2012年釣行記

6月17日 全日本キス釣り選手権大会で久しぶりの地元釣行 
葛野と芝古で接岸を始めたキスの快信を楽しんで来ましたっの巻。

6月17日は全日本サーフの2大イベント、全日本キス釣り選手権大会。キスの1匹大物を競って全国各地の会場で開催され、

チーム投げ北からは私と上ちゃん、奥村さん、エボさんが間人会場にエントリー。奥村さんは体調不良で欠席しましたが、

残る3人は予定どうり間人会場の後ヶ浜に設営された受付に午前12時に集合。

12時半に受付を済ませ、1時に出発してキスの大物を狙って出発しました。

私たちチーム投げ北は最近下火の後ヶ浜では竿を出さず、キスの数が出始めた葛野〜浜詰の浜で引き釣りをしつつ

大物を狙おう・・・と会場を出たら一路久美浜に向けて車を走らせ、

葛野の駐車場に1時頃に到着。そのまま降りしきる梅雨の雨の下、休憩所で暫く雑談。波の音を聞きつつ、

全員引き釣りのタックルしか持参していないので朝までは仮眠・・ZZZZ。しかし・・3人は完全に爆睡してしまい、

起きたのはもう8時前になっていました。(~_~)

「寝坊したぁ・・」と飛び起きて浜に出たのは8時半。

先ずは浜に散開してキスの居場所を探りながら釣り歩く事にしました。

浜に出て、浜詰方向を遠望すると、

昨日の波は収まっており、

今日も波予報は2メートルのち1.5メートル

でしたが、夜間に南風が吹いたので海岸は意外と

穏やかで、キス釣りに好適なザザ波が

打ち寄せていました。
浅い小天橋方向は少し波立っていたので、

「あちらは未だ早いかな・・・」と先ずは

来週アスリートカップが行われる本部下辺りから

竿を出す事にしました。

今回の釣行はアスリートカップの下見も兼ねており、

私と奥村さんは東西投げ釣り100人の会に行くので

同日に開催されるアスリート杯WEST大会には

出られませんが、上ちゃんは出場予定なので

下見も兼ねての釣り場選択。

北近畿で最も釣れ出すのが遅い浜なので、

未だキスは接岸を始めたばかりの時期。

広く散開してキスの寄り場を探しながら

釣り歩く事にしました。

遠望すると、アスリート杯の下見の釣り人も

ちらほら・・幸い昨夜からの雨も止み、

風は沖からのそよかぜで、

期待をしつつ竿を継ぎました。
先ずは本部下辺りから探ろう・・と投げ込み開始。

6色から手前までユックリと探ってゆきますが・・

2色までは無反応・・。

今度は近く・・・と3色から1色までを探ろう・・と

4色投げてジックリとさびいていくと・・

2色でアタリが入り・・
隣では上ちゃんも中型を1匹ゲット。

「距離は?」と聞くと

「ほんの1色以内、波打ち際だわ」

とキスは近くにしか居ないみたい。

私の仕掛けにアタリが出たのも

2色以内で・・・
私も単発ながら1匹ゲット。

久美浜の浜独特のとても綺麗なキスが美しい・・。

一方、エボさんは得意の遠投で沖の沈みテトラ近く

まで投げて、5〜4色でアタリが出たそうで、

早くも4匹ゲット。

4色付近が浅瀬になって白波が立つ辺りの

少し沖側にキスの寄り場が有るみたいで

コンスタントにぽつぽつと釣っていました。
会場下の辺りには・・こんな、海草の切れたのが

浜のあちこちに打ち上げられ、

海底にも点々と沈んでいるのが黒く見え、

時折仕掛けに絡んで来ますが、

近投ではこの海草帯の近くをさびくと

アタリが入るので、キスはこの海草の集まっている

辺りに群れている感じ。

その海草帯をコントロール良く攻めて

ぼつぼつと・・と言う感じで、

キスは未だ接岸し始めたばかりの釣れ具合。
今度はダブルで・・

キスは何処にでも居る感じでは無く、

寄り場を見つけると2連、3連も有るものの、

未だ場所ムラが強く、釣り歩いては

ぼつぼつと・・の感じ。

その寄り場は・・夏場に有望な、離岸流の両側には

未だ全く居なくて、

