2012年釣行記

5月19日 シマノジャパンカップ中部大会に参戦、初めての浜でしたが、上手く?アジャスト出来てセミゲット・・の巻。


5月19日はシマノジャパンカップ中部大会が愛知県の伊良湖岬に近い伊良湖表浜で行われ、参加して来ました。

中部大会は始めての参戦、しかも始めての浜での大会参加で、数日前から釣り場の状況に詳しい

浜松の篭定釣具店の寺田店長さんに電話し、いろいろ教えて頂いたのが・・

「今、ボッコボコに釣れています、しかも近距離の4〜2色で一時間30匹程度は楽勝ペースですよ。

皆さん下見でキロ超えしておられますっ」と聞き、初めての浜での参戦でも今年の初トーナメント、

数釣りが楽しめそう・・と嬉しく思いつつ、寺田さんにアドバイスをもらいながら一週間前から仕掛け作り。

聞くと時折20センチ近いのも居るそうで、良型狙いの必殺篭定針を主に良型が掛かり易い一寸エダスを長めにした

8本針をメインに仕掛けを20セットばかり作成。

いよいよ前日となりました。前日にも寺田さんに電話すると・・大会本部よりも東側が特に好調です・・と聞き、

250人と多くの参加人数の大会だし、クジ運さえ良かったら東に遠く歩いて間隔が広く取れる場所でやりたいな・・。

などと思いつつ前日19時に出発。北陸道敦賀IC→米原JC→豊川ICを経由し、

釣り場に近いミックさんに立ち寄って予約しておいたエサを仕入れます。

現地到着は道程4時間半の1時着、すぐにビールとコンビニ弁当で遅い夜食を採り、朝までハイエースのベッドで爆睡・・・ZZZ

4時半にアラームの音で目覚めると、会場の駐車場には地元静岡、愛知ナンバーの車を中心に

数多く集まっておられ、早朝から賑わっていました。

タックルを車から降ろして準備していると、

近くに地元のキス釣りクラブ、

多鱚会の皆さんも居られ、その中に先日後ヶ浜に

来られていたのに残念ながらお会い出来なかった

T野さんも居られたので挨拶。

そして釣り場の状況も丁寧に教えて下さりました。

「この浜の何処でもあまり場所ムラ無く

数釣れると思いますので手返し勝負かと・・」

と言われていて、「苦手な手返し勝負なの・・」とは

思いましたが、今期のトーナメント初参戦。

初戦なんで先ずは楽しませてもらうつもりで

皆さんと一緒に大会会場に向かう事にしました。
本日のタックル、2012年バージョンクーラー

いつものタイプRとキススペコンペの組み合わせ。

「潮はあまり飛ぶ場所では有りませんよ・・」と

先程皆さんに教えてもらったのと、

海は凪で穏やかそうだったので、

今日は大潮ですが、近投勝負との事で

ATDスプールには0.6号を巻き、

私定番の砂紋バスター27号で探って

釣り場の傾向を早く把握したい・・

と思いながらタックルをチョイス。

砂防林を抜け、海岸に出ると

伊良湖岬に程近い浜のほぼ中央に設営された

シマノジャパンカップ、中部大会の

大会本部が見えました。

空は抜けるような快晴(*^^)v

風も殆ど無く絶好のキス釣り日和に恵まれました。
私は数年前の東西投げ釣り100人の会で

ここに近い恋路が浜近くの浜では竿を出した事が

有りますがここは初めて。

楽しみにしつつ浜を眺めると

波も穏やかで

「これなら昨日同様に数釣れるゼ・・」と

受付の列に並ぶ地元の皆さんも

口々に言っておられ、

私もワクワク・・!(^^)!
本部前にはすでに受付待ちの皆さんの長蛇の列。

東からは早くも朝日が海を照らし始め、

気合十分な皆さんと共に受付の列に並び、

さて肝心の抽選・・・しっかし・・
あっちゃ〜っ、またこんな最悪の出発順の

クジを引いてしまったわ・・。(ToT)/~~~

約250人参戦の大会で

221番とはねぇ・・・。

この時点で遠くに歩いても

場所を確保するのは無理と判断し、

比較的本部近くから釣り歩く作戦に変更を

余儀なくされてれてしまった。
6時から競技説明が行われ、

出発順に並んで・・・

殆どドン尻スタートの位置で

クーラーチェックを受けます。
クーラーを開けると、昨夜ミックさんで仕入れた

細めのチロリとイシゴカイが元気に

うごめいており、いよいよ釣る気が高まって来て

いざ出発。
私が出発した時点ですでに多くの選手が

本部より東側はるか遠くの場所まで小走りに

移動を完了しており、

仕方なく私は本部より500メートル程東側の、

川の流れ込みよりも200メートル程

歩いた場所に辛うじてスペースを見つけ、

お隣さんに声を掛けてクーラーを据え、

エサを仕掛けに付けてゆきます。

エサを刺し終ると早くも開始の合図が有り、

あたふたと余裕も無いままに

先ずは4色に砂紋バスターを飛ばし、

手前に探ってゆきますと・・1投目から2色付近で

かなり明確なアタリが連発(^^♪

「昨日下見した皆さんの言うとうり、

今日もかなり高活性だわ・・」と思いながら

数回のアタリを楽しみ、いよいよ巻き上げ開始。
見えて来たのは良型の、18センチを含む5連で

バナナ気味でしたが、1投目から

ボロボロと釣れて嬉し〜っ・・。

しかも型揃いじゃ〜っ。

地元のお隣さんもビックリしてるみたい・・。(~o~)

