2013年釣行記

5月18日 シマノジャパンカップ中部大会に参戦。一回戦は順調に突破したものの・・の巻

5月18日はシマノジャパンカップ、中部大会に参戦。今年初戦であり、昨年はセミも獲得した大会で、今年もあわよくば・・と

楽しみにしつついよいよ前日。19時に出発して現地には早めに到着し、

しっかりと睡眠をとってから大会に臨もう・・と車載した冷蔵庫に2週間活かしておいたチロリや保冷剤を詰め込んでいると、

親会社から突然の入電。嫌な予感がしつつ電話に出ると・・

「佐織さん、緊急の仕事です、申し訳ないけど、今すぐに走って対応してもらえませんか?」と(+o+)半泣き状態の所長から頼まれ、

「ええ〜っ、また急ですね・・でも、僕しか行けない仕事なら、何とかします・・」と緊急の仕事に出発。バタバタと仕事を済ませ、

帰宅したのは22時。かなりフラフラでしたが、22時半に出発。道程は約350キロ。最近、京都縦貫道と名神高速が大山崎ICで繋がったので、

京都縦貫道、京滋バイパス、名神、新名神、伊勢湾岸、東名の高速最短ルートで豊川ICで降り、後はちんたらと地道を走り・・

イシゴカイを購入すべくミックさんに立ち寄りまして、

エサとがまかつさんの新作針をゲット。

その後また30分程度走って現地到着は

3時半になっておりました。

もうすぐ夜明け、それでも暫く寝よう・・と

仮眠をしたものの・・ほんの1時間寝られただけで

携帯のアラームが鳴り響き、ねぼけ眼で

起き出しました。

体は未だグッタリで、全然起きておらず、

疲れがぁ〜。

「今日はこんな体調じゃダメだわ・・

あまり歩くと疲れるし、初戦なんで楽しめる

だけで良いわぁ・・」と                     

冷蔵庫を開けると、2週間生き長らえたチロリが

遠征の振動にも耐えて未だ元気に動いており、

それを見て、一寸元気が出て来ました。

暫くするとねじさんと再会。

長生きさせたチロリが道中の振動で弱るかもと

ねじさんにはチロリの購入を頼んでいて、

「助かるわぁ・・ありがとう・・」と

受け取りタックルを持っていざ会場へ。
今年も来ました伊良湖へ。

眺めると弱いウネリが有るものの、

海は比較的穏やかで風も弱く天候も上々と

絶好の大会日和に嬉しくなって来ました。
受付で聞くと、今日の参加人数は250名との事で

長蛇の列に並び、お知り合いの皆さんと

挨拶しつつ情報収集。

皆さん口を揃えて、「昨日、下見をしましたけど、

渋いですね・・半日で10匹がやっとだし、型も小さい」

と聞き、昨年に比べてかなり厳しそう、

今年はここでもキスの接岸が遅れている様子で

「なら・・今日の一回戦の目標は5匹ゲット、

そしたら一回戦を突破出来そう・・」と決め、

抽選すると・・
「おおっ、今回は85番スタート」と、私にしては珍しく

まずまずのクジが引けました。しかも番号が「バコッ」

なので、プチ、ゲンがいいかも。???
ねじさんたちを見付けると・・・あらら〜いい番号

引いてるやん・・・(+o+)
今日のタックルはいつもの竿とリールに

軽量改造した2013年バーションクーラーを

試運転も兼ねて大会投入。

1回戦は250人で戦い、2割の50名が

2回戦に進出と聞き、ようやく少し気合も入って来て・

1回戦の列に並びます。

クーラーチェックを受けたらいざ出発。

私は昨年の大会で良い思いをした本部より

海に向かって左側の浜を目指しましたが、

多くの選手は左右に遠く遊歩道を移動して

行かれました。
1投目、ウネリで2色より手前は少し濁りも有り

海藻も漂っていて、釣り辛そうでしたが、

先ずは4色まで投げて手前まで探りを入れます。

毎回の事ですが、私はセミやファイナルを除いて

下見はしないので、1投目はいち早く底の状態を

掴もうとユックリとさびき・・聞いていたとうりに、

何もアタリませんし、周りの選手もキスを引っ張って

来る様子が有りませんが、ジックリと高感度の

砂紋バスターで探っていると、2色と1色の

境目付近に砂利と海底の凹凸の存在を確認。

「あっ・・この辺りがキスの寄り場かもね・・」と

海面を見ると、その辺りは濁っており、

藻も漂っていましたが、僅かに見つけた海底の変化、

オモリを通過させて仕掛けが砂利底にさしかかったと

思える距離で仕掛けを引くのを止めて待っていると・・

突然、「ブルルッ」とキスのアタリ。居た〜と

巻き上げると・・・
幸先良く、1投目から12センチのキスをゲット

周りは未だ誰も釣っていませんし、

この一匹でかなりテンションアップ。

疲れた体なので相変わらず投げると

すぐにクーラーにへたりこんでさびくスタイルで

2投目。周囲は遠投したり、中距離を引く選手が

殆どですが、誰もキスを引っ張って来ないので、

