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11月7日 徳島鱗友サーフさんの麟友杯に参加させて頂き、私は良型のアタリを楽しみ、くにさわさんと奥村さんは数釣をたんまりと・・の巻 

11月7日は楽しみにしていた徳島麟友サーフさんの麟友杯が徳島県の里浦海岸で開催され、チーム投げ北からは

私と奥村さん、くにさわさんが参加させて頂きました。

北近畿出発は6日23時。淡路島の淡路SAで単身赴任先の兵庫県赤穂から参加のくにさわさんと合流、3人で四国に渡ったのは

午前2時。北近畿から四国と言えば遠く感じますが、道程の殆どは高速道路で距離は約220キロ、

約3時間も走れば楽に徳島に到着します。夜食を食べ、コンビニで朝食を仕入れてから大会会場に到着、

受付は5時頃なのでしばし仮眠を取り、「受付を始めます・・」の声に起こされて5時過ぎにタックルの準備に取り掛かりました。

今大会も.かなかなの盛況。聞くと約120名の

参加だそうで、キス釣り大会もシーズン終盤

ながら本部には数多くの選手が集まって

朝の情報交換やキス談義。

暫くすると受付が始まり、参加費を支払い、

今大会は3人1チームで戦うので

チーム分けの抽選クジを引きます。

6時にいよいよ集合がかかり、

チーム順に並んで皆で大会のルール説明を

聞き入ります。

説明の中で昨日の下見では

全域でキスが釣れ盛り

殆どの場所ではピンの嵐だったとか。

一部では良型の連が続いた場所も有った

そうで、ピンの嵐の中での釣りは

もちろん苦手(~_~;)なので

私は良型の群れを求めて釣ろうかな・・

なんて思っていたらチーム毎に集まるように

指示され、整列しました。
私と同じチームになられた

磯ノ浦101尾会の永田キャプテンさんと

徳島麟友サーフの宮武さん。

お二人共にキス釣りのエキスパートで

足を引っ張ら無いか心配な程の腕前の

お二人ですが、「皆で頑張りましょう・・」と

仲良く挨拶。「何処に入ります?」

と聞くと永田さんは遠くまで走られる感じ、

逆に宮武さんは「すぐここで竿を出して

ダメなら動くわ」との事。

「では私は北側に歩いて昨日下見をされた

皆さんが多い場所なら釣れると思いますし、

その辺りでウロウロとしてみます・・」と

3人3様の作戦で散らばって戦う事になり、

お互いの健闘を誓っていたら出発の合図。

予定どうり永田さんは北に向かって早足で、

宮武さんはすぐ近くでクーラーを置かれ、

私は永田さんを追うように奥村さんと共に

北に早足で向かいました。

移動は護岸上を歩いて行けるので楽・・。

ディフェンディングチャンピオンのしおざきさん

も早足で北側へと共に移動・・

「今年も北端近くまで?」

「ハイ・・行ける所まで行って頑張って来ます」

と元気に追い越されましたが、私は奥村さんと

共に「今年は昨年良かった北端まで

行ってしまう選手が

多そうなので逆に中途半端な距離で釣る

選手は少ないかも、間隔が広く取れる場所に

入ろう・・」と1キロ近く歩いた所で護岸から

砂浜に降り、近くを見回すと・・

レインボーの岡野さんや北陸のカンちゃんさん、

そして日置さんや力石さんなど著名どころも

近くに居られ、皆さん昨日の下見で良い想いを

した選手が居られるエリアのようで、

私と奥村さんも

「この辺りなら間違い無さそう・・」と突撃。

「隣にお邪魔しますぅ・・」と岡野さんと

カンちゃんさんの間に入れて頂き、

早速10本針にイシゴカイを刺して代1投。

サビキ始めると早くも岡野さんが巻き上げを

始められ・・・
1投目からズラズラ・・と6〜7連もされましたが

型が小さくてマイクロピンの鈴なりに

岡野さんも苦笑・・。

距離は2色以内のようで、

昨日の下見では5色以上投げても

何も居なかったとか。

私はと言えば投げ込んですぐに沈みテトラに

仕掛けが掛かり、それでも変なアタリが出て

巻き上げると・・何とメジナ(グレ)の子供が

ダブルで掛かっておりガックシー・・

「私の前には沈みテトラが有って

根がかりしますわ・・」と岡野さんに告げると、

「なので僕はそのテトラを避けて