しかも両側の選手は5色まで投げて

ガッチョばかり掛けてるしぃ〜っ。

っとアタリが出たのは3色目と2色目の境目付近

で、2投目は3色に投げてスルスルッと2色目の

糸付近まで砂紋バスターを海面に滑らせてから

着底させます。

暫くするとコンコンガンガンとまた

良いアタリが連発。
巻き上げるとまたバナナ気味の、先程よりは型は

やや小さいですが、5連。

2投で10匹確保してほっとしつつ

写真撮影をしていると、周囲の皆さんも

私同様に近投に切り替えられ、

連で掛ける選手が多くなり始め、

スタートダッシュに成功はしたものの、

地元の猛者の皆さんに何とか追い付かれ、

引き離されないようにと、私にしては手返し良く?、

8本針に生きが良くてうごめくチロリに手を焼きつつ

もチロリを良型に効くように一寸長めに

刺して投げ返します。

この辺りの浜での選手間の間隔は約3メートル。

両隣の選手のオモリの着水点を確認しつつ、

オマツリを避けながらのせわしい釣りですが、

3色以内の近投の釣りなので

あまり気負う事無く、その後はだんだん活性も

落ちて来ましたが、素針は無く2〜3連で確実に

釣る事だけを考えながら2色以内の釣りを続行。
しかし・・1時間半も経過すると・・

3メートル間隔の選手がオモリで叩きまくるので

さすがに高活性の群れもプレッシャーで

散発でしか釣れなくなるなって来ました。

時折フグに針を取られる事も多くなり、

仕掛けの先端近くの針を全部失ったので・・

仕掛けの途中からカットして・・

必殺篭定針50連結の5号を取り出して

5本を3本のみとなった仕掛けに結合。

これが良かった・・・みたい・・。(^^♪

私の手返しの悪さは型狙いで重量を稼ぐしか

手馴れた地元の選手に対抗する手段が無いと

この時点で判断。

これ以降は重量が稼げる型狙いに徹して

必殺針にチロリを長めに刺して

戦う事に決めました。
2時間経過、残り1時間弱。

キスは3色以上にはピンを除いて殆ど居なくなり、

その頃には1.5色の一寸海底が窪んだ場所に

時折良型が回遊するので

そこで止めて待ち釣り気味に。

アタリが出ると、キスがピンポイントで

次々に追い食いして.くれるのは

ほぼ掴んでいたので

ほんの狭い、5メートル程度の距離だけを

少し時間を掛けて仕掛けを漂わせ、

待って居ると・・・

ゴンゴンガンガンのアタリが復活。

オモリの重さが軽く感じられるような追い食いの

アタリだったのでバナナを避けようと

早めに引いて誘ってやると・・・

18〜16センチ良型3匹を含む

6連で勢い付きまして・・

「もしや・・念願の2回戦進出が出来るかも・・」と

欲を出しつつ1回戦終了までは全部の針を

必殺針に交換し、3〜4連で素針無く釣って

一回戦終了。

まずまず早く釣り場の傾向を掴んで

戦えたかな・・と思いつつ検量の列に並びます。
1回戦での私の釣果。少し太めのチロリを使って

釣ったので、ピンは1匹しか居らず

14〜18センチが揃ってまずまず・・と思ったものの、

やはり東に有る大岩よりも遠く走った

皆さんは良く釣っておられ、

キロオーバーも多々・・検量を受けると

841グラムで、キロオーバーの選手が10人以上も

居られたので

「これではやばいかも・・」と私同様の釣果を得た

ねじさんと話していると、やがて1回戦の結果発表。

2回戦進出枠は1回戦参加者の20パーセント、

48名でしたが、
20位で2回戦進出を

果たせました。この時点で当初の目的である

2回戦進出が出来て私は大満足。(^^)v

1回戦ボーダーラインは592グラムでしたっ。

2回戦はトーナメントを楽しむつもりで

1回戦同様に戦おう・・と

決めて一旦車に戻って水分を補給し、

2回戦用にと温存しておいた

チロリをエサ箱に入れて保冷材を

携えて大会会場に戻り・・、
私と共に2回戦進出を果たしたねじさんと

リラックスしつつ2回戦の列に並びました。
2回戦出発前。

地元の猛者の皆さんがほぼ順当に

2回戦進出を果たされた感じて

