2013年釣行記

6月29〜30日 東西投げ釣り100人の会に私と奥村さん、ひとちゃんが参加させてもらい、チャリンコゲットぉの巻

6月29〜30日の土日連休は福井県 あわら市 波松海岸で東西投げ釣り100人の会が全日本サーフ主催で行われ、

チーム投げ北からは私と奥村さんが大阪サーフより推薦されて参加、ひとちゃんはレインボーキャスターズから推薦されて参加と

チームから今年は3人で参加させてもらいました。出発は29日10時。奥村さんと共に出発し、

北陸道を走って芦原温泉には1時頃到着。ホテルでの受付の4時には未だ早いので先ずは波松海岸の様子を見に行きました。

   本日は梅雨の中休みの好天で快晴なり。

明日も晴れの予報で暑そうですが、風は海から吹いて

29日はさほど暑く無く、浜にはザザ波程度で

釣れそうな雰囲気。波松海岸の隣の浜地海水浴場

付近では流れ藻が波打ち際に多く漂って

釣り難そうでしたが・・・
   波松海岸まで走ると、縦方向に数本有るテトラが

流れ藻をさえぎってくれるのか波打ち際に藻は

漂っておらず、一安心。

地元の皆さんが家族で多く竿を出して

おられ、見ているとピンを結構釣っておられました。

「やっぱり、ピン主体に沢山釣れてるんだね・・」と

前情報どうりの、ピンの幼稚園状態の浜を

確認し、「明日は苦手なピンの数釣りだぁ〜」と

奥村さんと言い合っていると・・・黒い車とすれ違い、

誰かが手を振ってくれたので

振り返ると・・・
   Rinさん久しぶりぃ〜。「今から釣りなの?」と聞くと

「明日は私も100人の会に出させてもらえるんですよ」

「あっそうだったの、知らなかったよぉ・・」

聞くと、今回の100人の会ではダイワ、シマノ、

サンライン、報知、と各メジャー大会で

前年度に優勝されたトーナメンターが招致されて、

Rinさんはサンライン杯の優勝者として

今年は初参加。「それは楽しみだね・・知らなかった

けど、明日は一緒にここで釣れるんだね・・

頑張りましょう・・」と

この浜の様子や最近の釣れ具合を聞き、

3人で話していると・・また1台の車が近寄って

来て・・・
   「あっ、東北協会の相澤さんだっ」「久しぶり〜」

「今年も宜しく〜」と挨拶を交わし、

ジャパンカップファイナルに一緒に出て以来の釣友

である相澤さんは、

毎年100人の会で合う度に親交を深めてもらっており、

今回もまた会えたね〜と2人でキス談義。

その後3台の車で懇親会場となる

あわら温泉のホテル美松に

向かいました。ホテル着は3時頃となり、

早速受付をして出発順のクジを引くと・・・

何と西軍の1番のクジを引いてビックリ。

さて同胞の奥村さんはと見ていると、何と3番を引き、

続いてひとちゃんは2番。

「ありゃりゃっ、チーム投げ北で西軍の1番から3番の

クジを引いてしまったやんか、って事は3人共に

Aブロックに入ってしまったがな・・・」と同胞と

潰しあいになった事を憂い3人で顔を合わせて

苦笑い。
   受付後はゼッケンをもらってロビーで歓談。

西向さんや嶋野さんも来ておられ、

Rinさんと歓談されてました。
   小町さんや谷本さん、高橋さんとジャパンカップ

全国大会常連メンバーの皆さんも多く集まられて

思わず身震いする程の参加者の濃さですが、

高まる気分を抑えるべくまずは温泉でマッタリ・・

そして少し休憩してから懇親会場に向かいました。
   宴会場までの通路には各メーカーの竿も多く展示

してあり・・・私も改めて手にとって

スピンパワーとタイプRの同じオモリ負荷どうしの竿を

見比べ、感触を楽しませてもらいました。
   宴会場ではすでに多くの選手が着席されており、

私は韓国から参加の「チーム超遠投」の皆さんと

同じ列に席が有りましたが、言葉が通じんしぃ〜・・と

悩んでいたら、「よろしくお願いします」と

日本語で挨拶してもらい、「あっ、こちらこそ宜しく〜」と

ほっと一息。(@^^)/~~~
   先ずは主催者の全日本サーフ連盟長、岩田会長から

挨拶が有り、続いて友好団体、各メーカーの挨拶と

続き、乾杯となりまして・・。
   今年はくまさんも大阪サーフ代表で参加。

拙者の投げ釣りさんやササメ針の吉井さんも

久しぶりだなぁ・・・。