ここに入ったのですわ・・テトラの際には良型も

居て昨日は良く釣れたし・・」と言われ、

いきなり入る場所を誤った形ですが、

使っている天秤が愛用の砂紋バスターですし、

1〜1.5色の間に沈みテトラの帯が見えて

いますが、その奥や手前は綺麗な砂地で

コントロール良く攻めたら砂紋バスターの浮力

でシモリも避けられて良型も望めそうと

この難しい場所を諦めず、もう一度攻めてみる

事にしました。

先ずはテトラの沖側から・・と砂紋バスターを

2色半に落とし、早く引いて砂紋バスターを

海面まで浮かせてテトラのすぐ沖側まで

引っ張って来て頃合を見て沈下させます、

そのまま砂紋バスターが「コツンッ」と沈み

テトラに接触した所で引くのを止め、

暫く待っていると・・作戦どうりに

沈みテトラの間に潜んでいる良型キスが

出て来たようで・・・「ゴンゴンゴン・・」と

かなり良型のキスのアタリが連続。

「やっぱりテトラの中には良型が多く

居てエサを食いに出て来るみたい・・」と

暫く追い食いをさせ、

いよいよ巻き上げ開始。
見えて来たのは思わぬ良型の17センチ

程度の4連。(^^)v。

「いい型が来ましたぁ・・」と喜んでいると、

カンちゃんさんも岡野さんも一寸驚かれた

様子で「その型の1匹だけでさっきの私の7連

のキスよりも重いのと違うかな・・羨ましい」と

言われ、嬉しさがこみ上げて来ました。

その後はテトラ帯の少し奥側に投げては

テトラ際まで引き、アタリが出たら一気に

巻き上げ、砂紋バスターの高浮力を生かして

テトラに仕掛が掛かるのを避け、海面を滑らす

ように回収。

仕掛がテトラに近づくまでにピンの群れに

遭遇してしまうと。こんなマイクロピンが

殆どの針に掛かってしまい、

いくら数を釣っても重量が増やせません(~o~)
お隣でカンちゃんさんも「良型が欲しいのう・・」

と言いつつマイクロピンの嵐に

苦笑いされますが・・

さすがに名手、ピンも毎回私よりも確実に

数を釣られて

少しづづでも重量を増やせて行かれます。

岡野さんはもっと凄く、ピンのみながら

殆ど6〜7連で怒涛のように数を釣られ、

数ではどんどんと引き離されますが、

私の場所ではテトラに邪魔されて

距離は引けませんので数は釣れません。

しかし、その後も良型のみに狙いを定め、

針を金玉付きの6号にして

エサも大きめに射し、今度はテトラの手前の

狭い範囲も探ってみると・・・・

何とテトラから波打ち際

までのほんの10メートル程度の距離の浅い

所にも良型キスがテトラ帯の中から出て来る

ようで・・またBGBGBG・・と

良いアタリが連続。


今度は20センチの良型2匹を含む7連で

してやったり・・。(^^)v

特に金玉付きの仕掛が今日のような曇天、

そして黒い砂の浜では目立ってかなり

効く様で、周りの皆さんはピンの数釣りを

楽しまれている中、私の仕掛にはピンは

殆ど掛からず、

16から20センチの良型が

単発〜3連程度でしたが

あまり素針は引かず続きます。
しかし・・岡野さんもさすがに

トップトーナメンター。

「私にもようやく良型の3連が

来ましたよ・・」と嬉しそうに見せて

くれましたので聞くと・・「塩チロリを

投げたら一発でこんな型が来ましたよ」と

教えて下さり、「良い型ですね・・私は塩チロリを

持参していないので羨ましいですが、

やっぱりチロリは良型に効くようですなっ」と

感心していると・・今度は後方で

カンちゃんさんの歓声がっ。

「私にも良型の3連ですよ、しかも1匹は

23センチも有ります」と、とても嬉しそう。

聞くとカンちゃんさんも塩チロリを投げたら

一発でこんな型が来たそうで、

その後はお二人にも私以上に

良型が釣れ初め、

3人並んでテトラ際を丁寧に引いては

ガッツーンのアタリを楽しみ、

良型を釣っては称えあい、楽しい釣りが

続きます。

8時を過ぎると良型キスもなかなか釣れ続いて

はくれず、アタリが途絶えますが、

ピンはポロポロと釣れ、退屈はしません。

ピンと遊んでいると、また良型の群れが戻って

来て1人が良型を釣ると、隣でもまた釣れ、