とても濃い皆さんが順当に勝ち上がっておられ、

ビビルような凄いメンバーが並んで

再度クーラーチェックを受けます。

2回戦は釣り場範囲が1回戦の半分以下に

狭められ、本部を中心に両側700メートル程度、

約1.5キロの範囲に48名の選手が入って

の戦いとなり、20番出発の私は、

丁度この時間帯は干潮の潮止まりの時間帯でも

有り、流れ込みの真水の帯が反転して

本部下方向に流れ始めたのを見て

本部の真下に入る事にして

出発し、大会本部からほど近い場所に

クーラーを据えました。
2回戦は大混戦の1回戦と違って選手間の間隔も

10メートル前後と広くなり、

1回戦同様に3色に投げて2色を丁寧に・・

と思ったのもつかの間。

2回戦終了後に地元の人に聞いたのですが、

本部下は最悪の場所だったらしく、昨日の下見でも

殆ど何も釣れなかったそうで、

そんな場所に勇み足で入ったものの、

丁寧に1色まで引くも全くのノーシグナル。

???何処も同じような浜に見えるのに

キスの気配が全く無い・・と

思いつつ、それでも2投目も「今度こそっ」と

丁寧に引きますが。1投目同様に

アタリもカスリもせず。

両隣の選手も同様で首をかしげておられ、

見るとこの近くに居るのは

みんな地元選手では無く、

下見もしておられない遠征組と思える

皆さんばかり。

ここで初めて気が付いたっ、ここにはキスが不在

だと・・。そこで1回戦で戦った辺りを遠望すると、

キラキラとキスが釣れているのが見え、

クーラーにキスを放り込む様子も見てとれたので

早速そちらに移動を開始〜っ。
えっちらおっちらとスタートダッシュに乗り遅れ、

半ば諦め気味にキスを釣って居る選手が見えた

場所まで300メートル程度歩いて移動完了。

両側ではポロポロながらビンでしたが

2〜4連で釣れていて2回戦未だ

ボウズの私は焦る・・(^_^;)
「砂バスよ・・ここに居る

キスの居場所を早く見付けてくれいっ。」

とステルス砂紋バスターに願いをこめつつ、

2回戦もピンなんぞの連掛けには目もくれず、

重量が稼げる良型狙いの作戦を続行する事に

決めていたので

少しでも良型が居る距離を丁寧に探ろうと

3色から2色まではスルスルと早めに引き、

1回戦に良型が居た1.5色で

仕掛けをゆらめかせていたら・・

1回戦同様にカンカンコンコンと

中型キスのアタリがっ。(^^)v

暫くそのまま仕掛けを引かずに止めていると・・

今度は良型のブルルルッとしたアタリも入ったので

辛抱たまらず巻き上げ開始。

おっしゃ〜っ18センチと17センチの良型ゲット・・。

(^^)v

周囲を見ているとこれより小さい13〜14センチの

キスを引っ張って来る選手が多く、

出遅れをこの2匹で取り戻したかもね・・。

と思いつつ、良型のキスの居場所が判ったのが

移動後の大きな収穫。

出遅れを早く取り戻さねば・・・と

またチロリを丁寧に、少し長めに刺して

さっき釣った場所までは早めに引いて

良型が居る場所を決め打ちしてやろうと

もう、アタリが出るまではそこで止め釣り。

波の打ち寄せのリズムに合わせて

砂紋バスターにテンションを与え、

仕掛けを自然に流し気味にして待ち、

暫くすると・・またブルルルッと良型のアタリがっ。(^^)v
ピンボケm(__)m

今度も17センチを含んで4連でここに移動して

2投で良型3匹を含む7匹。

これでようやく周囲の皆さん同様の

戦果を得られたかなとほっと一息。

良型キスの釣れる狭い距離はほぼ掴めたし、

後は猛者の皆さんにおいてきぼりを

食らわないように確実に、キッチリと

素針無く釣るのみ。

この調子ならまずまず戦えるとも思えて来たので

早めに仕掛けを交換し、

投げ返して1時間が経過。

2時間勝負の2回戦も残り1時間。

「戦いを楽しめるのも後1時間、

今日は始めての浜で地元の皆さんに混じって

まずまず戦えて嬉しい・・」と感じつつ、

キスの活性は1回戦の時よりは人数の関係で

間隔広く釣る事が出来る

私の投点では案外と低下せず、2〜3連で

