2013年釣行記

3月12日 花粉(+o+)カレイ釣りに行き、ほぼ1年ぶりにカレイが釣れてくれましたぁ・・の巻

3月12日は私と奥村さん、共に平日に休みが取れ、また懲りずにカレイ釣行となりました。

運良く大潮で快晴の予報で、「朝は寒いし、暖かくなってから竿を出そう・・」と朝8時半にユックリ目に出掛けましたが、これが災いの元。

自宅から目指す但馬の竹野海岸までの道程は約80キロですが、気温はどんどんと上昇し、豊岡市を過ぎる頃にはポカポカ陽気。

となると・・この時期に難儀なのはスギ花粉の飛来・・・。走っている途中に私も奥村さんも鼻水を垂らし、目を擦りながら、

「おいおい・・今日は本当に酷い花粉だわ・・」とぶつぶつ言いながらも竹野には11時半頃に到着。

幸い・・・竹野の波止に出ると、

海岸沿いは花粉も少ないのか、

情けない症状も収まって

鼻をすすりつつ竿を出しました。

いつものように、2本つづの竿を出し、

「14時半の満潮まではここで粘るのじゃ〜」

とアオイソメをタップリと刺して

投げ込みますがぁ・・。

投げてすぐに竿先をチョンチョンと

引き込むアタリが出て、

エサが綺麗に取られた針が帰って来るのみ。

「フグが湧いているぞ・・」

「エサが2時過ぎまで持つかなぁ・・」と

投げ返しますが、何回投げてもものの数分で

エサが無くなり、空の仕掛けが帰って来るのみ。

「まるで、フグめにエサを与えて

やっているようなもんじゃ〜」

「ワシは・・もう頭に来たので、

波止の上で昼寝じゃ〜」

と、とうとう1時過ぎまで爆睡してしまいましたが、

奥村さんは辛抱強く投げ返しており、

仕方なく、私も満潮直前の2時前に起き出して

投げると・・。

「エサ取りが少しだけマシになったぞ」と

奥村さんが言うので・・・ならば・・と

太いアオイソメを

房にして針に刺し、投げ込んで暫く待つ・・

するとっ、

今までのコンコンとしたフグのアタリとは違う、

グイッと20センチ程度竿先が入る、

明確なアタリが出ました。

「とうとう・・フグの親玉が掛かったのか」

と・・フグの総大将をこらしめてやろうと・・

渾身の力で大アワセを食らわすと・・

竿先がグワッっと曲がり、ドンッとした重み。

「ありっ、これはフグでは無いな〜」

と締め込みを楽しみながら、巻き上げると・・。
白い、へらべったい腹が見えて来て、

ポーンとブリ上げると・・久しぶりの、

本当に1年ぶりのカレイちゃんが

腕に飛び込んで来て・・・

「おし・・カレイが釣れたでっ」と

奥村さんを呼び・・

早速計測すると、35センチの、

いまいちの型ながら、

私にとっては、久しぶりの拓寸カレイで

嬉しい一匹。

「花見には未だ早いので、花粉カレイだ」

と馬鹿な事を言いつつ、
カレイちゃんと記念撮影。

良くここに来られている地元の釣り師によると・・

2月には61センチの大ガレイや、

50センチオーバーも何枚が出ていたそうで、

一寸時期を外したのが残念ですが、

また4月から5月にはスズキも交えて

期待出来るそうで・・

フグに翻弄されて丸ボの奥村さんと、「また、桜の花が咲く頃に来ようぜ〜」と

次回の釣行も楽しみにしつつ、また帰路は花粉で2人して鼻たれ小僧になって帰宅致しましたっ。ではっ、また・・。