4色付近が浅くなっていて、白波が立ち

その手前の、1色付近が深くなっている場所

のみ。遠投ではその白波が立つ浅瀬よりも

沖側のカケアガリ付近にだけ居る感じ。
今度は遠投して・・とエボさん同様に

白波の先まで投げ、5色付近を探ると・・・.・・

プルルルッと結構元気なアタリが出て

またダブル。

全キスで提出が出来る

23センチ以上は全く居ませんが

中型の15〜17センチ程度の

キスが遊んでくれました。

釣り歩いていると・・早くも全キスの終了、検量時間と

なってしまい、間人会場の会場責任者に

「大阪サーフ、3人全員、提出魚、ゼロです、

直帰します・・」と電話連絡を

していると、Tamuraさんが来られ、

「芝古で2時間位投げて50匹程度釣れました、

場所ムラが強いですけど、

良い場所では5連6連と好調でしたよ・・」と

教えてくれ、

昼食を食べた後は芝古に行って釣る事になり、

移動となりました。

Tamuraさんの午前中2時間の芝古での釣果。

ピンは全部リリースして

20センチ程度の良型だけが

沢山袋に入っていました。
芝古に出ると・・今年は浜が広くて

いつも見える芝古の黒い岩盤も

砂に埋もれて広い砂浜となってしました。
いつも有る黒い岩盤付近から箱石を遠望しても

浜は広くて黒い岩盤は砂の下。

しかも葛野よりも

波打ち際から深くなっていて、

いかにも葛野よりも釣れそうな雰囲気。
1投目から・・エボさんもTamuraさんから聞いた

ポイントの1色付近を狙っていきなり良型を含む

ダブルでスタート。
私も・・足元近くでキスの快信を楽しんでダブル・・

近くの釣り人は5連6連と釣っていて、

みんなで小移動しつつキスの寄り場を探り・・
上ちゃんも20センチオーバーの良型を

ゲットして楽しそう。
私も小移動して今度は4連・・・未だ盛期では

無いので場所ムラが強いですが、

よい場所を見付けると1色でバコバコ・・。

でもその調子は長くは続かず、

また小移動して群れを探し・・の釣れ具合で。
今日の芝古や葛野での群れの寄る場所とは・・・

赤い矢印で示した、4色付近の

大体50〜100メートル程度の幅で

横方向に広がる浅瀬が有り、

そこでだけ大きく白波が立ち、

その浅瀬の手前が深くなっている、青い矢印付近の

海底の変化が大きい、深い場所のみで釣れました。

もちろん、青い矢印付近でも浅瀬で完全に弱まらず

時折大きく波が立ちますが、

キスは意外と波を嫌がっていない感じで、

白波が立つ浅瀬の手前に投げて

1〜2色をユックリとさびいていると、

とても高活性な群れの中に仕掛けが入り、

バコバコ・・・で、

エボさんも1色の近距離で

ガンガン来るアタリを捕らえて

調子良く6連・・(^^)v
逆に・・・黄色い矢印で示す、

深くて波が殆ど立たない

離岸流の中心部や

手前から沖まで深くて足元でも波が静かな、

一見していかにも釣れそうな感じがする場所では

群れは全く居なくてノーシグナル。
私もまた、先程説明した沖の浅瀬の手前、

矢印付近の狭い範囲の変化が大きい場所を攻めて

ガンガンと手元まで来る

強いアタリを楽しみ・・巻き上げると17センチ程度の

良型4連(^^)v

午後からは夏空が広がって暑くなりましたが、

久しぶりにキスの快信を堪能しながら

楽しい釣り。帰宅後にキスを数えたら

ピンのリリースは除いて40匹程度の

良型キスがクーラーに収まっていました。

って事で、残念ながらキスの大物は出ず、全キスへの提出魚は出ませんでしたが、

今年は葛野や浜詰付近での釣れ出しが早くて、特に芝古では群れを求めて移動しながら釣り歩く必要は有りますが、

良い場所では5連6連とほぼ盛期に近い釣れ具合。

この時期は夏場と違ってピンが少なめでとても楽しめた釣行でした。付き合ってくれ、芝古のポイントを案内してくれたTamuraさんに感謝・・。

ではっまたっ。