2012年釣行記
1月15日 ようやく初釣りが実現しアイナメ狙いに行ったものの・・・の巻。
今年も1月は繁忙期で仕事に追われ、元旦から仕事をするなどバタバタとしていましたが、15日は日曜、ようやく親会社から
休暇をもらえ、いざ初釣り・・・と思いきや、今日もせっかくの日曜に氷雨・・・(T_T)/~~~
昨年から何故か日曜に天候が崩れるパターンが多く、困ったものですが、久しぶりの休みの日に
自宅で悶々としていたら釣りに対する禁断症状が悪化しそうですし、「雨を避けつつも投げて爽快な気分に浸りたい・・」と
出発。折から冬型の気圧配置で寒く、外海は大時化。風も強く吹きそうだったので、取り敢えず山に囲まれて風裏で竿が出せる
伊根方向に車を走らせました。
伊根と言えばこの時期は良型アイナメ。「もしアイナメがダメでも越冬キスは遊んでくれるだろう・・・」と
考えつつ、自宅から1時間で、正午頃に伊根に到着。
伊根でも氷雨は続いており、強く降ったり 弱まったりを繰り返す北近畿特有の冬の空の下、 車がすぐ近くに駐車出来る、魚連横の護岸で 竿を出しました。 エサはアオイソメ。3日の日に購入したのに 天候悪化で釣行出来ず、その後放置して 捨てるのを忘れていたのですが、 今朝見ると未だ生きており、 少しヘロッていますが、使えそうで持参。 |
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カレイ針14号の1本針にアオイソメを5本程度 房がけし、5色付近に設置されているイケスの際 まで投げ込んでアタリを待ちます。 ここは過去に45センチまでのアイナメなら数匹 仕留めた場所で水深は20メートル程度と深い ながら、砂地なので根がかりは少なく、 アイナメの数は出ません。中小型のアイナメは 障害物周りに多く砂地底には居ませんが、 40センチ以上に育って外敵に襲われる事が 少ないサイズになると、大型アイナメは 砂地にも出て来て、エサを求めて闊歩しますが、 ここはそんなアイナメを気長に待つ釣り場。 気温は3度。寒いので投げ込んでは車内で暖を 取りつつの持久戦。 |
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時々氷雨が降り止んでエサの点検の為に 投げ返し、糸ふけを取った直後・・・竿先がクイッ と入り、ガタガタと連続して震えました。 こんなアタリは大型アイナメでは無く、 砂地に出て来るアイナメなら一気に走るアタリが 出ますが、どうもエサ取りのよう・・。 竿先を暫く注視していたら、また「クイッ」と入った ので、軽くアワセを入れて巻き上げ開始。 「小さなフグかチャリコかなぁ・・」と 一寸した重みと引き込みを感じつつ巻き上げると ・・・・ |
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何と良型の23センチのキス・・。 「今年も初釣りの釣果はキスかいな・・」と でもフグやチャリコよりはマシなので 一寸ニンマリ。 「アイナメを待っている間にキスが暇つぶし程度に アタリをくれたら気持ちも持続するのに・・」と 投げ返すと・・・ またしても糸ふけを取るべく仕掛けを引いている 間に鋭いキスのアタリが出て・・・ |
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「うわぁ・・今度は24センチも有る良型じゃ〜っ」 「今夜はキスの刺身が食えるかもね・・」と 先程までのアイナメ一発狙いの気持ちは何処へ やら。 どうやら昨年末からずっと時化続きで外海に居た キスが波静かな深い湾内に集まって来て 越冬しているのか、投げ込む度にアタリが出て・・ 針は14号の大針でアオイソメの房がけですので バレも多々ですが、房がけしたアオイソメの 中ほどからスパッと切って食い逃げするキスも 多く、中小型も居そうですが、掛かるキスは 何れも良型。 |
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イケスの周りに広角で投げ分けて 糸ふけを取る度に「クイッ」と竿先が入り、 アイナメ釣りの邪魔をしてくれるので 寒いながらも忙しい釣りになってしまいました。 針のサイズを落とせば掛かる率も上がりそう ですが、今日は太いアオイソメと大針しか持参 しておらず、一寸残念ですが、 竿出しから1時間経過後は完全にキス狙い モードに移行。(~_~;) ここには滅法多い超大型ウミケムシも、今日は ウネウネとエサに近寄って来るまでに キスが飛びつくせいか全く被害無し。 |
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キスは小さくても20センチ級で越冬中で 腹ペコなのかお腹が凹んでいますが、 その分、食い込みも良い感じ。 |
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14号の針とアオイソメの房がけに掛かるキスは 何れも太く、鋭いアタリをくれて 楽しめましたが、また氷雨が強く降り出し・・・ |
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午後3時頃には霰や小雪模様となって しんしんと冷え込んで来たので 未だアオイソメは半分程度残っていますし、 キスのアタリも続きましたが 手がかじかんでロクにエサも刺せない寒さに 辛抱たまらなくなって納竿としました。 |
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自宅のサティアンに戻り、 久しぶりにキスで文字を作りますと12匹 の釣果でありましたっ。 |
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帰宅すると走り寄って来るのはこいつ←。 クーラーを見ると飛んで来る悪癖が 身に付いてしまったので今回も・・・(~o~) 「今日はおまいに食わせるようなピンは居らん」 と言い聞かせましたが、 「おすわり」をしてキスをクーラーから 出す様子をまんじりともせず見つめるので・・・ 「仕方が無いから一番小さいのんをやるぅ・・」 と差し出すとっ |
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一気に食らい付きガウガウとほんの数秒で 殆ど鵜が魚を呑むがごとし。 |
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そしてもっとくれとせがみますが、 「犬はあんまり生魚を食ったらいかんぜよ」と 最近はいつも釣行後に言い聞かせておりますが 最近は肉よりも魚好きになったのか? 不満そうな表情でまたおすわりをするので 困ったものです。 |
って事で今日は拓寸のアイナメを仕留めて景気良い初釣りを狙っていたのですが、伊根の湾内ではキスが越冬していて
アイナメがエサを食う暇も無かったと言う初釣り釣行記となってしまいましたっ。
今年もやっぱり、キスが主体の釣行が続きそうデスぅ・・ではっ。