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9月2日 久しぶりの高浜釣行で楽々束釣り、ワームでもBGBG・・(~o~)の巻 

9月2日は代休がもらえ、朝方は野暮用が有りバタバタとしていましたが、お昼前からお役御免となってまた浜に向かいました。

最近は丹後半島や宮津、栗田方面ばかり行っていましたので今回向かったのは東に1時間程走って福井県の高浜町。

毎年9月になると超高速サビキでBGBGが楽しめる難波江白浜海岸から釣り歩く事にしました。

難波江白浜の南側には岬が有りますが、

数年前からその岬の先端部の山を削って広い

駐車場と公園が完成していました。
その高台に有る公園から

浜を眺めると、先日まで海水浴客が

溢れていた浜も9月になって閑散・・。

水の色も良く、今日もベタ凪。

丹後半島の秋キスはザザ波の日のほうが

楽しめますが、高浜のキスは

浜がとても浅いせいかベタ凪のほうが

良く釣れます。
9月はこの浜で毎年超高速サビキで

BGBGに、そしてワームでも釣れるので

楽しみにしつつ私も浜に車を

乗り入れて釣る事にしました。
本日のアイテムもいつもどうり。

砂紋バスター使用時でもノントラブルで

6色までは楽に飛ばせる

ADTさんの逆テーパースプールに

道糸は0.8号。

MgにRの組み合わせで

砂紋バスター27号、針数8本で

超高速さびきが本日のテーマ。

と言うのも砂紋バスターを使って超高速さびき

は私も始めて。砂紋バスターは一寸早く引くと

浮力が高く海底から浮き上がってしまいますが、

その浮き上がり始めるギリギリの速度でも

キスが食うのか、追って来るのか?と

楽しみにしつつイシゴカイを刺して

先ずは6色から引いてみました。

結果は1投目からご覧のとうり。

1秒でハンドル1回転、秒速80センチの超高速

サビキでもここの秋ギスは追って来て釣れるのは

数年前の釣行記でお伝え済みですが、

砂紋バスターが海底から少し浮いた状態となり、

仕掛けが完全に海底から浮いていても

ここのキスの追いは早く、まるで飢えているかの

よう。そこで・・

ヤマシタの「ワームバケU」を

イシゴカイと交互に刺して投げても・・
全部の針にイシゴカイを刺した時同様に

ズラリッと殆どの針にキスが掛かりました。

これも数年前の釣行記でお伝え済みですが、

さすがに全部の針にワームではかなり食いが

落ちますが、半分程度の針にイシゴカイを

刺しておくと、ワームにもキスがガンガンと

掛かるのは不思議・・。

ワームを8本針の4本に刺しておくと

エサ付けの手間が半分で済み、

50匹程度釣るのに1時間も

かかりませんでしたが、

あいにくジェットが我が物顔で目前を

走り回るので嫌になり、キスの型も小さいので

今度は若宮方面に行ってみる事にしました。
次に行ったのは若宮と三松の間に有る

テトラ帯が切れていて沖まで投げ易い場所。

ラーメン店の近くに車を置き、

浜に出るとここはシェットも居らず

海水浴客も誰も居らず閑散・・。

先ずは3色から手前の様子を・・と

またワームを半分の針に刺して

様子を見るべく普通の速度で引いて来ると・・。
こちらは難波江ほどにはキスの密度が濃くなくて、

中型は混じってくれますが、8本針に

3〜4連程度。

「この時期は近くしか居ないしなぁ・・」

と思いつつも、

また超高速さびきをすべく6色まで投げ込んで

糸フケを取ると同時に・・・BGBGBG・・と

良型の群れのアタリがっ(~o~)
予想に反してこちらでは5色〜4色半に

17センチ程度で型が揃った群れが

待っていてくれ、それも活性が尋常で無い程

高く、毎回糸フケを取ると同時に

BGBGBG・・・で10メートルも引くと

ワームもイシゴカイも

関係なしに全部の針にキスが掛かり、

久しぶりにチョイ投げ以外で中型の

ズラズラ・・が楽しめる展開。
時には18〜19センチのキスも居て

このサイズなら5色以上先でも

砂紋バスターがガンガンとアタリを

伝達してくれ、辛抱堪らず

早めに巻き上げを開始するも

4連、今度は6連と、どんどんとクーラーに

キスが貯まり、難波江での釣り開始から

2時間半で束釣り達成。

秋の高浜方面は凪でさえあれば

毎回のように束釣りは楽勝ですが、

昨年までの秋ギス釣りでは

4色〜3色でピン混じりに・・の

釣りでしたが、今回は遠投で中型が

多く群れていてくれ、かなり楽しめました。

そして、「100匹釣ったし、今夜は夏バテ対策に

南蛮漬けでビアをゴクゴクゴク・・とやるかぁ・・」

と残りエサを海に流して帰ろうと

なぎさに立ち、足元を波が洗った瞬間・・

波で砂が少し掘れて、

砂の中から沢山出て来たのは

何と・・小さなハマグリが数個転がっていました。
試しに周囲の浜を、

手でほんの5センチ程度掘ると、

出るわ出るわ、波打ち際の砂の中に

とても密度濃くハマグリの小貝が

潜っていて、波打ち際で砂を掬うだけで

沢山の子ハマグリが・・。

「これは味噌汁に入れると、とても美味しいし、

少しばかり採取して帰ろう・・」と

5分ばかりなぎさで貝掘り。(~o~)

釣れたキスと共にクーラーに収めて

帰りましたが、以前、北陸の千里浜なんかで

ハマグリが沸いた話は聞きましたが、

高浜でも採れるとは・・今日は意外なお土産も

持ち帰りました。
帰宅してクーラを洗っていたら、

もうすぐ2才になるチビトラワンが

早速走り寄って来まして・・

「キスを下さい!(^^)!」

「今日は沢山釣れたから3匹食わせてやる」と

食わせてやりまして・・
本日の釣果。

難波江と若宮の近投では

ピンが絨毯のように居ましたが、

後半は遠投でのみ中型を釣りましたので

結構良い型が、天麩羅にしても良さそうな

キスが多く混じりました。

これは全部南蛮漬けで美味しく頂き、

ビアもゴクゴク・・・。

そしてホロ酔いした後は・・
ほんの5分程、なぎさを手で掘り返すだけで

簡単に100個以上も採れた小ハマグリを

海水と共に持ち帰り、

2時間程砂出しさせておき、

夏野菜と共に味噌汁に。

小ハマグリのとても美味しいダシが出て

娘たちも味噌汁のおかわりを連発(~o~)

本日の晩ごはんは夏バテで弱りかけた体に

かなり効きそうなメニューでしたっ。

「キスは少し飽きたので次回も小ハマグリを・・」

と家族全員から嘆願するように

言われたのは閉口しましたが・・。

って事で、今回ものんびりと平日独り釣行でしたが、高浜方面の秋キスは今年も例年どうりの釣れっぷりで楽しめました。

これから10月中旬までは超高速さびきでもガンガンと追って来ますし、砂紋バスターを海底と擦れるかどうか、ギリギリの高速さびきで

引いている最中に中型が追って来て食った瞬間のアタリはかなり強烈。とても楽しめます。また、今回の釣行では

ガッチョとフグが1匹づつだけで外道が殆ど居ませんでした。高浜は元来、外道が少ない海域ですが、他の場所が外道わんさか・・なので

それだけでもかなり快適にキス釣りが楽しめます。ではっまた・・。