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11月17日 久しぶりの後ヶ浜へ落ちギスに逢いに行って来ましたっの巻。 

11月17日は日曜出勤の代休がもらえ、朝からバタバタと野暮用を済ませ、「未だ生きているかなぁ・・」と

エサ箱の中を恐々覗くと・・・。(~_~;)入れたまま放置しておいた10日前の麟友杯で大量に残ったイシゴカイが辛抱強く

うごめいており、早速クーラーに放り込んで出発。天気予報は午後から崩れると報じており、丹後半島への道を急ぎます。

途中でTamuraさんに電話すると・・「朝一番に箱石で25センチと23センチを釣りましたが後が続かないのと、

昨日の時化後で流れ藻が多いので今は上ちゃんと後ヶ浜に居ます。

後ヶ浜では上ちゃんが1投目に23センチの3連をしましたが、こちらも続かないので

今からキャンプ場裏に移動して様子を見て来ます。」と教えてくれました。」

本来は葛野か箱石に行きたかったのですが、前方を見ると、黒雲がどんどんと迫りつつあり、

「流れ藻も多いのなら・・」と急遽後ヶ浜方向に転進。Tamuraさんと上ちゃんが待って居てくれている後ヶ浜には11時過ぎに

到着し、早速波の具合を見ると、多少のウネリは残っていますが、釣りは出来そう・・浜の中央付近で上ちゃんとTamuraさんが

竿を出しているのが見え、早速タックルを準備してソワソワとした気分で浜に出ました。

天気予報よりも天候が崩れるのが早いのか、

早くも沖から黒雲が垂れ込め、今にも降り出し

そうな中、浜に向かって歩きます。

浜は昨日の大時化でゴミも無く、

なぎさに白波が立っている程度。

「これなら釣れそう・・・」と

楽しみにしつつ上ちゃんやTamura

さんに釣れ具合を聞くと・・

「1投目に23センチの3連で後はサッパリ」

との返事でしたが、後ヶ浜のキスは

突然回遊を始める事も有りますし、

楽しみにしつつ竿を継ぎました。

「多分、もう釣れんで・・キャンプ場裏は

ゴミだらけで釣りにならなかったし、

休憩して見てるわ・・」と

言う上ちゃんの前に出て4色に投げ込み、

3色までそろそろとさびいて

話し込んでいると・・

突然竿先に鋭いアタリが連続。

「あっアタリが出たよ・・

このアタリはキスだわ・・」

と嬉しくて早速巻き上げると・・。

1投目から21センチと19センチの連で

気持ち良いアタリで楽しませてくれました。

「居るじゃん・・休んで無いでやったら・・」と

上ちゃんに言いましたが、

「そんなのマグレだし・・群れも

小さいみたいなのでなぁ・・

あんたが4連をしたらもう一回竿を出すわ・・」

とつれない返事。

2投目は投げる方向を誤り、素針を

引きましたが、

「もう一回・・・」と立岩方向に斜め気味に

4色に投げ込むと・・・またすぐに活発な

アタリが連続して・・・

今度は21センチを頭にチャリコ交じりに3連。

「居るよ・・」と着くなりホイホイと私が釣るので

朝の1投目以降は素針のみだった

上ちゃんとTamuraさんは不思議そうに

眺めつつ、「金玉付き仕掛が

良いのかな?」なんて言っていましたが、

それでも、

「4連以上で釣ったら付き合うわ・・」

と笑いつつ眺めており、

「今度こそ・・」と投げ込んだ直後、

あいにく風か沖から吹き始め、

氷雨が降り始めました。

「寒いから帰ったら?」と言うと

上ちゃんとTamuraさんは即撤収して

帰って行きましたが、

2台の車が居なくなるのを眺めている最中

にもまた強いアタリが連続して有り、

氷雨で寒くなって来ましたが、

「群れが居る間は辛抱して釣ろう・・」と

また巻き上げると・・
今度こそは上ちゃんが待っていた4連で

23センチも混じっており、

雨と共に群れが回り始めたのか、

もうこうなったら寒いですが止められ

ません・・・(~_~;)暫く3連、また4連と

釣っていると、氷雨も止み、

しめしめ・・と後ヶ浜には誰も居らず、

独り占めして広角に投げ分けて広く探り

ます。20匹程度を1時間程度で釣り

「今晩のオカズ確保・・」

とマッタリしていると、また突然に強く氷雨が

降り始め、寒いのう・・・と

素針は2回のみで好調に釣れ続いて

くれていますが、「また今度のお楽しみ」と

最後の一投と決め、

少しばかり持参した塩チロリを投げてみると・・
塩チロリでも食いはイシゴカイと変わらず、

4色から3色まで引いた辺りで

竿先を50センチ近くも引きこむ痛快なアタリが

続き、先程までと違って

10センチ台は居らず、

20センチ超えばかりの3連。

合羽を着ていても寒くて少し風邪気味なので

「今日はこれで十分、ピンは皆無だったし、

楽しめたわ・・」と気分良く納竿。
クーラーを開けてみると、2リットルの

ペットポトル容器にキスがたんまりと

収まっていて約1キロ。

11時から1時までの

氷雨に濡れながらの短時間の

寒い中での釣りでしたが、

ようやく泣かず飛ばずで心配していた後ヶ浜

にも落ちの群れが回り始めたようで、

今後が楽しみ・・。

って事で私もようやく丹後半島の落ちギスの快信を楽しんで来ました。

本来は25センチ以上が期待出来て、数も出る箱石や葛野に行きたかったのですが、昨日の時化が酷かったので浅い場所は敬遠し、

波が収まると共にすぐにキスが接岸する後ヶ浜に行ったのが幸いだった釣行でした。

今年の後ヶ浜は春から夏まではピンがポロポロ程度、秋も釣れても中型程度と絶不調で心配していましたが、ようやく

落ちの時期になってキスが寄り始めている感じでした。昨年、一昨年はクリスマスの日を挟んで前後10日程度が

落ちのピークで20〜25センチがボッコボコに釣れましたし、時には29センチなんて大型も混じって

楽しめましたので今後はもっと期待出来ると思いますが、今日のキスは持っても未だとても暖かかったですし、群れも小さくて

何処に投げてもBGBGでは無く、皆で間隔狭く並んでガンガンと投げ込んでもBGBGに釣れる

狂喜乱舞な釣りが出来るのはもう少し先になりそうです。

チャンスは寒風が吹き荒れた後や初雪が降った後の凪の日。これからは波が高い日が多くなるので

休日に凪が重なる事を祈っているところです。ではっまたっ。