2010年釣行記
6月6日 ようやく北近畿にもキスの接岸本格化、泊と由良で入れ食いを楽しみましたっの巻 

6月6日は当初ダイワスーパーバトルカップの富山大会にチームからワテ一人で参戦予定でしたが、あいにく前夜も遅くまで残業・・(>_<)

メンテ契約をしているお客さんから緊急の仕事が舞い込み、結局帰宅が11時を過ぎてしまい、遠征は断念。

大会の合間なので地元でキス釣りを楽しむと言う

天満のもりさん、トキねぇさん、じぃ〜じさん、上ちゃん、奥村さん、Adworkさんと同行する事になりました。

翌朝4時。トキねぇさんからモーニングコールをしてもらい、眠い目をこすりながら出発し、先ずは自宅から15分の由良の浜に向かいました。

夜明けの由良。未だ寒い程の気温で、浜は

中央のマンションの裏より東側は

相変わらず砂の侵食が激しくて

去年の秋に砂を移動して浜を復活させる工事

が終わったばかりなのにまた冬の大波で

砂が何処かに流されてしまっており、

海岸はご覧のようなありさま。

護岸がむき出しで浜は以前同様にやせ細って

投げるスペースも狭くなっていました。

「各々3投程度して釣れなかったら

即移動じゃっ」と決めて投げ込むと・・
先ずはじぃ〜じさんが中型の連でキスを

引っ張って来て良い感じ。

キスの接岸が遅れていた由良もようやく開幕

してくれたようで、今後は次々とキスが接岸

して楽しませてくれそう・・。
天満のもりさんも4連で一寸小さめながら

良い感じ。シーズン初期の由良は小型も多い

ですが、接岸が始まると数は折り紙付き。

皆で、(トキねぇさんを除いて)

WWGGと暫し数釣りを楽しみ、

次はADさんの友人が

先日BGBGをしたと言う情報

が入った伊根町の泊に向かいました。
泊の浜もキスの接岸は早く、丹後半島では

後ヶ浜に次いでキスの接岸が

始まるところ。特にシーズン初期にまとまって

数が出るので楽しみにしつつ皆で散開して

投入開始。暫くすると・・・

ほんの2色付近から突然「ブルルルルッ」と

良型キスの気持ち良いアタリが

Tipe-Rの穂先を揺らしてくれ・・
いきなり20センチ級が朝の挨拶をしてくれ

ました。すぐ隣では・・・
ADさんも良型の3連と良い感じ。

3日前には友人が60匹も釣られたそうで、

また楽しみにしつつ投げ込むと・・

今度はダブルで20センチがっ・・と

ほんの2色程度でこんな型が

砂紋バスターに

激信をくれると、仕事のストレスもどこへやら。
後方で私達の釣りを眺めていた地元の

おばさんは「昨日は一人100匹も

釣っていた人がいたよ」と教えてくれ、

しばしBGBGを

味わいましたが・・・。

暫くすると潮が引き初め、

1色以内の海底が透けて

見えるようになると、キスの群れも去って

アタリは散発に・・。

しかしここでは各々、(トキねぇさんを除いて)

