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8月22日 ちいむ投げ北に久しぶりのTV取材が入り、箱石海岸で収録してもらいましたっの巻 



8月15日、午前中の仕事を終え、暑い車の中で弁当を食べていたら、神戸のテレビ局、「サンテレビ」のビッグフィッシィングと言う

番組で釣りの解説キャスターを努められている←今井さんから入電。
「以前にもテレビ収録をお世話になった今井です、今回もキスの数釣りで日本海側でのキスの数釣りの取材をさせて下さい」との事。

詳しく聞くと、放映日は9月初旬との事で、初秋におけるキスの数釣りがテーマとの事。「9月初旬放映って事は・・時間が無いぞ・・」と

取材日を問うと、「編集作業も有り、今月中、出来たら今週の日曜でお願いしたいのです・・」との事。

「そうですか・・急な話ですが、今週末なら私は地元の浜でキスを釣ろうと思っていたところですし、

メンバーも時間が取れる人は数人集まってくれると思います・・.」と返事し、

上ちゃん、OBさん、トキねぇさん、くにさわさん、マコちゃん、ADさん・・とチームのメンバーに次々と連絡し、

半ば強引(~o~)に頼み込んだ結果、チームからは上ちゃん、奥村さん、OBさん、天満のもりさん、トキねぇさん、ADさん、マコちゃん家族、

そしてゲストとしてTamuraさん、マスターズサーフの高橋さんも集まってくれる事になり、

急なお願いながら日曜の用事を変更したりキャンセルしてでも快く集まってくれるメンバーの好意に感謝しつつ

ホッと一安心。

しかし・・メンバーは揃ったものの、問題は釣り場。今年はまだまだ猛暑続きでお盆を過ぎても

浜は海水浴客であふれ、賑わっている状況で22日の収録日に投げ釣りが出来る浜は限られています。

加えて海水温がとても高く、キスは波打ち際でピンがパラパラ程度の浜が多く、しかも外道のチャリコにガッチョ、カワハギなどが

わんさかと沸いている状況で、「取材は受けたけど・・仕事で下見も行けないし、何処に行くべか・・」と悩む事しきり・・で頭を抱えます。

しかし、そんな逆境下でも力になってくれるのが心強いメンバーの皆で、急な話を皆に頼んた上に、

私が取材前日の土曜も仕事で下見に行けない事情を話すと、

「そうか・・ならワシは由良や琴引浜に行って来るわ」と上ちゃんやTamuraさんが金曜までに浜に走ってくれる事になり、

くにさわさんは、単身赴任先から金曜の夜遅くに自宅に戻ってくれ、疲れも取れない土曜の早朝に

「私は箱石を探ってみます・・」と下見をしてくれる事になりました。

テレビの取材スタッフには「前日の午後一番には釣り場を決めますのでギリギリまで待って下さい、ご迷惑をお掛けします・・」と連絡し、

土曜のお昼休みに上ちゃんに連絡すると・・「由良は絶好調、何処でもバコバコで針の数だけ釣れる、けど、海水浴場のブイは未だ

撤去されていないし、泳いでいる人も多いので早朝しか釣りは出来ないし投げられる場所や駐車場所も限られると思う」との事。

「琴引浜は?」と問うと、

「水温が高くてパラパラ程度、毎年良い型が出る時期だけど今年は未だみたい、チャリコも多くて苦労しそうだわ・・」との返事。

残るはくにさわさんの下見の結果待ちの状況となり、心配して待っていると・・「箱石はまずまずで40匹程度釣れました、

最近までの、「近くでピンがパラパラ」・・の状況では無く、4〜5色で15〜17センチが揃い5連とかも有りましたよ」との事で、

もう迷っている時間も無く、「なら、箱石で決まり、皆に連絡するわ・・」と先ずは取材スタッフに連絡し、

上ちゃんやトキねぇさんが皆に次々と連絡をしてくれ、日曜の朝4時にスタッフが宿泊するホテルに集合する事を伝達してくれました。

トキねぇさんは全員のエサの手配までしてくれ、一致協力で支援してくれるメンバーの好意に感謝・・。私も土曜の仕事を何とか早めに終え、

午後9時には帰宅、タックルの準備をしたりしていたら取材前の興奮と言うか「もし釣れなかったらどうしよう・・」と考えると結局寝られず、

殆ど仮眠した程度で深夜の2時半に自宅を出発。くにさわさんを迎えに行き、取材スタッフが待っているホテルに4時に馳せ参じました。

ホテルに到着すると、すでにメンバー全員が待っていてくれ、スタッフもスタンバイ完了。

近くのコンビニで飲料水と朝食を購入していざ出発。未だ真っ暗で星がまばたく状況下、マコちゃんのマイクロバスを含む

6台の車を連ねて箱石浜に向かいました。

未だ真っ暗な中、箱石浜の砂丘の中を歩き、

浜に出ると、ようやく明るくなって来ました。

先客は誰も居らず、ダダっ広い釣り場が

貸切状態で待っていてくれました。

やはり今日もベタ凪で風も無し。高水温で

キスには決して良い状況では有りませんが、

カメラのセッティング作業中に

皆で思い思いのポイントに散らばり、

タックルの準備をしてゆきます。
そして午前5時、朝日が昇って撮影可能となった

時期を見計らって投げ込み開始・・・。

しかし・・未だ薄暗い内は涼しくて快適なものの、

アタリも無くてチャリコやフグが掛かるだけで

皆が首をかしげる状況。

私は昨日くにさわさんが探っておいてくれた

ポイントまで歩き、皆の様子を伺いながら

ユックリと準備し、先ずは仕掛けの

セッティングからチロリを針に刺している

ところまでも真っ暗な中、照明ライトで

照らされつつ撮影を受けながら収録スタート。

カメラマンが注目されてシッカリと撮影されて

いたのはやはりと言うか、予想どうりに

いつも使っている

「砂紋バスター」(~o~)

