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10月27日 平日こいて天橋立に投げ北秋祭りの単独下見釣行し、良型が楽しませてくれましたっの巻 

10月27は親会社から与えられた休日。平日こいての単独落ちギス釣行を計画しましたが、あいにく前日より

北近畿には木枯らし一号が吹き荒れ、海も大荒れの大時化。しかも風は北東から強く吹き最悪。

北近畿は北風や北西風なら丹後半島が風を防いでくれて宮津湾や栗田湾、由良川河口周辺なら竿が出せる「逃げ場」が有るので何処かで

竿が出せますが、北東風が吹くと奥深い宮津湾や栗田湾の中にまでウネリが入って来て竿が出せる釣り場が殆ど有りません。

そんな悪条件でも何とか竿が出せるのは唯一、「天橋立」

宮津湾の最奥部に位置し、時化には滅法強く、例え波が立っても遠投すれば水深が有るのでキスが釣れる有り難い釣り場なので

「投げ北秋祭り当日に、もし荒天となっても大会の開催が可能なので1日目の大会会場は天橋立しか無い」と、

スタッフで決定をしたのですが、それにしても朝から寒風が吹いて寒い・・。(~_~;)

それでも、先日に皆で若宮に釣行した折に大量に余ったエサを皆がくれてクーラーに活かして有り、捨てるのも勿体無いと朝8時に出発。

由良海岸を走っていると、車が揺さぶられる程の強風でしたが、宮津市内に入ると、若干風も弱く感じ、

天橋立の駐車場に到着。

いつものように智恩寺の境内を抜けて     

回旋橋を渡って行くと、丁度干潮の時間帯で

今日は大潮。橋の上から阿蘇海方向を

見ると、

文殊水道には阿蘇海から宮津湾に向かって

強い引き潮が流れていました。

大天橋の南端や小天橋の釣り場のキスは

この引き潮の時間帯に流れてくるエサに

寄る傾向が強く、絶好のチャンス。干潮時の

特に大潮の日は

文殊水道にはアサリ掘りの

漁船が多く出船して

海底を掘り起こしており、

今日も何艘もの漁船が

操業しているのが見え、良い感じ。

アサリ船が海底を引っかき、浮き上がった

稚貝やゴカイなどが掘り起こされて

文殊水道を通って

小天橋の浜や大天橋の南端部に

流されるとキスを始め多くの魚が

集まって、まるで撒餌をしたようになり、

キスの活性も高まるので、

「いい感じ・・」と先ずは大天橋の南端の

石波止近くの浜に向かって急ぎます。
その大天橋南端の石波止の近くは

手前の藻場が無くて

足元まで砂地。且つ魚影も濃いので

休日はいつも誰かが竿を出している

人気ポイントですが、今日は平日なので

ガラ空き。

しかも、今日は文殊水道に接する石波止の

水道側には砂が堆積して小さな砂州が

出来ており、釣り場が広くなって

いるのが見え、

早速その砂州から投げてみようと

橋を渡って浜に急ぎます。

外海は3〜4メートルの大時化なのに、

天橋立はいつものように湖のごとくで

風は強いものの、やはりここは

全天候型釣り場。

他の海岸の波濤がウソのような

穏やかなものです。
橋の上から小天橋の浜を見ても、

大天橋同様にゴミも少なく清掃されて

綺麗な浜が伸びていましたが、

小天橋は後のお楽しみにして

先ずは大天橋の浜に出て

クーラーを片から降ろし、

釣り座が確保出来たら後はユックリと

タックルを準備。
今日も天秤は先日トキねぇの隣でも沢山

釣れた砂紋バスターステルス(~o~)

天秤の先にはナイロンコーティングワイヤーを

スリーブで圧着接合した仕掛けが最近の

お気に入り。

天秤の足は逆に12センチと

従来より2センチ短くしていますが、

天秤の足の先に直結したワイヤーが

ムチのようにしなり、強風時でも

仕掛け絡みが激減しますし、

飛びも通常のモトスを使用時と比較して

天秤の足が短めなので

殆ど落ちず、キスの乗りも優秀で

最近は専らこの仕掛けばっかり使ってます。

ご覧のように、石波止の横の文殊水道には

激流が流れていましたので、

その流れに仕掛けが乗るように斜め右方向

に遠投してアタリを待ちます。
それにしても風が冷たくて強い・・

大天橋の浜が風を真正面から受ける

風向なのでここでは珍しく白波も出始めました。

しかも強風で不要な糸フケを押さえるべく

今日は旧Mg純正のストレートスプール

なので5本針なのに5色半がやっとですが、

5色からユックリとさびいていると・・

4色に入った辺りで明確な、

結構強いアタリがっ。(^^)v

巻き上げると・・・
先ずは21センチがピンと共にお出まし。(~o~)