キスが居るのはさっきの底の変化の場所だけ

かも知れない・・と判断し、今度はハナから2色に

投げてさっと引き寄せ、2色後半の位置からジックリと

海底の変化の場所まで引き寄せてそこで止めて

待ち釣り。すると・・また「ブルルッ、ブルブルッ」と

今度は連続したアタリが出て・・
おおっ、今度はダブルだっ。

今日も必殺篭定針がなかなかの仕事を

してくれそう・・。

止め釣りしてて、2匹が暴れたので

仕掛けがクシャクシャになったけど、

同じ仕掛けと交換して続行。

しかし・・フラッシャー糸付き針は・・

この釣り場にとても多いヒイラギにも効くようでして・・
あっちゃ〜、ヒイラギ5連にキス1匹(+o+)

時にはヒイラギのみの8連も有り、

邪魔をされつつもこれで目標の5匹ゲット。

周囲では殆ど釣れて居らず、

これで1回戦は抜けたかもね・・・。と釣っていると。

  どすこいのはるパパさんや板長さんもやって来られ、

「あっ、佐織さん、釣ってるじゃん、横に入れさせてぇ・・」

「いいよ〜」と3人で

並んで竿を出しますが、

2人共ここから遠くの場所で釣っておられましたが、

殆ど釣れなかったと首をかしげておられ

この浜全体が渋い様子。

話していると・・また同じ距離でアタリがっ。

しかし先程のヒイラギのアタリと同じ感じだったので・・

「またヒラヒラしたのんが掛かったかも・・」と

巻き上げると・・・
思いもよらず、キスのダブルなり。(@^^)/~~~

はるぱぱさんに、

「おっさん、何がまたヒイラギ釣ったやねん、

キスやんかっ、ボケかますなぁ・・」と笑われて

苦笑い。

真も無く試合終了の時間となり、検量に向かいました。
1回戦での釣果は7匹、130グラムでした。
周りを見渡すと・・みんなあまり釣っておらず、

首をうなだれる選手も多々・・・。

予想どうりの激渋混戦大会となりまして・・

130グラムの結果だったのに、私は11位タイで

ジャンケンの結果、12位で1回戦を抜けました。
2回戦開始前になると、かなり暖かくなりましたが、

相変わらずウネリが出ていましたが、

手前の濁りは少し薄れて来ましたし、

潮もかなり引いて来ました。
マスターズサーフの柴田さんも1回戦抜けして、

2人で記念撮影。
   2回戦は・・50人で散らばったのと、

殆どの選手は比較的良く釣れていた

本部から海に向かって右側に走って行ったので、

私が1回戦で戦った辺りは選手間隔が

50メートル以上とまばらになってしまいました。

   左側に見える大岩までが2回戦エリアですが、

ほんの数人しか入っておらず、広々〜ですが、

「1回戦と同じ場所で1回戦と同様に釣れば3匹、

100グラム程度は釣れるかな?。」

と妄想したのが大失敗。

同じポイントを攻めるもヒイラギの猛攻に手を焼き、

隣の柴田さんが「2色半でアタリが出てバラした・・」

「今度は掛かった・・」と1匹ゲットされたので

私の心はゆらぎ、

同じように2色半を30分以上も攻めましたが

2人揃って追加は無し。私は未だボウズで

「1回戦の釣り方に戻して何とか1匹だけでも

釣りたい・・」と時計を見るともう試合終了20分前。

ヒイラギをを何匹も掛けては仕掛けを交換し、

それでも辛抱強く待って…
   何とか念願の1匹が掛かってくれ、

何とかボウズ逃れてほっと一息。

「やっぱり・・この釣り方で無いとここでは

キスが釣れないなぁ・・・と残り15分に4投しましたが、

ヒイラギが寄ってしまい、遂に時間切れ。

検量を受けると29グラムで箸にも棒にも状態。
   31位で終わってしまい、14位以内のセミは

飛んで逃げて行ってしまい、がっくし・・。

ちなみに・・セミのボーダーは79グラムで、

1回戦のようなダブルが1回でも有り、3匹確保出来

ていればセミ取りできたのになぁ・・と残念無念。
   お立ち台の皆さんです。

優勝は新潟の鈴木さん。

報知杯や100人の会でも親しくしてもらっている

新潟の名手で200グラムで見事に優勝されました。

準優勝はどすこいメンバーの吉野さんで、

一回戦は49グラム49位とギリギリで通過でしたが、

2回戦では147グラムと素晴らしい成績でした。

って事で、今年の初戦は1回戦はまずまず戦えたものの、疲れていたせいか、

1回戦での検量時に何処で釣っていた選手が沢山提出しているかなどのチェックもままならず、

2回戦では思いどうりの釣りが出来ずキスのアタリも無いと焦ってしまって惨敗。これもまた勉強ですなぁ・・。

この浜での釣りは2回目ですが、好きなタイプの浜ですし、何かと得られる事も多かった大会でしたし、

また来年もセミ取り目指して頑張ろうと思います。

親しくしてもらった皆様、本当にありがとうございましたっ。ではっまた・・。