その特徴を聞かれつつ質問に答えながら

ようやく投げ込み体制が整い、

疲れた体にムチ打ってふらふらと第1投。

トキねぇさんの隣に行ってさびきつつ

「どう?」と問いますが、

「何も・・」とトキねぇが首をかしげるので

「また怪電波を発して自爆かいなっ」と

不安に思いつつ先ずは

5色に投げ込んだ仕掛けを

そろそろと引きますが・・・4色までは無反応。

隣で奥村さんが単発で

中型を引っ張って来たので

キスの存在は確認出来ましたが、

活性の高い群れが回遊している様子も無く、

ジビジビと引いていると、3色半で明確なアタリ。

しかし・・追い食いの様子も無いので仕方なく

回収すると、単発で15センチが1匹。

それでも本日初キスなので撮影してもらい

ましたが、連で掛けた映像が必要ですし、

即移動となり、

箱石の岩場方向に向かって少しづつ移動

しながらカメラを引き連れて皆で釣り歩きます。
そんな中、1投目してから200メートル程東方向に

歩いたあたりでようやく群れを捕捉。

くにさわさんの竿先にもキスのアタリが連続して

出ている様子が見え、スタッフの駆け寄って

アタリで震える穂先や回収までの様子を

くにさわさんに張り付いた状態で撮影。

カメラを向けられると緊張するもので、

キスをバラしたのか2連程度でしたが、

周囲ではADさんやOBさんも2〜3連で

釣り始め、日が高くなると共に

キスの活性も高まって来た様子。

私もまたチロリを全部更新し、

また6色に軽く投げ込んでさびきから

アタリの出るところまで撮影され、

緊張した表情を和らげるようにと指示され

苦笑しながらさびいていると・・ようやく4色半で

良いアタリが連続。回収にかかると、

ガッつりと重みが感じられ・・

「もしかしてチャリコの連では・・

いやっアタリはキスでしたがっ」などと

話しながら収録をされつついよいよ仕掛けが

見えてきて・・。
巻き上げると・・

「やったぞ、ようやく5連じゃ〜っ」と

ほっと一安心。

カメラマンさんも安堵の表情でようやく肩の荷が

降りてきて、緊張しつつも嬉しそうな表情で

5匹のキスをぶら下げているところを撮影して

もらいました。6時を過ぎた頃、キスは

にわかに活性が高くなり、

あちこちで4〜5連で釣れ始め、

カメラマンも上ちゃんの取り込みの様子や

またくにさわさんに駆け寄って・・と

大忙し。(~o~)ようやく賑やかな収録の状況と

なりまして・・緊張していた皆も

いつものように冗談を飛ばしながら

いつもどうりの表情で撮影に応じられる状況と

なって来ました。
私もようやく窮屈な釣りから解放され、

2連続で5連。キスはピンは殆ど居らず、

釣り易い中型ばかりが揃いました。

20センチを超える良型は残念ながら

このベタ凪の状況下では期待も出来ず

居ませんでしたが、くにさわさんの下見報告では

「シモリの際では25センチも出てましたよ・・」

との事。そっちに浮気をしようかなとも思い

ましたが今回のテーマはあくまでも数釣り。

砂紋バスターを使ってのキス釣りの様子を

ジックリと撮影してもらいまして・・。

一寸硬めにチューニングしておいた

砂紋バスターと組み合わせた天秤の

具合も良く、アタリが有ればキスがキッチリと

