2013年釣行記

8月25日 全日本サーフ 大阪協会 クラブ混合キス釣り大会に参戦。 雨中の大会でしたがキスの活性は高く楽しめましたっの巻

8月25日は大阪協会のクラブ混合キス釣り大会が、京丹後市の葛野で行われました。

チーム投げ北からは私と上ちゃん、あつしさんの3人で参加させてもらいましたが、

あいにく毎年この大会で好成績の奥村さんは野暮用で残念ながら欠席となりました。

連日の猛暑続きで気温は37度程度、水温も30度程度とキス釣りには辛い状況が続いており、

葛野方面からもキスの良い情報は無く、実際前日までは殆ど釣れていなかったようでしたが、

前々日の金曜日からは秋雨前線が南下して来て時折強い雨が降り、前線通過後はかなり涼しくもなって、

少し期待出来る状況となりました。 しかし・・当日2時にあつしさんと舞鶴を出発し、

暫く走ると叩き付けるような強い雨・・・。

会場に着いても未だ、強くは無いものの雨は降り続いており、

落雷も心配しながら集合。それでも大会は予定どうりに開催となり、

雷注意報が発令されていた事から、雷鳴が聞こえたら即中止とのお達しの下、

未だ真っ暗の5時に開始となりました。試合はキスの数を競って釣り、9時までの4時間一発勝負。

私はお腹の具合が悪く、トイレに近い駐車場の近くに先ずは入り様子を見る事にしました。(^-^;

あつしさんも私の隣に入り、上ちゃんやくまさんは箱石方向に歩いて行き、いざ試合開始。

未だ真っ暗な中、ヘッドライトの明かりを頼りにエサを刺して第1投。

2色付近をさびいていると、明確なアタリが出て単発ながら1匹を確保。2投目も単発で、型は14センチ程度と釣り易いサイズで、

幸先良くボウズを逃れて安堵しつつ、またエサを刺していると、ようやく辺りが明るくなって来ました。

  毎年この大会で上位入賞者が出る

小天橋方向を見ると

かなりの混みようでずらりと選手が並んでました。

雨でデジカメのレンズが濡れ、

ピントが合わない程の雨が続き、

かなり辛い状況下、

隣のあつしさんは2投しても全く

アタリが無いとの事で、

早々にこの場所を諦め、

「箱石方向に歩いてワンド状の

場所に行ってみます」

と ・・・
   間隔がまばらな箱石方向に歩いて行き、

遠くワンドの奥には上ちゃんがビーチハラソルを

さして投げているのが遠望出来ました。

「なら・・・僕もここで続かなかったら追いかけるわ・・」

とあつしさんに告げ、

3色に投げて2色までさびくと・・

アタリが出た直後、

急にさびくオモリの重さが軽くなり、

暫くして巻き上げると・・・

   いきなりの7連キスバナナやん。

どうやら、暗い内はあまり居なかったキスが、

群れで目の前に来てくれたみたいで、

それもかなりの高活性。

アタリが出てすぐにバコバコと

手前に追い食いをしたので

さびくスピードが追いつかず・・・
   あっちゃ〜次もまたキスバナナ6連やん・・・。

バナナを避けてアタリが出た後は

かなり早く引いたものの、また・・・

仕掛けはくしゃくしゃでメガネが雨で曇り、

見えないので仕掛けは解かずにまた即仕掛け交換。

釣れないと思って来たのに、いきなり忙しい状況と

なってきました。
   私は浜の出っ張り付近に入り、

この暑い時期の葛野では

少しでも水温が低い、

白波が立っている下が好ポイントになる事が多く、

波を狙って釣っていましたが、元気な

アタリは出るものの、そこから少し引くと

急なカケ下がりとなるので、

どうしても仕掛けが緩みがちで

バナナが多発。
   それでも暫く釣っているとアタリが出た後の

引く要領をつかみ、

5〜6連でバナナにならずに

掛けられるようになって来ました。

キスは数を釣り易い13〜16センチ程度ばかりで、

活性はとても高く、意外な展開。
   この時期の、高水温期の葛野は、

特にベタ凪の日の8月〜9月は

ほんの波打ち際でマイクロピンが

わずかに釣れる程度なのに、

今日は前線の通過で適度な風。

サザ波も立って涼しく、それと共にキスが大挙して

接岸しているようで、周囲でも7連、8連と

釣れていて、マイクロピンは皆無。

釣り易いサイズの粒ぞろいのキスが

活性の高い、強いアタリと共に楽しませてくれ、

これで雨さえ降っていなかったら最高なんですが・・
   時には叩き付けるように雨は強く降り、

石粉がすぐにベタベタになるほどの降りように

閉口しながらの釣り。

しかし、全く同じ場所に投げ続けるも、

ザザ波と叩き付ける雨のせいか、

浅い場所を狙っているのに

時折群れが去った時に素針を引く程度で、

意外とキスは散らず

試合終了まで数釣りを楽しんで・・・
   9時に検量場に戻り、クーラーを開けると

2リットルのペットボトル容器に

1杯と少し、キスが溜まっていました。
   審査員に数えてもらうと、59匹。

「あっちゃ〜、型がまずまずだったので、

重量は有りましたが数は大して釣れていないなぁ・・」

と少し残念・・・。
   その後も審査場には次々とキスが持ち込まれ、

皆さん好釣果で50〜70匹釣った選手も多い・・
   暫くするとくまさんも帰って来て、

箱石の間隔が広い場所まで歩いて

広く釣り歩いて釣り、数えると92匹と

もう少しで束釣りの好釣果。
   しかし・・小天橋に行った選手が戻って来ると・・

それよりももっと沢山キスを提出する選手が多く、

100匹越えも数人出る爆釣状態だったみたい・・

って事で、
   チームで優勝された小山さんと本屋敷さんは

共に115匹のぶっちぎりの成績でチーム優勝も獲得。

おめでとうございました。

聞くと・・この3人は並んで小天橋に入り

バコバコと最初から最後まで

釣れ続いたそうで、今年も小天橋側に

歩いた選手が沢山キスを持ち帰っていました。

一方、箱石側は少し低調気味で、

40〜30匹の選手が多く、外道も多めで

少し残念な結果終わった選手も。

ちなみに・・・

そっち方向に行った上ちゃんは50匹程度

あつしさんは30匹程度といまいち・・で

「小天橋に行ったらよかったなぁ・・」と残念そうでした。
   上位3位までのチームの皆さん、

おめでとうございました。

私は・・チーム内では一番数を釣りましたが、

成績的には平均点程度で入賞は出来ず、

また頑張りま〜す。
   くまさんは・・個人成績では4位と

入賞し、賞品をゲット。

個人成績5位までの選手には

来年の東西投げ釣り選抜100人の会への

参加が認められ、くまさんはギリで参加枠を獲得して

ほっと肩の荷を降ろしていました。

って事で、猛暑、高水温、少雨、ベタ凪続きで悪条件が重なって釣れないと予想していた大会でしたが、

秋雨前線が涼しい風とさざ波、そして強い雨・・・とキスの活性をあげてくれ、本大会が始まって以来の釣れっぷりで

全員が高活性のアタリを楽しみ、和気藹藹とクラブを超えた親睦が出来て楽しかった大会でした。

今後また好天が続いて猛暑、ベタ凪となってしまうと、また釣れなくなるかもですが、

今日のような海からの涼しい北風が吹き、ザザ波さえ立ってくれれば、バコバコも有る秋の葛野。

また期をうかがって水温が下がってくれそうな日には、楽しみに来たいと思います。ではっ、またっ。