりは、前日に由良でテストして

最も掛かりが良かった

長さと角度の天秤を使ったせいか、

7色先からのピンに対するアタリの感度、

そして確実に掛ける性能も

満足出来るレベルで、釣果は全然いまいちですが、

得られたデータは大きく、その点で満足出来た

大会でした。

暫くすると・・・隠岐さんが南側の浜から帰って来て・・

聞くと「まずまず、楽しめましたよ、型が良かったです」と

言うので早速釣果を見せてもらうと・・
   何と・・20オーバーの太いキスがたんまりと・・。

キスは南側に歩いて行くと良型がかたまって

群れている場所が有り、隠岐さんは1.5色で

こんな良型のアタリを愉しめたんだとか。

う〜ん、羨ましすぎるわぁ・・。
   検量場に戻ると・・・さすがに皆さん沢山釣っていて、

高知の中島さんも700グラム程度の釣果で立派。
   チームどすこいのRinさんはもっと凄く、

袋にタップリと釣ってニッコリ。
   チーム日置の田中さんも、キロ近い釣果で

嬉しそう・・・。
   それに対し、私の釣果は、朝一番の太いキスが

3匹のみと続いて釣れてくれず、

後は効率の悪いフル遠投

そしてピンのみの成績でガッカリの成果でしたっ。
   昨日の下見の状況を教えてくれた前田さんも

今日は渋かったそうで、私同様に苦笑いでしたぁ〜。
   その後は、神奈川の伊藤さんや前田さんと

歓談し、楽しいひと時。

暫くすると表彰式が始まり・・・
   最多匹数は新潟の鈴木剛さん、147匹で素晴らしい・・

インタビューでは、針数は13本で都針の

3.5〜2.5号を使ったとの事でした。
   チーム優勝は・・・

岡本哲さん、

木谷さん、

中本さんのチームで合計2975グラムと圧巻でした。

おめでとうございます。
   個人成績上位は

レインボーキャスターズの田村さんが優勝、

続いて八木さん、岡本さんと続き

これまた1.5キロ程度の成績で

素晴らしい・・・。

って事で、雨が心配された今大会でしたが、幸い曇天が続いたのみで、風も弱く、成績発表直後までは降らなくて

コンディションも良く、楽しめた大会でした。今大会でも、お会いした皆様にとても多く声を掛けて頂き、

本当に嬉しかったですし、情報交換など、いろいろとまた勉強になったイベントでした。

大会の雰囲気も和気あいあい、皆さん笑顔で、徳島鱗友サーフさんの大会運営も素晴らしく、

また来年も参加出来たらと思います。徳島鱗友サーフの皆さん、楽しませて頂き、ありがとうございました。ではっ、またっ。