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2月1日 ようやく雪が降り止んだので初釣りに行きました。水温低下で渋かったですが何とかキスが釣れましたっの巻 

今年は年初から北近畿も寒波に覆われ、ほぼ毎日のように雪が降り続き、1月は全く釣りに行けませんでした。

しかし、代休をもらえた2月1日、ようやく冬型の気圧配置が弱くなるとの予報が出て、朝起きると久しぶりに陽光が・・・(^^)v

「久しぶりに青空が見える晴れ間じゃ〜っ」と飛び起き、午前中に予定していた買い物を済ませて釣具店に立ち寄ると・・3

何とこの大雪続きなのにイシゴカイが置いてあり、「どうせ渋いだろう・・エサも回転が悪く鮮度も悪かろう・・」と300円分だけ購入。

帰宅して新ハイエースに始めてキス用クーラーとタイプRを積み込み、いざ2011年の初陣。

自宅も大雪に囲まれて積雪は約60センチ、  

雪かきをする尻から降るので

このありさまですが、久しぶりの晴れ間、

そして今年初釣行。

忘れ物をしないように車にタックルを

積み込んでいざ出陣。
「お〜っ久しぶりの青空じゃ〜っ」と

国道178号線を栗田半島方向へ走り、

国道は除雪も行き届いて快適にドライブ、

「天気が良いので少しは水温が上昇して

キスの顔が見られるかなぁ・・」と

楽しみにしつつやがて栗田半島沿いの

府道にさしかかると・・
宮津湾沿いの府道は除雪が

追いついておらず、

圧雪状態でツルツルッ・・・(~_~;)

栗田半島の先端近くの田井の浜の

近くまで走っても路肩には

除雪した雪が有り、駐車スペース

は皆無。

路上駐車なんぞしようものなら

スリップした車がブチ当たって来るので

安心して置いてもおられず、

「ならば天橋立方面はどうかなぁ・・」と

移動するも・・・
天橋立駅前も道路は除雪してあるものの、

路肩や駐車場は雪の山で、

「これでは浜に出ても雪が厚く積もって

投げられんしなぁ・・」と

天橋立の浜に出るのも断念。

しからば・・・と西宮津公園を見に行くも

ここも遊歩道は40センチ程度の

積雪。(T_T)/~~~
しからば・・とようやく雪が無い

場所を見付けたのが

西宮津公園の隣の杉末の波止。

私は地元ながらこの波止は入った事が無く、

理由はチヌ釣り師でいつも

賑わっているので

静かにチヌを狙っておられる

近くにオモリを打ち込むのも気遣うから

なのですが、

今日はこの波止もさすがに

閑散として釣り人は

先端近くに4人程度。

波止の根元近くなら気遣いしなくても

投げられそうで、また空は雪雲が覆って

来ましたし、早速竿を慌てて出す事にして

波止に出てみました。

「海岸から少し離れているし、西宮津公園から

遠投するよりも深いかなぁ・・」との予想は

あえなく外れ、そんなに深くなく、水深は

8〜10メートル程度でアマモも殆ど無い

平坦な海底の感じ。

砂地にドロ底が点在している感じで

スムーズにオモリが引けるなぁ・・と

キスを誘うようにユックリとさびきますが、

反応は無し。そのまま、3色まで引いて来ると

突然何かに針が掛かったのか急に竿先が

曲がりますが、引き込みは感じられず、

「あらら・・いきなり宮津湾名物のナマコが

掛かったのかな・・」と

重い仕掛を回収してみると・・何やら

オレンジの物体がモトスに

絡んで付いており・・

釣れたのは何と・・「ホタテガイ」?(~_~;)

宮津湾にホタテが居るのは

知らなかっただけに

驚きましたが、口を開けていたところに私の

仕掛が通過した折、運悪くモトスをパックリと

挟んでしまったようで、結構立派なサイズの

ホタテが釣れてしまいました。

しかも・・モトスを外して次の投げ込みの為に

イシゴカイを付け直していると・・何と

クーラーの横に置いていたホタテがっ

「パコパコッ」と音を立てつつ

開いたり閉じたり

して結構騒がしい・・・・(~_~;)
中には美味しそうな貝柱がチラホラ・・(~o~)

何時まで経っても横でパコパコとうるさいので

クーラーに放り込み、

「宮津湾のホタテは旨いのかなあ・・」と

興味が沸き、

実際に持ち帰って炭火で焼きましたが、

とても甘くて美味でしたっ・・。

それは.さておき、沖に向かって投げても

何の変化も無い海底で

魚の気配が感じられず、

また小雪がちらつき始め

他の釣り人も居なくなったので

2投目は波止と平行方向に

投げ、手前のカケアガリを横方向に

引いてみる事にしました。
波止の周囲にはテトラが入れて有り、

その先は結構急なカケアガりが感じられ、

ユックリと誘うと・・・いきなり、そして久々に

ブルルッとキスのアタリが出て、

16センチがお出まし。

水温が極端に低いので

アタリは弱いですが、砂紋バスターが

高感度にキスの存在を伝えてくれると共に、

キッチリと針がかり。

そして今年初キスにニンマリッ。

「やっぱり、こんなに雪が降っても

宮津湾の湾奥はキスの越冬場所なので

キスは居るなぁ・・と嬉しくなり、

また同じコースを引くべく投げ込むと・・・

また2色で14センチ。遠投しても気配は無い

ですが、キスは波止の近くでエサを探して

いるようで、さすがにアタリは弱弱しい感じ

ですが、久しぶりの「ブルルッ」を感じて

寒さも忘れて投げ込み続けます。
6投目、8投目にもアタリが出て

中型キスが釣れ、

竿出しから約1時間で何とか4匹。

3時を過ぎると今度は小雪が氷雨となり、

雪なら我慢出切るものの、氷雨は濡れて

辛く、指先が冷たくて

堪らなくなったので本日はこれまで。

丁寧に探れば、

そしてもっと天候が良ければ

結構楽しめるかもで、

次回の越冬キス釣りを

楽しみにしつつ竿を仕舞いました。

って事で、天気予報ではもっと天候が良くて暖かくなる予報でしたが、

ずっと居座っていた寒気団はなかなか北近畿から退いてはくれず、

今日も暗い空の下での初釣りとなってしまいました。ボウズ覚悟の釣りでしたが、

にぎやかなホタテと宮津湾の海底でひっそりと越冬しているキスが

遊んでくれまして、2011年の釣りがまた始まりました。

これからしばらくは一年で最も水温が低く、辛い時期ですが、外海が穏やかな日はイシガレイやアイナメを磯から、

そして湾内で越冬キスを釣りつつ待望の春を待ちたいと思います。ではっまた・・。