良型の群れが居るタイミングを逃さないように

注意しつつ釣り続けました。
もう殆ど納竿時間が迫った10時前。

潮が引いてテトラの手前では食わなくなり、

テトラの横をギリギリに攻めて

砂紋バスターがテトラに当たった場所で

待っては良型を掛けるシビアな釣りが続きます

が、キスの活性はとても高く、

居たら良型はもちろん、マイクロピンまでもが

大きめの針を丸呑みする程。

周囲が仕舞い始めた最後の1投にも

私とカンちゃん揃って20センチの良型を

仕留め、気分良く納竿となりました。

本部に戻ると・・奥村さんの入った場所は

ピンの嵐だったようで・・(~o~)

それでも100匹程度も釣って

おり、700グラム程度

の成績でした。
くにさわさんの釣ったキスはもっと小さく、

数は150近く釣ってましたが、

ご覧のとうりでくにさわさんも700グラム強の

釣果。計算すると1匹5グラムにも足らない

キスばかりで

「アタリも判らないキスが多かった・・」

と嘆いてましたが、久しぶりに数釣りを

堪能した様子。くにさわさんのキスは

全部私にくれましたが、

料理したら最大でも9センチで中には4センチ

なんてもの居て良型は皆無(~_~;)

煮干にするようなサイズのキスは

カラアゲにして美味しかったですが、

料理が大変でしたぁ・・(~o~)
徳島協会の塩田さんはさすがに地元の浜を

知り尽くしておられ、150匹以上も

釣られて余裕の表情でした。
くまさんもくにさわさんや奥村さんと

同様の釣果。

「遠くまで行ったのにピンのみでしたぁ・・」と

苦笑いしつついつもの冗談で

周囲の皆を笑わせてくれていました。
私の釣果。周りの皆さんに比べると数は全然

でしたが、20センチ前後のキスが

18匹居たので結構重量が稼げ、

検量の結果914グラムでしたっ。
検量は重量メインで行われましたが、

数の部も有り、数を沢山釣ったと自信が有る

皆さんが名乗り出て、一斉に数を数えて行き・

rinさんも参加。皆さん150匹以上も釣って

おられ・・
結果rinさんは174匹も釣って

数の部準優勝。おめでとうございました。
でっ数の部優勝は189匹で

さすがの西向報知名人が獲得されまして、

表彰を受けられ、がまかつさんから

大きなトロフィーも贈呈されました。
重量の部優勝は吉永高地協会長で

何と2.3キロも釣られて凄い・・

昨日の下見で良い場所を見付けられ、

BGBGだったようで、同じ場所で今日も同様

に釣れたとか

吉永さんの居られたチームは3人合計で

5045グラムでチーム戦も優勝でした。

個人重量の部の上位4名が2キロ超え。

特に5番、6番テトラ前

あたりには良型が多かったそうで

上位入賞者の多くはこのエリアで

釣られていました。
お世話になった徳島麟友サーフの田中さんや

経ヶ坂さんも

沢山釣っておられ、チームも準優勝でした。
rinさん、はるパパさんも好成績で3人合計

4キロ超えで3位を獲得されました。

初めての四国での大会でいきなりの

この成績は素晴らしい・・

おめでとうございました。
で・・私たちのチームは皆さん仲良く

中の上程度の

平均点?的な結果でお互い足を引っ張り会う

事無く、私も胸をなでおろしたので

ありました。(~_~;)

1匹でマイクロピン6〜7匹分の型のキスが

結構な数釣れてくれたのが幸いとなった

結果でした。
大会の最後はお楽しみ抽選会。

豪華景品が皆さんに複数頂け、

歓声があちこちで・・。

って事で徳島麟友サーフの皆さんにとてもお世話になりまして、楽しかった大会が終わりました。昼食はこの大会後のお決まりコースである

「徳島ラーメン」の有名店に立ち寄り満腹。(~o~)

帰路も周年渋滞皆無の閑散とした舞鶴若狭道なので渋滞も無く、奥村さんにハンドルを世話になって帰宅は4時。

キスの良型はフライ用のキスを以前から頼まれていた親戚に、

くにさわさんから強引(~o~)に手渡されたピンの山は美味しくカラアゲで頂きビアをゴクゴク・・・で一日が終わりました。

最後になりましたが、徳島麟友サーフの皆さんには今回も大変世話になり、本当にありがとうございました。ではっまた・・。