   乾杯が終わってすぐにビール瓶を片手に

席を立つ人も多く、すぐに会場は賑やかになって、

多くの大会でお会いする高野さんとも乾杯。

「明日は、数釣れるそうですし、頑張りましょう・・」と

キス談義を多くの、今まで知り合った皆さんと

愉しみ・・・
   経ヶ坂さんやクマさんも酔いが回ると口も

どんどん回る〜。
   吉永高知協会長さんも、そして神奈川投友会の

小町さん、前田さんも集まって大いに酌み交わし、

記念撮影。
   暫くすると、G杯チャンプのにしかんさん、

力石さんも来られて本当に

今回もメンバーが濃いわぁ・・。

女性トーナメンターの前田さんは

トップトーナメンターである小町さんと

同じ神奈川投友会に在籍。

師匠とあおぐ小町さんと共に毎週のように海に出て

修行されており、先日もSBC杯でブロック大会への

キップをゲットされた実力有る女性トーナメンター。

「どれ位飛ばすの?」と聞くと、

「6色がアベレージですが、お前ならもっと投げられると

先輩から叱咤激励されて練習してます」と・・・

それにしても実釣で女性で6色とは凄い・・。
   そこに松尾さん、報知杯前年優勝の田中さんと・・

濃いけど、呑むと面白いトーナメンターの皆さんが

集まってその楽しい事・・・。
   徳島の田中さん、嶋野さん、田中さん・・・

とめっちゃハイレベルなキス談義に

興味深々のくまさん。!(^^)!
   しっかし・・この北陸のお二人の

酒豪ぶりはいつも凄いですわぁ・・・。
   西向報知名人もほっぺたを赤くして

熱く語る〜。がっ、懇親会は6時から8時

までの2時間。すぐに楽しい時は過ぎ、

後は皆さん部屋に戻ってまた酌み交わしたり、

明日に備えて寝たり・・と

めいめいに翌朝までホテルで凄し・・と言っても

起床は2時半。

殆どゆっくり寝る間も無いままに

深夜に全員叩き起されて

ロビーで朝食のおにぎりを3時前に受け取って

車に飛び乗り、

大会会場である波松海岸に向かって

おにぎりをパクつきながら出発。

   私が西軍@番でひとちゃんA番、奥村さんB番の

ゼッケンを付けて整列〜。

奥村さんは、同室の人の爆音イビキが凄くて

寝られなかったと寝ぼけなまこでした〜。(+o+)

「ほんまに、なんて言うクジを

みんなして引くんだろ〜、

同じブロックで潰し合いやんかぁ・・」と

ボヤきながら

Aブロックの列に私を先頭に並びましてぇ・・

ここでルール説明しますが、

100人の会はキスの数を競い、西日本から参加の

西軍、東日本から参加の東軍おのおの10名

づつ合計20名が一つのブロックで一回戦を戦います。

ブロックはAからEまで5ブロックに分かれて試合を行い

合計100名での5時から8時までの3時間で競技を行い

各ブロック西軍、東軍おのおの10名の内上位4名が

決勝戦に進出となります。

決勝は9時から11時までの2時間を40名で戦って

順位が決まります。従って、わてら3名の

チーム投げ北メンバーは全部Aブロックに

入って戦う事になってしまって同胞どうし、

潰しあいとなってしまったのでありますっ。(+o+)

   って事をいつまでも憂いていても仕方が無いので

幸い@番クジですし、東軍@番の選手とジャンケン

したらこれまた幸いに勝ったので、

私はAブロックの一番端、海に向かって左端で

1投目を投げるルールとなっており、

全ブロックの最も本部から遠い場所まで

1300メートル以上も歩き、ようやく試合場所に到着。

2投目以降はブロック内なら

何処に移動しても自由ですが、

せっかく端を取れたのだし、

すぐ横はテトラが有ってフグの猛攻が少し懸念される

けど、先ずはジックリと動かずにキスの居る距離を

狭めるように探って数を釣りたいと気合を入れます。
   そして1投目。チロリとマスオ君を半々に刺して

先ずは3色に投げ込むと糸ふけを取るだけで

早くも強いアタリがっ。

周囲の選手は未ださびきの最中なのに、

幸先良くアタリが早々に出たけど・・・

「アタリが大ぎ過ぎる〜、こんな良型が掛かって

暴れたら数が仕掛けに掛かってくれんやんかっ」と

速攻で巻き上げ開始。回収すると22センチも有る

数釣りには向かない良型ダブルやん〜。(+o+)