冷え込みが強く、キスの低活性を憂いて

いただけに嬉しい・・。

干潮の時間帯は11時頃までなので、

潮変わりの時間までもうすぐ。

急いでエサを付け替えして投げ返します。
2投目も4色でアタリが出て

22センチと16センチのタブル。

「渋いと思っていたけど、キスを持つと未だ

かなり暖かいし、海水温は高くて

キスの活性もまずまず・・・」と

喜びつつ、キスを撮影していると、

「あっ綺麗な魚が釣れるのですね、

その魚は何て言うのですか?」

などと好き勝手な質問をして来る

観光客が多い釣り場なので

いろんな質問攻めに逢い、中には

真剣にさびいている最中に横に来て

こちらが聞いてもいないのに

過去に自分が釣った大物の自慢話を始める

観光客が来たり、

「投げて釣るよりボートで釣ったらもっと釣れ

ますよ」などと・・・。(~_~;)

ここで竿を出すと毎回

そんな具合なのでいつものごとく

鬱陶しく感じながらも観光客の相手をしつつ

投げ返してゆきます。

4投目、5投目も何故かダブルのみで

数が伸びませんが型が良い

キスが1匹は混じる

ので嬉しい・・

しかし・・

10時を過ぎでツ抜けをした頃になると・・
満潮の時間が近づくにつれて水道の流れが

弱くなり、大天橋でのアタリも散発。

加えて釣りをする上で天橋立の欠点である、

話しかけて来る観光客が更に急増(T_T)

秋の観光シーズンで平日なのに10時頃には

観光客がドンドンと増え始め、

遂には8人組の観光客に

周囲を囲まれて好き放題に

「こんな場所でお魚、釣れますの?」

「寒いのに、大変ですね、余程お魚釣りが

好きみたいですね」などと勝手に人の周りで

ガヤガヤと騒ぎまくり、

断りも無く勝手にクーラーを開けて

中を覗き、うごめくゴカイを見て

「うわっ気分悪る〜っ」って

こっちが気分悪いわいっ。

って事でもう辟易して退散。

平日でこんな具合ですから土日にここで竿を

出すのは本当に大変だわね・・と今度は

いつも観光客が殆ど来ない、

対岸の小天橋の浜に移動する事にしました。
500メートルばかり歩き、小天橋に移動すると

閑散としたもので、ほっと一息。

1本目の石波止の横まで歩いて遠投すると・・

1投目から23センチが

5色から強烈なアタリで釣れてくれてニンマリ。

小天橋の浜は浜の中ほどまで歩くと、

大天橋と違って手前から藻場は無くて

手前までさびけますが、

夏は1〜2色でも釣れますが、

これからの時期はやはり

深場狙いの遠投有利。

こちらは横風を受けるのでこれまた投げ辛いし

糸フケが出てアタリも取り辛いですが、

キスを釣り上げる度に走り寄って来る

観光客の相手ばかりよりは余程

気分的にも楽しい・・。(~o~)
小天橋も先端付近は白波が立って

いましたので、先までは行かずに

1本目の波止からばかり投げ続けましたが、

5色も投げると8メートル近くの水深となり、

手前の浅場との間のカケアガリ、

4〜5色でアタリは活発で殆ど素針は

有りませんが、3連以上は稀で

数よりも型狙いに徹して

楽しみ、やがてお昼前。

小天橋でも太いキスが多く、

今日も必殺篭定針が良い仕事を

してくれましたっ。(^^)v

風に逆らって遠投ばかりしていたので

疲れ、最後に本日最長の24センチを仕留めて

気分良く納竿。

数は35匹程度で小型も20匹程度交じり

ましたが、17匹の20センチオーバーが

出ましたので納得して帰宅しました。

って事で、今日は本来なら平浜や琴引浜など、丹後半島の外海に面した浜での落ちギスの接岸を確認しに行きたかったのですが、

トンでも無い時化で断念し、波静かな天橋立で投げ北秋祭りキス釣り大会の下見も兼ねて楽しみました。

この大時化で高浜方面を始め、若狭湾内の浅場の落ちは残念ながら終了となったと思いますので、

今後は波を見てザザ波以下ならもちろん丹後半島で落ちを狙い。、

時化なら宮津湾や栗田湾の深場で良型をぼつぼつと拾うなど、

自然に逆らわず柔軟に楽しんでゆこうと思います。ではっまた・・。