掛かる状態でアタリの数だけ確実に

キスが乗り、収録をされつつも楽しめました。

くにさわさんも隣でまた4連。

後方で、今日は何故か不調な

トキねぇさんとTamuraさん、奥村さんが

首をかしげていますが(~o~)、

「トキねぇ・・今日もキス散らしの

怪電波を発しているでっ

近寄るなよ・・」「ほんまですなっ、Tamura

さんと奥村さん、もしかしてマコちゃんまでが

感染して素針ばかり引いてるでっ、

早く離れるように言わなくては・・」と

連掛けで釣れる状況を収録してもらった後は

くにさわさん、上ちゃんと共にかなりマッタリモード。

そんな中、ADさんの竿にカンパチの子供が

掛かって釣れてしまったのを撮影されたり、

マコちゃんの息子さんの瑞基君にカメラが

張り付くと・・キッチリと4連もしたりして

浜は賑やかに。しかし・・8時前にはとても

暑くなってとても釣りを続行する気力も

失せる程の猛暑。「そろそろ収録も十分ですし、

釣果を並べて下さい。」とカメラマン氏から

注文が出て・・
各々釣ったキスをマットの上に並べてゆきます。

それをスタッフの方が綺麗に並べ、

整理してみると・・約2時間半の釣りで

早朝は渋かったものの、その後皆が

3〜5連で釣ったので

100匹程度のキスが集まり

まして・・
炎天下の下、全員の釣果画像の撮影も

滞りなく終わりました。
太い、期待していた25センチなんてキスは

この状況下では出ず、殆どが14〜17センチ

ばかりで良型は箱石のシモリ際しか

期待出来ませんが、

今日は浜のみで収録したのに

ピンが殆ど居なかったのが救いで

天麩羅サイズのキスが揃いました。

皆で質問や撮影を受けながら

ローペースで釣った割には

意外と数が出てまずは収録成功。

最後に全員集合して釣果を並べたマットの前で

ラストシーンを撮影してもらって無事、

8時半に収録が終わりました。

猛暑の下、もしキスが釣れてくれなかったら

お昼位まで収録が続いたりした場合、

熱中症となりそうな天候、そして気温でしたが、

幸い、何とか朝方の2時間と少しの時間で

収録が完了し、炎天下での釣りを

強いられなくて幸いでした。

それでも車に戻るまでの砂丘の中の野道を

引き上げる頃には気温も35度近くにもなり、

汗だくで撤収。

暑い中、本当にお疲れ様でした。

って事で心配事だったひさしぶりのテレビ収録も無事に、そしてまずまずの釣果で終わりまして、

胸をなでおろしているところです。

放映日や放送局、内容はこちらで。↓



今回のテレビ収録では受けたものの、下見を始め、私が時間が取れなくてあたふたしましたが、

チームのメンバーがとても精力的、そして協力一致で成功させようと快く集まって頑張ってくれまして、

本当にありがたく心強い・・。猛暑の下、チームメンバーの皆さん、本当にお疲れ様でした。

←オール阪神さんが番組の中でどのようなコメントをされるのか楽しみですわ〜っ。(~o~)

さてっ、チーム投げ北一番のイヘント、「投げ北秋祭り、キス釣り大会」も

1ヶ月半後に迫りましたが、次回も皆でWWGGと試行錯誤や失敗をしつつも楽しく成功させられたら・・と

思いつつ帰宅しました。ではっまたっ。