「エサは2匹共にチロリに食ってるなぁ・・」

「距離は3色で良型のアタリが出た」

「早めに糸ふけ取ってたのに食った」と

1投目での情報を頭の中で整理し・・

2投目もチロリとイシゴカイを半々に刺して

今度は5色に10本針を投げ込むと、

4色で小ギスちゃんの

小さなアタリが連続。
   早めにさびいて12〜14センチの小型が7連。

2投目にして4色に数釣りに向く12〜14センチが多い

事、そして「この食いなら篭定必殺3.5号で

先ずは間違いなかろう・・」と

また得られた情報を整理しつつ、

4色で早めにさびいて食わせ、5〜6連で

周囲に遅れを取らないように、私にしては手返しも

早く打ち返し、すぐに1時間経過して残り2時間。

キスの活性は大会なのに全く衰えずと言うか、

エリア中心部でオモリに叩かれて散ったキスが端の

テトラ際に逃げ込んで集まって来たのか?、

と思ってしまった程、

釣れるキスの数が増えて来て・・それと共に

日が高くなるにつれ、朝一番はあまり食わなかった

イシゴカイにも良く掛かるようになり、

逆にチロリは乗りが悪くなって来ました。

   1時間経過。マスオ君と篭定必殺タイプTの

ピンクのラメ糸蛍光玉針が威力を発揮し始めまして・・。
   悪くてもこんな感じで素針だけは引かないように、

せっかく10本針を投げ込んでいるので

せめて3〜4匹は掛けてから回収するようにしていると

1時間半で約50匹をカウント。
   7時を過ぎて、太陽がじりじりと照り付け始めると

ますます食いは絶好調に。

4色に投げて3色手前までさびき、

7〜8連で数を伸ばして行きます。

波松海岸の海底は特に砂紋の凸凹が大きく、

周囲の選手が使うムクオモリや木オモリではゴトゴト

とスムーズにさびく事が難しそうでしたが、

我が砂紋バスターはこんなに大きな砂紋でも

見事にバスターしてくれ、

小ギスのアタリも4色先からでも

鮮明に、1匹1匹と掛かってくれるのが面白いように

伝わって来て、頃合いを見極めて巻き上げると・・

を繰り返していると、

終了1時間前の時間帯になって4回連続で8連。
   そしてバナナになりつつも9連と最後まで数を伸ばし、

エリア中ほどで凹んでいた奥村さんが

「仲間に入れてくれ〜」と移動して来た程の食いで

100匹を軽く超え、1回戦終了。
   検量は、東軍西軍の同じゼッケンの選手どうしが

数をカウントしあい、審判に申告すると言う

100人の会独特のルールで行われました。
   でもみんな100匹前後と沢山釣ってて、

「決勝に進出出来るかなぁ・・」と心配になりつつ、

私も検量場所に到着してクーラーを開けると・・。
   2リットルのペットボトル容器に2本、8分目にキスが

溜まっておりまして、カウントしてもらうと、

113匹でしたっ。

審判員の成績表を見せてもらうと、

何とAブロックトップの

数を釣っていて一回戦通過〜(^^♪
   同じクラブの伊達会長も、神戸投翔会の原さんも

決勝進出で嬉しそう。!(^^)!
   すぐに決勝戦の呼び出しが有り、

これまた濃いと言うか濃い過ぎるメンバーが居並び、

恐ろしい程ですが、私も列に並んで

クーラーチェックを受け、

また釣り場に向かいました。

決勝戦はC〜Eブロックで行われ、

800メートル程度の範囲に40名が

入って行われました。

しかし・・・私が一回戦で戦った

Aブロックからは1キロ以上も

離れた場所で、全く何処が良いか判らないままに

浜に入りました。幸い一回戦の成績順で2番目に

出発出来たので、1回戦同様、ゴミの少ないテトラの

右横に入る事が出来ました。
   決勝戦は1回戦と違って選手間も広く、

釣り場の形態も1回戦と殆ど同じ感じで

いい場所に入ったかな・・・と思ったものの、

少し浅いのが気になる・・・。

すぐに開始のホイッスルが鳴り響き、

先ずは1投目。期待していたものの、

ななかなかアタリが・・。

やはり先程の場所よも浅いのが災いしたみたいで、

隣のCブロックに移動しようかなと思いましたが・・