中型を拾ってゆきます。

そして残り30分。

これから追い込み・・と気合を入れ直していたら、

隣の選手との間でオマツリをしてしまい、

先に巻き上げてくれた選手が

私の道糸から仕掛けを

切って解いてくださり、早く私も投げ返さねば・・

っと巻き上げると何だかかなり重い・・・。

何と・・・オマツリを解いている間にキスが連で

掛かってくれていたのね・・(^^♪

それも7本針パーフェクトの7連で(^^)v。

しかも17センチの良型が3本も針に掛かって

いるでは無いかいなっ。(~o~)

これを見て、1回戦突破が目標だった私でしたが、

俄然、セミ取りの意欲が沸いて来ました。

後5匹も釣ったらもしかしたらセミに行けるかも・・。

と思い始め、オマツリを解いている間に

キスが掛かったのはほんの1色だったので

2回戦終了まではもう時間も無い事ですし、

「手前に投げてやれば手返し良く

3投程は出来そう」と

悪いアタマを回転させて残り3投は2色に

ぽちゃんとオモリを落として

得意?の1色止め釣り敢行。

その仕掛けにもピンは全く掛からず

15センチ程度のキスが2〜3連で掛かってくれて

2回戦終了の合図で納竿。

2回戦の釣果なり。

スタートダッシュに失敗したものの、

1回戦よりも平均して型が良く、

検量の結果は654グラム。

うっ微妙・・と今回も私同様の釣果を得た

ねじさんと「どうかなあ・・15位以内の

セミファイナル進出は一寸無理かもね・・と

心配しつつ集計作業の完了を待っていましたが、
2回戦のトップ3は800〜900グラム代の

好成績を叩き出しておられましたが、

それから以下の順位はトントンッとグラム数が落ちて

600〜500グラムの選手が多く、順位付けの

結果、私が6位に食い込む事が出来まして

成績発表で入賞者として呼ばれ、

続いて7位でねじさんも私同様に

セミファイナル進出証を受け取ってぇ・・

よっしゃ〜っ、セミゲット〜っ。(^^)v

ねじさん、やったね。と

二人で大喜び。

トップ3の皆さんです。

800〜900グラム代と素晴らしい成績で

表彰台に立たれました。

セミファイナルには以下14位までが進出と

なりまして、セミのボーターは

501グラムだったかな・・。?
賞品はシューズドライヤーでこんなの使うか?は

微妙〜っ。(^_^;)ですが、嬉し〜っ。
って事で、初参戦のジャパンカップ中部大会

でしたが、今回も砂紋バスターがいち早く

キスの居場所と型の情報を竿先に伝えてくれ、

必殺篭定針に換装してからは殆どピンが掛からず

帰宅後に料理する時に確認したら12センチ以下の

ピンは3匹のみで良型狙いの作戦が当たり、

今回はほぼ当初の狙いの思いどうりに

釣れたかな・・と嬉しさひとしお。

バレが極少となるようにテストしつつ

工夫した砂バスのチューンも

地元での検証の結果が出せて嬉しい・・。

って事で、今大会では篭定釣具店の寺田店長さん始め、これまでにお知り合いになれた東海地方の皆さんから

いろいろと情報を頂いた事で、前日の下見も出来ず、初めての浜でのぶっつけ本番でしたが、

上位入賞を果たせまして、お世話になった皆様に感謝、多謝・・・本当にありがとうございました。m(__)m

これで、昨年に引き続きセミファイナルへのキップをゲットでまた来年のセミまでモチベーションが保てそうですが、

その年の最初に獲得したセミへの参加が義務付けられるので、本日以降、中国大会、北陸大会への参戦も予定はしていますが、

セミを取るためにがむしゃらに釣らなくても良いので、後は大会を楽しみつつ(~o~)また知り合いの皆様との親交を楽しみに

気楽にジャパンカップ予選を楽しみたいと思います。

今大会でもお会いして声掛けして下さった皆様との情報交換やWWGGが楽しかったですし、情報交換する中で、

またいろいろと勉強にもなった大会でした。お世話になったシマノスタッフの皆様、本当にありがとうございましたっ。m(__)mではっまた・・。


尚、メーカー発表の大会の様子はこちらから後日発表されます。