キスの快信を味わい、

引き方や天秤を工夫する事で

手前で良型キスが来てもバレは少なく

かなり楽しめました。なのにトキねぇさん

「だけ」には・・全くキスが掛からず、

「今日はトキねぇの機嫌が

いまいちなのかのう・・」

「いんや、いまいちどころではあるまい、

先日のダイワの鳥取大会で

自分が1回戦落ちしてモリさんがブロックを

ゲットしたのが余程悔しかったのだと思うぞ、

ADさんが「目の奥は笑って無かった」と

忠告してくれたとうりじゃっ、怖い

キス散らしの怪電波が

また復活したのう・・

しかも今まで以上に強くて完全に

自己感染しとるのがな・・・」

「さっきまであんなに良いアタリが続いたのに、

トキねぇが隣に来たら全く釣れん、

離れて釣らんと素針を引くでっ」と

皆がささやき始め、もちろん怪電波の

発信本の本人には当然ながら
全くキスが掛からず、

こんなイシガレイやガッチョと戯れるのみ。

みんなでほいほいとキス釣りをしているのに

一人だけイシガレイを釣って

苦笑しているようなトキねぇに

近寄るとロクな事は無いのが

通例でありましてぇ・・

「何でキスを一匹も釣らずにイシガレイ

なんぞを釣るの?」と

皆で不思議がっていると、

早くもお昼近くになり、

マスターズサーフの高橋さんから入電。

聞くと由良でキス釣りを楽しんでいる様子で

「12時前に宮津に戻るので一緒に昼食を

食べましょう・・」と約束して宮津市内に戻って

高橋さんを待ちつつトンカツをパクついて

いると・・。また高橋さんから入電し、

「佐織さん、お昼前になってから

良い群れに当ってBGBGと良型が

入れ食いです。お昼抜きで頑張ります。」と

お昼ご飯キャンセルの知らせ。

ならば・・と私達も昼食後はまた

由良に戻って釣る事になりまして・・

今度はマンション裏よりも河口側に入ると・・

高橋さんが待っていてくれ、

早速釣果を見せてもらうと、

「お昼前から20センチオーバーばかりが

3連4連で入れ食いとなってすぐにこんなに

釣れました」と良型キスが一杯詰まった

袋を見せてくれました。

まるで落ちキスのBGBGのような

釣れ具合だったようで、ほんの2時間程度で

2キロ近くも釣れたらもう

お昼ご飯どころでは

無かった様子。

それを見て、また私達も竿を継ぎ、浜に散開

となりまして・・
マンション裏よりも西側は浜も広くて

テトラ際まで投げて探り・・・

3色まで引いていたらまたRの穂先に

良いアタリが連続。
いきなり4連でスタートしてその後は素針無く

型は小さめながらも入れ食い。

高橋さんが入れ食いさせたような良型の群れ

は去っていましたが、ピン混じりに中型キスを

皆でほいほいと釣りまして、遅れてやって来た

奥村さんも奥さんと共に2連3連、今度は

4連と足元でもキスは濃く、

数釣りを楽しみました。

しかし・・こんなに釣れるのにまたここでも

(トキねぇさんだけ)は蚊帳の外で

不思議な程に素針のみ。
皆がこんな感じで砂紋バスターで

キスの快信を楽しみつつ3連4連と釣るのに、

トキねぇの仕掛けに「だけ」はアタリも

カスリもせず、

小針にユムシを刺して投げているのと同様の

ありさまで全くキスが見向きもしません。

とうとうトキねぇも諦めて砂浜にへたり込み、

あまりの悲惨さに見かねて

「トキねぇ・・キスを釣る時はココロ沈めて

冷静に釣らんとキスが嫌がるぜよ」と

言いつつキスが居そうな場所で仕掛けを

止めて食うまで待つように

言うと、トキねぇも素直?にユックリ、

粘り強く引き初め・・・

暫くして「あっアタリがっ、今日始めて

アタリが出たっ」と苦渋の表情がパッと明るく

なりましてぇ・・
巻き上げて来ると、小さいながらも連でキスが

トキねぇの仕掛けに掛かっておりまして。

「やっと釣ったがなっ」と皆は安堵のため息。

ようやくトキねぇも、釣り開始から

6時間以上経過後にキスを手中にしまして

「ほなっ帰ろかっ」とトキねぇが釣ったら

即納竿となりましたっ。

皆は、「トキねぇが釣るまで帰られへんなっ」

と辛抱していたようですなぁ・・。って事で、長時間のキス釣り、お疲れ〜っでした。


↑は今日のワテの釣果の一部です。良型は殆ど泊での釣果で午後からの由良では干潮の時間帯で良型は去り、ピンが多く混じりました。

良型は一旦塩焼きにしてから薄くバターを塗ってまた焼き目を付ける程度に焼いて塩バター焼きに、ピンはから揚げでと

冷たいビアで美味しく頂きましたっ。次回の釣行(大会)ではトキねぇのスランプが解消して本日のような怪電波を発しませんように・・

トキねぇもろとも、共倒れにならん事を祈るばかりですわぁ・・ではっまたっ。