   Cブロックも、テトラ際の数人しか釣れていない様子。

せっかくテトラ際に入ったし、ここでまたキスの居場所を

ジックリと探って少しでも数を伸ばせるように

試行錯誤しよう・・・と思ったものの、

なかなか今度は数が伸ばせません。
   平均、こんな感じで2連、3連程度で

素針は少ないですが、10本針仕掛けがなかなか

仕事をしてくれず、1回戦とは違って逆に活性が

落ちて来て・・・残り1時間は5色でしか食わなくなって

フルキャストで10本針を6色手前に

砂紋バスターを落とすのがやっと。

   フォローの風で海はベタ凪になって来て、

ますます打ち込まれるオモリの音で

活性が落ちて来て、本日初の素針を引くありさま。
   結局、決勝戦ではこれだけしか釣れずに惨敗でした。
   それにしても、決勝でも袋いっぱいに

釣っている選手も多く、本当に凄い・・・。
   小町さん始め皆さんさすがに沢山釣っておられました。
   くまさん、嶋野さんも微妙〜ないまいちの

成績だったのか、あまり元気がぁ・・。
   って事で、大会後はホテルに戻って昼食を食べつつ

表彰式。

演台には豪華な賞品がっ。上段と下段には抽選会用の、

そして中段には決勝進出者全員に贈られる

賞品が並んでました。
   昼食前には成績表も配布されて一喜一憂。
   でっ、成績表デス。

優勝はダイワSBC杯優勝枠で参加の早坂さんで86匹

準優勝は決勝戦で同じエリアで釣られていた

柏崎サーフの鈴木さん、3位は北陸漁友会の

西向報知名人が獲得され、

松尾さん、谷本さん、小町さん・・・と全国区でも有名な

トップトーナメンターがずらりと

上位を占められていました。

   同じクラブの大阪サーフではくまさんが19位、

伊達会長27位、私が29位でした。

残念な成績に終わりましたが、キスは数釣れて

楽しかった大会で、特に1回戦では

100人中2位の数を釣って決勝に進出出来、

久しぶりに数を競う大会で好成績を収めらたので

嬉しかったですが、2回戦での場所選び、

状況判断など、まだまだツメが甘く、

またまた修行ですわぁ・・・。

   表彰式に先立ち、韓国から参加された

3名の皆さんが紹介されていました。

韓国では投げ釣りはまだまだ発展途上だそうで、

大会中にも私の改造クーラーを見て興味深そうに

撮影されていたのが印象的でした。
   トップ3の皆さん、おめでとうございました。

   松尾さんは今回も好成績で

がまかつの帽子とシマノのリールを賞品で

ゲットされて苦笑い。(*^▽^*)
   くまさんもトップガンとダイワの

サイドボックスなどを獲得してニッコリ。

決勝戦進出者全員に商品が渡され、抽選会では一回戦

で敗退した選手のみに抽選で賞品が当たるので、

私はもう何も頂けるものは無いしと、

うとうと・・としていたら、

隣に座っておられたレインボーキャスターズの

岡野さんに

「佐織さん、当たったでっ、寝てる場合じや無いよ、

自転車が当たったので早くもらいに行かないとっ」と

突然言われびっくり。気づくと、すでに抽選会は終わって

いて、また全員に当たる可能性が有る、

最後の自転車と竿の抽選会が始まっていたのに

疲れ果ててうとうと・・としてしまっており、

慌てて飛び起きてぇ・・・
   こんな可愛い自転車をハイエースに積んで帰る

事になりました。

これはいい物が当たったぁ〜(*^^)v

数年前の100人会で斎さんから頂いた

自転車と同様、投げ北秋祭りの賞品に

させてもらいますわぁ・・。!(^^)!
   って事で、イベントの最後は、

また皆さんで並んで参加記念撮影をして

今年の楽しかった100人の会が終わりました。

って事で、今年も100人の会に参加させてもらい、とても楽しい2日間を過ごしました。また今回も以前から親しくしてもらっている

皆さんとの再会、そしてキス談義がとても嬉しく、大会はもちろん、また今回も皆さんとの交流、親交が嬉しかった100人の会でした。

親しくしてもらった皆様、今回もお世話になり、ありがとうございました。では、また・・・。